No.7ベストアンサー
- 回答日時:
蓄積に関してご質問がありましたので、再度出てきました。
生体に蓄積する物質はあります。人間(生物)はいろいろな代謝酵素を持っていて、ほとんどの物質は代謝され、あるいはそのままの形で排出されます。ただ、代謝される速度が非常に遅い物質があり、これを継続的に摂取すると、少量ずつの摂取でもやがて毒性が出ます。代表的な例はPCBです。ただ、代謝されず蓄積することは動物試験でわかりますので、そういう物質は添加物として認可されないはずです。動物実験では人間に近い代謝酵素系を持つ動物でも試験を行っていると思います。
蓄積の話とは別ですが認可について一言。食品添加物として許可されているものは、食品衛生法の規定により、毒性試験が行われて「一応」安全性が確認されているはずです。つまり通常摂取する量では毒性が出ないことが確認されている、ということです。一応と書いたのは、
1.毒性試験が動物実験だけで、人体実験は当然のことながらされていないこと、
2.急性毒性はすぐに試験結果が出るが、何十年と継続的に摂取することによって(蓄積は無くとも)出る毒性があるとすれば、たいてい実験動物はそこまで寿命が長くないので実験できないこと、
3.過去に許可されていながら後に禁止になった添加物の例はたくさんあること、
4.薬害エイズの例などを見ると、厚生省は信用できるか?ということがあるからです。(ただし大多数の添加物は、欧米でも科学的根拠によって認可されています)
2.の問題を考えると、古くから使われている実績のある添加物のほうが、最近認可されたものよりはデータがあるぶん、少しは安心と言えるかもしれません。ただ胎児への影響や、次の世代への影響などは試験されているはずです。
私の結論として、何が何でも「絶対取らない」というところまで気にする必要は無いんじゃないかな?と思います。pooh66さんのように安全な食材だけを使って生活できる方はともかく、ほとんどの現代人は添加物から逃れることは不可能でしょう。それこそ気にしすぎていたらノイローゼになります。
もちろん、添加物は取らないに越したことはないものだと思いますが、「健康のためには死んでもいい」という冗談のようにならないように、バランス感覚が大事だと思います。いくら添加物に気をつけていても、「オーバーカロリーで糖尿病になった」とか、「保存料に気をつけていたが、悪くなったものに気がつかなくて食中毒になった」では意味がありません。食生活全体に十分気を付け、その中で添加物についても避けることができるものは避ける、でいいんじゃないかと思いますが、いかがでしょう? 長くなってしまった。
もう一度お返事をくださって、ありがとうございます。
説明がとてもわかりやすくて、大変勉強になりました!
kumanoyuさんのおっしゃる通り、日本の厚生省はイマイチ心配(^^;)
海外で禁止されてからも平気で許可している添加物もあるんですよね?!
お気づきかもしれませんが、わたしは添加物に対して十分な知識がありません。
にもかかわらず、強い調子で添加物絶対反対を唱える本を結構読んだので
恐怖だけ先走ってしまっいたところもあると思います......(^^;)
だから今回噛み砕いて教えていただいて、ノイローゼにならない程度に
自分の生活でできる範囲で気をつけていこうと思いました(^ー^)
ただ、恐怖の洗脳(大げさですが)が解けるのには
まだちょっと時間がかかっちゃいそうです。
No.6
- 回答日時:
完全に避けるのは無理でしょうし、あんまり細かいことを
言うと何も食べられなくなりそうですので、
まあ、自分でできる範囲で避けてます。
なるべく、無添加か、少なそうなものを選んで買って
食べてます。
摂取量はそれなり(?)に減るはずですからね。
この気楽さなら精神的にも追い詰められません(^^)
お返事ありがとうございます。
自分のライフスタイルと覚悟に適した、やりすぎでない
ほどほどの程度で避ける・減らすということが
とりあえず一番手軽で手っ取り早い防衛、ということでしょうか(^^)
terra5さんのおっしゃる通り、精神的に追い詰められたら
意味ないですものね(^^;)
No.5
- 回答日時:
皆さんのご回答を見ていて、あまり気にしない、という方が多いのでビックリしました。
私はpekobanbiさん同様、ものすごく食品添加物に対しては気にしているのですが、こちら側の人たちの方が少数派なのでしょうか・・・?
添加物は取らないで済むものなら取らないほうがいい、というのが私の考えです。
今や、まったく無添加の食品などないといっていいのでしょうが、それでも、一生懸命なるべく無添加の食品を探しています。
生協に加入していますので、そこからはかなり安全面では優良な商品が手に入っていると思っています。
基本的には、外食やお惣菜は一切しない/買わない。
安全な食材を探し、家で料理を作って食べる。
これでかなり安全な食生活になっているかな、と自負しております。
私自身も気になりますが、小学生の子供がいますので、子供の体をしっかりと作りたいという親心もたくさん含まれています。
ファーストフードはほとんど子供には食べさせません。
スナック類、炭酸飲料、ジュース、そういった物もです。
今はまだ親の監督下にいますので大丈夫ですが、数年後は、友達とコンビニでコーラ片手にポテトチップスを食べている・・・なんていうことになるでしょう。
ただ、そういったことも、今の食生活がしっかりしていれば、何とか乗り切ることが出来るのではないか、とも考えています。
ファーストフードやきれいな色の食品、科学の味のする食品がおいしい、と思うような大人にだけはなってほしくない・・・これが今の私の願いです。
全然質問に対するアドバイスになっていないで申し訳ありません。
私がものすごく気にしている(決して、といっていいほど買わない)添加物は、
ソルビン酸Kなどの保存料・O色O号の着色料が使われている食品(pekobanbiさんと同じです)
コチニール(色素)
アスパルテーム(甘味料)
リン酸塩(不明)
亜硝酸塩(発色材?)
カラメル(色素)
グルタミン酸Na(化学調味料)
・・・今思い出せるのはこのくらいですが、原材料のところの表示がとにかくなるべく少ない物を購入するようにしています。
色の汚い、見た目の悪い物が好きですね(o^。^o)
ささやかな抵抗かも知れませんが・・・
お返事ありがとうございます。
pooh66さんのご意見、わたしとすごく近くて
やっぱりものすごく気にしている方もいらっしゃることを知り
少し安心しました(*^^*)
なるべく外食しない、お惣菜を買わないと徹底されているのはスゴイ!
体のことを考えたら、それがベストなんでしょうね。
お聞きしたいのですが、ご主人とお子さんは嫌がりませんか??
あ、でも何が何でも絶対食べさせないということではないということですから
そんなにご家族への負担もないですよね(^^)
コチニール、虫からとっていると知ってから生理的にアウトです(笑)
No.4
- 回答日時:
仕事柄、物質の毒性について調べることが時々あるのですが、結局どんな物質でも高用量与えれば毒になる、ということです。
極端な例ですが、エタノールでも細胞は壊れますし、高濃度の酸素も毒性を示します。つまり、体に悪いかどうかは物質にかかわらず、量や濃度で決まると考えていいと思います。もちろん、その量や濃度は物質により違います。
いわゆる毒物や体に良くないものとは、毒性を示す量(濃度)が少ない(薄い)ものです。どんな物質でも毒性を示す量よりもはるかに少ない量では心配する必要はありません。ただ、じゃあその物質の毒性を示す量が少なそうで、でもよくわからない場合はどうしたら良いのか? ここが問題ですよね。
可能なら避ける方が賢明かもしれません。自分の身は自分でしか守れませんからね。
ただ、今の時代、全く添加物を摂らないというのも不可能に近いですよね。何がどの程度までなら安全なのか、自分なりに調べて、防衛するしかないと思います。
ちなみに私は今のところ添加物は全く気にしていません。それよりもオーバーカロリーの方が切実な問題なので(笑)。
お返事ありがとうございます。
どんな物質でも毒性を示す量よりもはるかに少ない量では心配する必要がない
というのは、その物質は排出されるということでしょうか?
だったらいいのですが、もし蓄積されるのなら心配です。
それも物質によって違うということでしょうか......??
kumanoyuさんのおっしゃる通り、自分で調べて防衛するしかないですね。
No.3
- 回答日時:
えとですね。
絶対とるな、という意見ももっともです。
が、これは安全性のために食生活に不便を強いる覚悟のある人がやるべきことです。
たとえば致死量が3000mgである物質Aがあります。この物質は、pekobanbi さんが毎日1回食べている食品の中に1mgずつ含まれているとします。
この物質Aは、毎日少しずつ排泄される特性がありますが、1日あたり1mgは排泄しきれません。
このような状況において、体内に蓄積された物質Aが致死量に達するのにかかる日数が2万日だったとしましょう。
pekobanbi さんはこの物質Aの接種を避けるべきでしょうか?
この場合、意見は2つに分かれます。
・毒は毒。避けるべき。
・2万日といえば人間の平均寿命のほぼ2倍だから、気にすることはない。
この意見のどちらを選ぶかは、まったくの自由です。
健康体であれば接種しても何の問題もないでしょうし、たとえ健康体であろうとも、気にするなら摂らなくてもいいんです(もちろん病気になったりした場合は別ですが)。
ただし、中には少々極端な人がいて、「毒じゃないものはいくら食べてもいい」と考えている人がいます。
このような場合、「すべての物質には致死量がある」ことを知るべきです。水や塩でも、摂りすぎれば人間は死にます。
要は何事もほどほどが一番ってことですね(^_^;
なお、保存料などは農林水産省かどこかが安全基準値を発表していますので、それを調べてみるというのもいいかもしれません。
お返事ありがとうございます。
わたしは、できるなら添加物を絶対摂りたくないのが本音なんです。
食生活に不便を強いる覚悟も完ペキとは言えないまでも、あるつもりです。
だけど前の方へのお礼にも書きましたが
食生活にこだわりすぎると人付き合いに影響ありそうで......(^^;)
添加物は口に入れたら即座に危険性がわかるものではないからこそ怖いと
思っていたのですが、deagleさんのわかりやすい説明を聞いて
どっちの選択肢をとった方が幸せかなあと、一日中考え込んでました。。
No.2
- 回答日時:
私も添加物については一時かなり調べました。
どんなものを摂取すればどんな影響があるのかだいたい分かりました。でも、今の時代、添加物を気にしていたら生活できないし、あまり気にしすぎると食生活が窮屈になると思います。(周りの人からも変な目で見られることもあった)
要はあまり摂取しないようにすることと、添加物の害を少なくするものを同時に食べることしかできないと思います。
全く気にしない人も問題だと思いますが、まあ程々に気を付けていればいいんじゃないでしょうか。
お返事ありがとうございます。
そうなんですよね、徹底して添加物を避けたら
食生活は絶対すごく窮屈になりますよね。
今のわたしのようにいくつかの添加物を摂らないようにしただけでも
食べられなくなったものは結構多いです。
「周りの人から変な目で見られる」......
わたしはそれが心配で、添加物を実は相当気にしていることを
人には言っていないんです(^^;)
No.1
- 回答日時:
「気にするほうが体に悪い」
例えば、保存料を加えることによって、微生物による健康被害を軽減できるし、酸化防止剤によって、過酸化脂質の摂取の軽減につながるし、甘味料によって、砂糖の摂取も少なくすることができます。色をおいしそうに見せたり、調味料で旨味成分を強化することにより、食欲を増すというメリットもあります。酸素も、アルコールも、砂糖、塩などだって、ある面を見れば体に良いし、悪い面もある。
いちいち気にしていたらきりがないと思います。
それより、おいしく食べましょう。
お返事ありがとうございます。
おっしゃる通り、誰かに、というか売り手にとっては
利があるから使われているんですよね。
でも、添加物を気にする者には
人工の色がおいしそうに見えないし食欲も減退しちゃうんです(^^;)
ほんと、今の世の中いちいち気にしてたらきりがないんですけれどねぇ......
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