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薬剤師です。育児休業中に仕事で役立つ資格を取りたいと思っています。
栄養情報担当者(NR)もいいかなぁとおもいましたが、この手の類の資格は、国家資格ではないし、他の企業が認定している、サプリメントなど、NRと同じような資格もあります。一体どこでとればいいのでしょうか??認知度が高いのはNRでしょうか。NRですと、資格を取った後更新していくのは相当大変でしょうか?なんでも結構です、何かご存知の方教えてください。
またこのほかに薬剤師として持っていて有用な資格があれば教えて下さい。よろしくお願いします。
ケアマネージャー等もいいですよね。。

A 回答 (4件)

はじめまして。


私は大学病院から健康食品メーカーに転職した薬剤師です。
NRの資格、いいと思いますよ。

NRの認定試験は独立行政法人 国立健康・栄養研究所が行い認定しています。
行政改革によって独立行政法人化はしましたが民間ではないため公共性を強くおびています。
名前に「国立」と付いており、法律的には国ではないものの実質的には厚生労働省のもとで動いている機関と考えて良いと思いますし、NR資格も民間資格ではなく厚労省が主体となって進めている準国家資格的なものと言えます。

養成講座については民間団体が行っていますが、これは厚労省が示した「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフの養成に関する基本的考え方」の中で「組織・運営等が適正である民間団体が養成の実施主体となることが適切である」と述べられているためです。
ココでも厚労省の意向が反映されているわけです。

というわけで今月実施される試験が第2回と歴史は浅いものの、ただの民間資格よりはバックがしっかりしていると思います。
ちなみにtransfection99さんはNRを認知度が高いようにおっしゃってますが低いのでは?むしろ民間資格である食品保健指導士の方が有名だとは思います。

と、ここまでは前置きで(長い)…

私がNRをお勧めするのは健康食品の分野ではほとんどエキスパートがいないからです。
NRは、消費者に対して「健康食品」に関する適切な情報を提供することを主な業務とする者、です。
健康食品は一般食品と医薬品の中間に位置します。前者には管理栄養士、後者には薬剤師とエキスパートが存在しますが健康食品にはそれが存在しません。
医薬品ほどではないにしろある程度の効き目はあるので管理栄養士では役不足。
かと言って薬剤師や医師などは健康食品を見下すというか怪しげなものととらえるような風潮があると思います。
かくいう私も病院薬剤師のころDI業務をいていましたが、健康食品の類の問い合わせがあると資料はろくにないし怪しげなものも多かったので止めさせたりすることが多々ありました。

最近は健康食品ブームのご時世。マスコミの大げさな表現もあって全く知識のない消費者が健康食品に飛びつきますから怖いものです。
薬局に来られる患者さんにもそんな人がたくさんいるでしょう。
正しい知識を与え、相互作用もチェックできるような薬剤師が必要だと強く感じます。

実は私もNR試験受けようかと養成講座受講中です。
今からだと受講を締め切ってる養成講座会社もありますし(やってるところもいくつかあります)試験は来年になってしまいますが、講座はほぼ全て自宅でできるものですし、資格の更新も年に1、2回講習会を受ければすむ程度のものです。
栄養学は育児にも役立ちますし、NRオススメだと思うのですが…。
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。
とても参考になりました。
食品、健康食品などのものと医薬品の相互作用も理解できる、使える薬剤師になりたいと思います。
ご回答、心より御礼申し上げます。

お礼日時:2005/06/18 10:59

No.2です。

なるほど、会社が介護事業を展開していて、ケアマネジャーを優遇しているのですね。失礼しました。それでしたら、ケアマネジャーの資格を目指すのもいいでしょう。

ケアマネジャーは、なかなか合格できない人もおられますが、薬剤師は大学入試と国家試験を突破してきた、ある程度試験に強い人ですので、働きながらでも、本気で半年も勉強すれば、それほど難しくないと思います。実務経験の要件さえ満たせば、いつでも取れますよ。

ただ、私はケアマネジャーについてはかなり詳しく取材したことがありますが、本当はかなり奥が深い仕事です。薬剤師免許を持っていても、新卒薬剤師がプロの薬剤師としての仕事をしているかというと、少し疑問がありますよね。とりあえずケアマネジャーの資格を取れば、法的にケアプランの作成はできますが、薬剤師がプロのケアマネジャーとしての仕事をするのは、とても難しいと思います。また、本気でプロのケアマネジャーを目指すのであれば、薬剤師のキャリアとの兼務は難しいでしょう。仕事の中身が全然違います。

質問者さんの会社では訪問看護もされているそうですが、訪問看護には看護師の資格が必要で、薬剤師にはできません。薬剤師免許で看護業務はできませんから。訪問介護には法的な資格は必要ないので、誰でもできますから、訪問介護のことでしょうか。でも、法的に資格は必要ありませんが、いまは介護保険に関わる業務は、ホームヘルパーや介護福祉士のように介護について勉強した有資格者を派遣するのが当然になっています。ホームヘルパーの資格を取らないまま、薬剤師を介護に派遣しているとしたら、正直言って、いいかげんな会社だなあと思います。

勤めている会社の要求にあわせて、いろいろな資格を取っていくことは、ある意味経験になるし、損にはならないと思います。ただ、会社にとって都合のいい存在になるだけでなく、自分の個人としてのキャリアも見つめておくことも、一生働いていくためには必要じゃないでしょうか。目先の利益で会社の都合に振り回されるだけでなく、プロとしての自分を磨くことも大切にしてください。

ケアマネジャーの受験資格は、実務経験5年以上が必要ですが、それはつまり、5年くらいは実務経験がないと専門家としてはみなされないということです。

専門職で働いて3年もすれば、日常業務はそつなくこなせるので、専門家になったような気がします。でも、5年やると、その仕事の奥深さがもっと見えてきます。10年続ければ、さらに違った世界が見えてきます。

1年くらいのブランクであれば、確かに1月も経てば実技は思い出せると思います。ただ、薬剤師の仕事というのは、その程度の機械的な作業なのでしょうか。その先を理解できる、本物のプロとしてのキャリアを作っておくことは、やはり大事だと思いますよ。
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この回答へのお礼

こんにちは。
2度も書き込み、感謝しています!!ご多用のところ、どうもありがとうございました。
皆様のご意見を参考にして、本物のプロになるべく、生涯学習していきたいと思っています。
以前は仕事で基礎研究をしていましたが、薬剤師として働くようになり、子どもができたとき、使える知識が結構あったので、役立つなぁ、良かったなぁ、なんて思いました。

お礼日時:2005/06/18 11:04

考える順番を間違えておられるように思います。

いま育休中ということは、もとの職場に復帰予定ですよね。いまの職場では、どんな知識を持つ人が求められているのでしょう。また、転職予定なのであれば、将来どんな仕事をしたいのでしょうか。

どんな勉強や資格が役に立つかは、どんな仕事につくかで決まるので、資格を取ってもその方面の仕事に就かなければ、ほとんど意味がありません。

薬剤師は、資格がなければ法的にその仕事ができないので、かなり強力な資格です。それにプラスして有利な資格なんて、そうそうないですよ。プラスして有利なのは、資格よりも実務経験でしょうね。

サプリメントや健康食品に関する仕事をしたいなら、NRの勉強をするのはいいことだと思います。でも、資格として考えると、NRの資格なんてなくても健康食品を販売できます。健康食品販売の仕事に応募するとして、薬剤師であれば、農学部出身のNRよりも、NRを持たない薬剤師のほうが、恐らく喜ばれるでしょう。資格としての重みが違います。

同じ薬剤師なら、NRを持つかどうかよりも、健康食品関連事業の経験があるかどうかとか、人間性を見られるのではないでしょうか。

ちなみに、NRはまだ一期生しか出ていない(この6月26日の試験が2回目)ので、将来性はよくわかりません。一番速く資格を取った人がまだ1年ですから、更新は、まだした人がありません。ただ、いくつか乱立しているサプリメントに関する資格のなかでは、しっかりしているように見られます。

実は私は現在3期生の通信教育を受講中です。栄養については知らないことが多かったので、面白いですよ。でも、薬剤師が必要にせまられれば、この程度の勉強は独学でも可能じゃないかなあと思います。どちらかというと、栄養士さんがプラスアルファとして取りたい資格ではないかと思います。

ケアマネジャーは、資格がないとその仕事ができない仕事ではありますが、仕事内容は薬剤師とかけ離れています。薬剤師をしながらケアマネジャーをするというのは、ちょっと考えられません。介護保険に対応した調剤薬局なんてほとんどないし、介護福祉施設やホームヘルパーの派遣事業者が、薬剤師をわざわざ雇うことはないでしょう。

ケアマネジャーの仕事を本気でするとなれば、朝から晩まで利用者宅を回るなど、かなりハードです。また、利用者の様子を見て体調を判断するなど、看護師や介護福祉士出身のほうが仕事をするには有利でしょうね。さらに、ケアマネジャーは福祉関係の仕事の中では収入はいいほうですが、福祉関係はもともと給料がかなり安いので、薬剤師として働く方が、絶対に有利と思われます。福祉の仕事に強い関心を持っているのでない限り、薬剤師から転身する意味はないでしょう。

なお、念のため、ケアマネジャーを受験するには、薬剤師としての実務経験が5年以上必要です。

ということで、就職に役立つ資格として考えるなら、下手に関係がない資格を取るよりも、薬剤師の仕事を忘れないように、再教育セミナーに参加したり、学会誌を読んだりしているほうがいいと思います。

資格を考えずに、サプリメントに興味があるなら、NRの勉強をするのは、ムダにはならないと思います。
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この回答へのお礼

薬剤師とケアマネージャーはとても深い関係があります。私は調剤薬局勤務ですが、仕事の上で個々の患者さん宅をまわる訪問看護も実際行っておりますし、介護ショップ併設の薬局もあります。ということで必要に迫られてケアマネージャー資格取得を目指す薬剤師はたくさんいるのです。

今は、ただ薬剤師の資格を持っています、だけではダメなんです。研修に行って、認定研修薬剤師の認定を受けました、生薬漢方薬剤師の認定を受けました、ケアマネージャーの資格を取得しました、など、付加価値をつけないと、会社も認めてはくれないのです。(だからといって資格ばっかりに走ることが良いとは決して思いませんが。。)

私の勤務先は大きめな調剤薬局チェーン店ですが、資格取得はお給料にも反映されます。ケアマネージャーを持っていれば、毎月数万円プラスです。
私はまだケアマネージャー受験資格に足る実務経験はありませんが、いずれはとりたいと思っています。

サプリメントや食生活、運動療法についても、投薬時しばしば患者さんから質問されます。そこで明確に答えられるように、この休みを利用して栄養関連の勉強もしてみたいと思っています。
実務は、復帰して1ヶ月もすればすぐに思い出せるものです。

ただ、教科書どおり間違いなく調剤できても、ダメなんです。患者さんから信頼されて、相談されて選ばれる薬局薬剤師にならないとこれからの時代はダメなんです。医療機関も今はサービス業なのです。

このたびは回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/17 18:37

育休中という事は近い内に職場復帰するのでしょう。


資格を取りたいという事は、転職を見据えてという事でしょうか。

資格に関してだけに目を向けて考えるなら、医療事務か薬局事務(正式名称忘れましたが大手の医療系の資格スクールにあったと思います)でしょうか。
薬剤師としての本業(ドラッグストア等よりは薬の専門家として働くという意味)にプラスし活かせる事を考えると、病院の薬局にしろ調剤薬局にしろ、上記の知識や実務は切っても切れないと思います。

事務側からすれば、薬の知識が多少でもあれば仕事もスムーズにできますし、薬剤師側から見れば事務レベルの知識があればこれもスムーズに出来ると思います。
実際現場では、そういう事もある程度経つと必要とされているように感じました。
更に上記の資格は薬剤師免許を持っていない人が多いので、重宝されるのではないかと個人的には思います。激務ですが。

また、製薬会社の新薬の申請業務や病院へ薬の情報提供等の営業をするMRも仕事としては求められていると思いますが、これは実際の現場の声を知らないので使える具体的な資格は思い浮かびません<(_ _)>

ただ上記は国家資格ではありませんが、医療事務としては評価の高い''診療報酬請求事務能力検定試験''は合格率3・4割の難関資格です。
診療報酬や介護報酬は2年毎に改正があるので、資格の更新はなくても定期的に日々勉強が必要である事は間違いありませんが。

ケアマネも同じく詳しくは分かりませんが、一定の経験か何かがあって受験資格が得られたように思います。

あとはいわゆるPC等を含む一般事務能力かな。
あ、あと治験に関する仕事にも資格があった様に思います。(病院薬局の方が研修を受けて取得していました。治験コーディネーターだったかな。一定の経験要かも。)

今どんな所で働いている(休業中ですが)かわかりませんが、職場内や仕事している中でも自然と何がいいか分かると思います。
羨ましい限りの資格と経験をお持ちのようで、更にお子様にも恵まれて、じっくり検討してみて下さいね。
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この回答へのお礼

心のこもった細かいアドバイスをありがとうございます。感謝いたします。
じきに調剤薬局に職場復帰予定です。
もう少し研究してみます。

お礼日時:2005/06/17 18:19

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