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こんなの常識じゃん、と言われそうですが…。

先日、絶版の単行本をとあるサイトで購入しようとしたところ、「ご希望の価格を提示して下さい」と言われました。定価程度でいかがでしょう、と返事をすると「絶版で初版なのにそんな値段ではおゆずりできません」。

絶版といっても、かつてそんなに流行したり売れたりした本ではないし、これからも人気がでそうなものでもありません。昔読んで懐かしいなあと思ったもので、購入する気になっただけです。

本によっては、初版で印刷ミスなどがあり、次の版から修正されたものなどは、印刷ミスにさえ価値を置くマニアがいるのかとも思いますが、ごく普通の本にまで「初版」は価値があるのでしょうか。かねて疑問に思っております。お教えいただければ幸いです。

A 回答 (5件)

NO2のyusyaです。


初版マニアに聞いてみました。
彼曰く、
□ 初版と再販では、微妙な変更があることが多い。
□ 初版というのは、発行部数が少ない。だから、希少価値がある。
この二点が重要だそうです。
「結局は、資産として考えているんじゃないの?」と突っ込んだところ、
「否定はしない」という返事でした ( 笑 )

マニア魂っていうのは、男の人に多い症候群です。
収集欲が嵩じて「手に入れること」が目的になってしまうんですね。
だからプレミアムがつく。
メーカー側も、それを知っているから、わざと限定版を出したりする。

naruniaさんの欲しかった本が、実質、どの程度の価値かは知りませんが、
所持している方は、おそらく「初版は高く売れるはず」という幻想を抱いているのだと思います。
「絶版で初版だから、そのうち高い価値が出るはずなのだ」とね ( 笑 )

ちなみに、たとえ初版でも発行部数が多い本は、ほとんど価値はないそうです。
人気のない作家も同様です。
「欲しい人すべてに行き渡らない」という鉄則が、プレミアム商売には必須です。
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この回答へのお礼

2回もありがとうございました。一部の貴重本、あるいは希少本の初版信仰が、素人にも浸透しているということですね。初版にこだわらずに本を探すのは間違いではなかったと知って嬉しいです。

お礼日時:2001/10/07 01:12

素人の古い知識のうろ覚えで申し訳ないのですが…


漫画に関して言えば、あれは、版を重ねるごとに、
使用しているフィルムが劣化しているからだと思われます。
版を重ねても、改定版でもない限り、フィルムを新しく
撮影したりはしないんですね。
そうすると、劣化したフィルムで印刷した代物は
再現力が落ちますから、
見た目にはわからなくても、こだわる人には
その事実が許せない、というのはあるかと思います。
でもいまは漫画業界もデジタル化が進んでいますので、
データ印刷では劣化のしようもないですね。…あるのか?
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この回答へのお礼

漫画はあまり読みませんが、マニアやファンってそこまでこだわるものなのでしょうね。すごいなあ。自分はとてもマニアになれないということはよくわかりました。回答頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/07 01:14

拘らない人には何の価値もない「初版」ですが、拘る人にとってはそれだけで価値が段違いのようですね。

(私の友人にも「拘る人」がいますが)
今回の例ではnaruniaさんは前者で相手は後者ですので、交渉は何処まで行っても平行線でしょう。
naruniaさんが妥当と思う価格で入手したいのであれば、同じく拘らない方を探された方が良いと思います。
絶版ということで探すのは大変かと思いますが、流行った本ではないということであれば、もっと安価なものを探すことは可能だと思います。
何しろnaruniaさんは数の少ない初版をお求めではないのですから。
ご健闘をお祈りします。

#一応eBOOK-OFFのURLを記載しておきます。
#検索から購入まで可能です。

参考URL:http://www.ebookoff.co.jp/
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この回答へのお礼

みなさま、早速ご回答いただきありがとうございます。

その本は、特に欲しいと思ったわけではなく、ただ懐かしかっただけですので、お値段交渉がまとまらなければ、別に未練はないんです。ただ、ありふれた本の「初版」にまで、なぜそんなに価値を見いだすのか、「初版マニア」の方のお考えも伺えればと思います。

お礼日時:2001/10/06 00:35

知人に初版マニアがいます。


彼の場合、マンガ専門なんですが、古本屋で初版のコミックを見つけると
ホクホクしながら購入しています。
で、その理由は・・・彼はいろいろ述べていますが、「財産イメージ」が本音でしょう。
「もう手に入らない」という心理と、「初物好き」の心理、
この辺りを、うまく利用して書籍転がしの利益を得ています。
その印象が一般人にも浸透しているのではないでしょうか。

この本をご紹介します。
「死の蔵書」ジョン・ダニング ハヤカワ書房
ミステリなんですが、古本屋の店主が主人公です。
古本業界のあれこれがわかって、興味深い内容でした。
まだ販売されているはずなので、読んでみてはいかがでしょう。
もちろん、初版を手に入れる必要はありません ( 笑 )
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。おすすめいただきました本、読んでみます。

それにしても、たかが本、それの「初物好き」って心理はわからないですねえ…。

絶版本なら初版でなくても「もう手に入らない」のは変わらないでしょうに、どうして初版には、堂々と高い値段をふっかけられる価値があるのか、その共通認識みたいなものを具体的に知りたいです。

お礼日時:2001/10/06 05:40

私が思うに、その本には希少価値があるからだと思います。

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