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情報化社会と言われて久しい昨今ですが、そもそも情報って何なんでしょぅか? 情報を定義するとしたら、どのように定義付けられるものなんでしょうか?
拙い質問で恐縮なのですが、ご意見お聞かせ願えれば幸いです。

A 回答 (9件)

追筆です。

『コンピュータの歴史』という本を書いているところなので、情報というテーマは考えさせられます。
情報は皆様が書かれているように、立場や、分野によって定義がことなります。そして、自分以外から発信されます。子供が成長過程で外界の情報を新しい脳に取り入れ成長する、まさにin-form(形成する)です。ところがpoporo_n さんがお書きになった情報化社会は、私見ですが一般情報とはかなり異なっているように思えます。

情報化社会の根幹であるデジタル情報には寒暖、臭いや空間認識(遠近感により対象を理解する)などの肉体的な感覚刺激がありません。“見る、聞く”のみの情報です。0,1.電圧の高低など2進法で処理された情報は、極度に狭い範囲の情報伝達手段です。インターネットは、膨大な知的情報のように見えても、実は観念的で仮想的な情報です。学生が先生や師匠から叱咤激励されて吸収した情報とは、かなり違います。総合的上達がないのです。

卑近な例でいうと「格闘ゲーム」にかなりの時間を費やしてもそれがどんなにうまくても、K-1や喧嘩で勝てません。「ドライビングゲーム」で自分が運転のプロと勘違いして首都高で事故を起こしている若者もいます。つまり、バーチャルから得られる情報は、非常に狭い情報なのです。汗を流し、失敗を繰り返して獲得した経験知とはなりえないのです。あくまでも概念的理解と観念形成の一部です。

視点を先進国といわれる日本社会に移してみると、私達の社会は、高高度情報網によって支えられています。もし、全てのコンピュータシステムが一斉にダウンしたら、社会全体が崩壊します。水道、電気、食料流通などの生命基盤(インフラ)が停止するでしょう。もちろん貨幣経済も交通も病院も機能を停止。大都市部であればあるほど被害は甚大です。スーパーやコンビニには1日で食料がなくなり多大な餓死者も出るでしょう。
デジタル情報は、フラクタル的進化をしているので、私達が気付かないうちに互いに結びつき、根底で深い関係性を構築しているのです。一つにビールスが感染するとあっという間に連鎖していく。大地震、戦争よりも実は身近で、且つ起こりうる危険性を秘めているのです。

独断的で質問のテーマとかなりずれましたが、ヒントになれば幸いです。短時間で書いたので誤字脱字あるかもしれません。
ご容赦をm(_ _)m
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございます。
私自身、未だに情報というものについて漠然とした考えしか持っておらず、そのことを含めて誤解を招く節があったようですね。何卒ご容赦下さい。

さて情報化社会における情報・・・情報化社会の根幹であるデジタル情報とのことですが、かいつまんで言いますと、
1)仮想的情報である(経験知となりえない)
2)フラクタル的進化で根底で深い関係性を構築している、
といった要素があるということでしょうか。

特に「デジタル情報は、フラクタル的進化をしているので、私達が気付かないうちに互いに結びつき、根底で深い関係性を構築している」「全てのコンピュータシステムが一斉にダウンしたら、社会全体が崩壊します」というのは、自然災害や人災による災害に次いでの新た脅威となりますね。コンピュータクラッシュによる災害、そのような危険性について改めて考えさせられました。

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今までデジタル情報についてあまり勉強はしていなかったのですが、今回をきっかけに色々調べたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/25 04:41

在って無き物・・もしかしたら歴史そのものではないかと思います。

情報は手に取ったときにはすでに過去のものとなっているからです。もしくは現在完了形?

情報媒体としては、紙、パピルス、羊皮紙、竹簡等。

補足:情報化社会を歴史的に見れば、
太古は壁画。ピラミッドなどの遺跡
次の情報化時代は、竹簡 パピルス 
次には紙。羊皮紙
次は紙と活版印刷の融合。この時旧体制が崩壊した程の革新がありましたね。

おそらく「情報」を定義することは難しいか単純かのどちらかではないかと思います。

「情報」で生きてきた。といえば、考古学者も当てはまります。遺跡は古代の情報媒体でありそれを解読しているのですから。解析した「情報」を売ってるわけですからね。
まぁ何でも当てはまる気がします。
気象予報士も競馬のおっさんもギャンブラーも(笑)

もう一つ例えるなら、真っ暗な混沌と闇の世界に輝く金色の光かもしれません。光は闇と混沌から生まれ、闇へ還る。
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この回答へのお礼

「情報」という観点からして見ると考古学はまさに情報の発掘(?)とも言えますね。ユニークで面白い視点だと思います。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/25 05:44

一応情報で30年近くメシ食ってきました。


別に産業スパイでも興信所の人でもないです。

ただ情報について考えたことないですね。
情報の定義とは、一定の意味をもつ表記ということなのでしょう
19世紀前半にモールスが無線電信を発明、そのあとグラハムベルが
電話を発明し、19世紀後半にマルコーニが無線電信を発明し100年
と少々。電気通信とコンピューティングの発達とともに情報化社会が
進化してきました。
情報というのは、翻訳可能な意味ある記号の配列。
情報それ自体意味があるのでなく、情報を組み合わせ解析や計算し
処理するスピードが等比級数的に加速した結果、可能になったことが
いくらもあるのだと思います。

情報が巷にあふれると、便利になる一方で自分で情報を咀嚼したり
加工したりそれを組み立てたりする機会が損なわれます。あくまで
情報はそれ自体に意味があるのでなくそれをどう活用するかが鍵で
あります。
そういう意味でインテリジェンスというものが情報の受け皿として
不可欠だという気がします。
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この回答へのお礼

>そういう意味でインテリジェンスというものが情報の受け皿として不可欠だという気がします。

おっしゃること、ごもっともだと思います。
現在ではインターネット等の普及によって欲しい情報がすぐに手に入る時代です。しかしながらそういった利便性とは裏腹に情報を自分なりに解釈する思考力が落ちてきているのではと言われてます。難しい問題ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/25 04:42

情報とは、「記号」の一種(一部)でしょう。


情報の本質は、「伝達」。
何を伝えるか、何が伝わるかにより、その意味するところの範囲が違います。

コンピュータ間での伝達は、電子通信により行われ、そこでの交信内容を示すもの(=データなど)は、情報と呼べるでしょう。
昨今言われる「個人情報」というのも、住所であったり電話番号であったりしますが、これは実体としての存在は問いません。媒体として人が分かるように加工されてCDや通信データ、ファイルなどに記録されます。
すなわち、人に関する情報など(嗜好やクセ、病歴、組織での位置づけ...)は、情報自体には形は無く、また言葉での表現が人によって異なる性質のものです。
逆に「情報」でないものは、何だろうと考えると「思考」「感情」「芸術」などでしょう。
「記号」といったのは、記号論などでは、哲学的な定義があるのでしょうが、
記号とは、情報伝達や思考・感情・芸術などの精神行為の働きを助ける媒体のこと。 表現物や様々な行為(およびその結果)までをも含む。
あらゆるものが記号化できると言われた時期もありました。それほど「記号」の概念は強烈なインパクトがありました。
で、情報そのものは五感により直接的に知覚できないので、記号により伝達することになるという理屈です。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

情報 → 記号の一部。そういった捉え方もあるのですね。
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/06/25 04:32

広義には、外部からの刺激、つまり音と光と物理的接触と匂いと味が、情報です。

パソコンで言うと電気信号とか光信号です。
狭義には、それらの外部からの刺激のうち、刺激の受け手が「関心を持ったもの」が情報だと言っていいと思います。
受け手の側から言えば「関心を持ったもの」であり、情報を発信しようとする者の側からいうと、「受け手に関心を持ってもらえるように加工した刺激」が、情報だと言えるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

分りやすい解説、ありがとうございました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2005/06/25 04:30

暇な者です。


データが無きゃ無知なにんげんにゃ予想できんということです。
天気も競艇も。
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この回答へのお礼

株や経済についてもそうですね。データがあっても外れることも多々ありますが・・・
ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/23 06:42

素人の理解を述べますと、直接体験していない対象をあたかも体験したかのように加工された対象の代替物ではないかと思います。

たとえば行ったことがない外国の風物をテレビで見ている場合のテレビの画面は情報化されたものの一例ですが、情報化されたものは知らなかったとか理解できないとか言えないところに何か大きな問題が潜んでいるように思います。情報に関する文盲状態というのが意外な影響力を持っているのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

>情報に関する文盲状態
「情報」に依存しすぎるが故の弊害について考えられますね。
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/06/23 06:40

情報は、ある属性と独自の傾向持ったデータの塊です。

情報それ自身では何の意味も持ちません。主体つまりそれを使用する者によって、内在する属性を開花させます。また、主体(情報の使用するもの)の意識や特性の方向性にあわせてデータは取捨選択されます。

例)
1.未知の文字が羅列した本では、それがどんなに貴重なものでも言語を知らない者にとっては、何の意味も持たない。
2.2進法で記述した機械語は、人が見ても意味不明だがコンピュータには解る。アセンブル、コンパイルすることで人間が実行可能なプログラミングになる。
3.同じ景色(=情報)を見て描写しても、個々によって作品の表現がことなる。
参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

つまりは情報を受け取る側の解釈手続によって、意味や属性が発生するということでしょうか。
面白いご意見ですね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/23 06:35

google で「情報」「定義」をキーワードにして検索をしてみると、以下のような情報の定義に関する文献群およびその内容が紹介されていましたのでご紹介いたします。



http://www.icit.jp/lecture/kouhokuku/information …

参考URL:http://www.icit.jp/lecture/kouhokuku/information …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2005/06/23 06:32

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