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古いお寺にゆくと、門の柱や天井などに名前の入った札がたくさん貼ってあるのをみかけます。
あれは何ですか?
名刺がわりにおいてゆくのでしょうか?
お寺は迷惑がっていないのでしょうか?

A 回答 (4件)

「千社札」ですね。


 江戸時代に「千社参り」といい、千カ所(多数の意)の寺社仏閣、小祠や地蔵堂などをお参りするという信仰がありましたが、その際に名前や屋号を書いた札を、参詣した寺社に貼り祈願しました。その際に意匠を凝らしたデザインの札を用いることが流行しました。
 もっとも、この千社札の原型は、観音霊場や四国遍路などの巡礼者が霊場寺院に祈願・年月・名前などを記した紙札を納める、古くは木札を柱などに打ち付ける、このような風習に由来すると考えられます。そのため霊場寺院を「札所」、また巡礼することを「札を打つ」ともいいます。さらには「霊場に札を納める」という風習も、修験者が山中の拝所(神仏を祀る場所。神社仏閣とは限らず岩や大木・洞窟・滝なども含まれる)に祈願札を打ち付ける信仰や、六部(六十六部回国行者といい、日本全国六十六カ国の神社仏閣に法華経を奉納する行者<ただし壱岐・対馬の二島が加わるので厳密には六十八カ所>)が経典を奉納した際に「奉納大乗妙典」などと記した札を納める信仰が基になっていると思われます。
 このように寺社に札を納めるというのは「修行をした」、「経典を奉納した」証として行われていたのが、時代が下がるにつれ「参拝をした」証として貼られ、千社札にいたっては、参拝した証であるとともに、デザイン性の高い札を目立つ場所に貼ることで、粋を競うというファッションへと変化していきました。

>お寺は迷惑がっていないのでしょうか?
 現代では文化財保護の面や、境内の美観などもあるので、むやみやたらと寺社に千社札を貼るのは考え物です。節度を持って行いたいものです。
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千社札ですね。

それについては下を参照してください。
神社やお寺には迷惑です。
「貼らないでください」と書いてあるところもあります。

参考URL:http://www.wakutama.com/fuda/findex.html
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『千社札』といいます。



<goo辞書より引用します>
千社詣でをする人が社寺に納める札。自分の名・屋号・住所などを趣向を凝らして刷り、記念に社殿の柱などに貼りつける。

三省堂提供「大辞林 第二版」より

では、「千社詣」とは……
<goo辞書より引用します>
多くの寺社に巡拝・祈願すること。二月初午(はつうま)の日に、稲荷(いなり)に巡拝することが多い。特に江戸時代に流行。千社参り。

三省堂提供「大辞林 第二版」より

寺社側からすれば沢山貼ってあるということは、人気があるということであり、それがまた人を呼ぶということに繋がるのでメリットこそあれ迷惑ではないでしょう。
どっちにしても「伝統的慣習」というわけです。
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千社札と言って、


江戸時代、地方から神社におまいりに来た庶民が、
幸運を祈るとともに、自分がおまいりに来た証拠として、
紙に自分の名前や出身地などを書いて貼ったものです。
その当時は、高いところに張るほど、
ご利益があると考えられていたので、
とんでもないところに張ってあることも多いですよ。
        
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