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いくらか質問があります。

・よく知らないんですが、なんかキーパーソンの匂いがする曽我部恵一とは何者ですか?
・最近注目されている「サケロック」について教えてください。(bounceにも出てましたよね。)
・ゆらゆら帝国とは何者ですか?
・ナンバーガール向井とは何者ですか?

一つだけでもいいんでお聞かせください…

A 回答 (25件中21~25件)

こんにちは。



向井さんは確かに「狂気」をはらんでいるとは思いますが、それは「本気」であることの証左ではないかと思っております。
とはいえ、生半可な気持ちで対談なぞしたら切って捨てられそうですけど。(この辺も侍な感じ)

各アーティストの感想拝読しました。
「フリッパーズギター」
僕が最初に衝撃を受けた天才の音楽です。あれだけの音楽を当時20の若者が作り上げた事実に感動します。元ネタを探すもまた一興です。
「小沢健二」
世には犬派と猿派がおりまして、僕はどちらかと言われれば前者。その文学性にどれだけ打ちのめされた事か。「生命の熱をまっすぐに放つ様に 雪を払いはね上がる枝を見る」作詞に関してはまごう方無き天才です。
「コーネリアス」
僕にとってのギターヒーローはこの宇宙猿です。ネオアコからレアグルーヴを経由してヘビメタを回っておもちゃ箱をひっくり返して積み木で遊ぶ様な猿です。シングル2枚同時リリースして、2枚を同時にかけると1曲になるなんて他に誰がやるんでしょ。彼が作った定食屋(トラットリア)も長年にわたって大好きなレーベルでした。
「テイトウワ」
最初に見たのは教授のドキュメンタリーだったかな。教授と友達だって言うだけでNYでは尊敬される、などと話していました。あらゆるダンスミュージックを視野に入れ、その上にポップスのエッセンスを振りかける。もう充分大御所です。
「ピチカートファイヴ」
小西さんは監督で野宮さんは女優。エゴとフェティシズムに彩られた最高のおしゃれユニット。上手い具合に時代の一歩先行くセンス(もしくは自分の後についてこさせる力)は見事です。最後まで渋谷系のシンボルであり続けました。お葬式(解散)イベントで小山田が「ブギーバック」をかけたのもご愛嬌。

J-POPの裏側の世界でこう言った人々が活躍し続ける日本ってのも悪くないな、と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
オモロイ!!!そして勉強になる!!!
何回この言葉を書き込んだことか…。

なんでもない様な雑談のなかに知らなかった情報が沢山ありました。
>シングル2枚同時リリースして、2枚を同時にかけると1曲になるなんて他に誰がやるんでしょ。
知らんカッター。まだまだ無知です。
しかし、発想を聞いただけで鳥肌が立ちました。まじスゲー!!!!!

コーネリアスをウィキペディアで検索すると、彼の多くの発明が記載されていて驚きました。
誰もやってなかった事を何故こんなにも容易に思いついてしまうのか!!!

また相当ウザイ事を言いますが(笑)、他のお勧めの音楽家がいれば教えてください…。

お礼日時:2005/06/28 15:27

こんにちは。



では補講を始めます(苦笑)。

曽我部さんは、フリッパーズに憧れつつ同じ事をしては意味が無いと思っていたそうで、かなり意識的にサニーデイサービスを作り上げた様です。より日本的に、より非ファッショナブルに。
彼の武器は作詞能力と声質。特に声が良いですね。sugiurumn(DJ兼リミキサー、でも実は元ギターポップバンドのボーカル)のイベントに行った時、曽我部さんも出演していたのですが、ハウスに乗った彼のボーカルもまた素敵でした。

向井さんは、誤解を恐れずに言えば、要するに「わがまま+自分大好き」です。ナンバーガールもZAZEN BOYSも彼の乗り物に過ぎません。自分を表現する為にバンドがあるのです。「無戒秀徳」は彼が一人で弾き語りをする時の名前。ナンバーガールの曲もZAZENの曲もそうでない曲もやってます。彼の武器は強力なメッセージ性。
噛み砕いて伝えるのではなく、リスナーが自ら求めて意味を探ろうとしてしまう様な少し突き放したスタイルですね。

ゆらゆら帝国は、コーネリアスと対バンしていたので認知しましたが、知れば知る程「生ける70年代」です。白黒写真で見たらいつの時代か分かんない(苦笑)。ダメな人には全くダメでしょうが、運良く(悪く)波長があった人は脳内麻薬を打たれた様な状態になります(どんなバンドだよ 笑)。

そんな感じで。
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この回答へのお礼

向井秀徳の目に「狂気」を感じてしまうのは僕だけでしょうか?
とりあえず全部聞いてみます。

ところで皆さんに勧めていただいた音楽を一通り聴いてみたので感想でも…。

フリッパーズギター:3枚のオリジナルは全て聞きました。最初聞いたとき「何じゃこれ」と思いました。
しかし時が経つと異様に聴きたくなってきます。あれは何なのでしょう。気がつくと彼らに溺れています。
僕は勝手に「陶酔系音楽」と名づけました。
フリッパーズを聴くと気持ちよくなって眠たくなるのは僕だけですか?

小沢健二:アルバムを毎に変化を遂げてますよね。特に「eclectic」は激しい。昔のポップなオザケンを聞きたいとの意見も多いようですが、どれも上手にまとまっていて素晴らしいと思います。
やっぱ「今夜はブギーバック」は良かったです。何故あのようなメロディーにスチャのラップがあんなに合うのでしょうか?
っていうかあの曲をスチャと一緒にやろうと思ったことが一番凄いし、不思議だと思います。

コーネリアス:「発明の天才」って印象です。面白いですねー。こんな音楽があったとは…。
これからも彼のような音楽を作れる人は少ないような気がします。
脳みそが溶かされるような…。フリッパーズとは全く違う意味で「陶酔」させてくれます。
ご指摘どおり「DROP」がいい感じでした。

テイトウワ:とにかく一曲一曲すごく丁寧に作られている印象です。発想が古くならないですよねー。
これもお勧めいただいた曲が特に良かったです。
十数年前に作られていた曲とは思えない。
心配なのは時代が彼に追いつけるかどうかということですよね。

ピチカートファイブ(小西康陽):「渋谷系」というものを理解することを容易にしてくれますよね。木村カエラの音が「渋谷系」だという事がはっきり確認することができました。
やっぱ野宮マキの声も好きだなー。
小西康陽のリミックスの才能は凄いですね。
小西の「テクノポリス」は秀逸ですよね!!
余談ですが、あの美人妻はちょっと信じられない…。才能とは恐ろしいものですね。


書きすぎたー。スイマセン(笑)はっはっは。

お礼日時:2005/06/27 17:35

こんばんは。



では参ります。
*今回も僕の主観に基づく雑談(苦笑)です。

前置き:90年代後半に入って、旧来の渋谷系の面々がアプローチを変えて行く中で、ある種の世代交代が起こります(アーティスト側もファン側も)。
そこで頭角を現したのが「サニーデイサービス」「くるり」「中村一義」「スーパーカー」「シンバルズ」「クラムボン」「ナンバーガール」などです。

「曽我部恵一」
すでに回答されている様に「サニーデイサービス」のボーカルであり中心人物(ほぼ彼のバンドだったと言って良いです)。
一部には良く知られていますが、彼はフリッパーズの大ファンであり、その方法論は実に渋谷系的(リスナー体質)で、曲そのものはフォークロックでありながら、膨大なレコード知識からくる引用に溢れていたのが新鮮でした。「はっぴいえんど+渋谷系」と言えば分かりやすいでしょうか。バンド解散後に最初に出したレーベルが小西さんのレーベルであったというのも分かりますね。仰る通り現在の音楽シーンで常に注目される一人です。同時にCCCDに対する発言などから、オピニオンリーダーとしても認知されています。
また、彼自身DJ活動も行っており、クラブミュージックへの接近も顕著です。
5年後くらいに彼のフォロワーが生まれるのではないかと思っております。

「SAKEROCK」
これ詳しくないです。「マーティン・デニー」を持ち出す当たりにYMOとの遠縁を感じますね(笑)。センスの良いインストバンドって感じなのでしょうか。音源が無かったのでこのくらいしか。失礼。

「ゆらゆら帝国」
日本サイケロックの最高峰。デビューは遅いですが、ずっとアングラでやってきたベテランです。60年代~70年代を感じさせるシンプルでひねくれたロックを基本とします。もっと古いですが「外道」あたりにそのルーツを垣間みる事が出来ます。数多くのミュージシャンが支持した事で注目を集める。ただ、敷居はものすごく高く、今後もマスで売れる事は絶対にないでしょう。

「向井秀徳」
ロックな侍詩人。ノイジーなギター、散文的且つ哲学的な歌詞が特徴。(なんだかサンボマスターにその面影を感じます)ナンバーガールで才能を開花させ、その後解散してさらにストイックな方向へ。

てな感じでしょうか。

この辺の人(曽我部、向井)を考察するなら「岸田繁(くるり)」「中村一義(100s)」も掘ると良いですね。

この回答への補足

お礼が完結っぽくなってしまいましたね。
完結ではないですよ(笑)

こんな楽しい講義は終わらせたくない!!!
かなりウザイかもしれませんが、まだまだ音楽好きの皆さんの雑談受付中です。

補足日時:2005/06/27 08:43
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この回答へのお礼

秀逸。さすがです!!!
勉強になるなー。

評論家の意見やキレイにまとめられた解説は僕のような無知の一般リスナーには非常に分かりにくいわけですよ。となればその時代をリアルタイムに「聴いた」リスナーの人に聞けばいいかと…。それでgooに質問を寄せてみたんですが、質問して本当に良かったですよ。

以前の僕は新鮮で安全な音楽しか受け付けませんでした。馬鹿でしたねー。
しかし、古くても全く「腐っていない」音楽や、腐っていてもその臭いに味がある音楽。
それを知って、僕の中で確実に「音楽」の存在が変化しました。

righteggさんをはじめとする皆さん本当に感謝します。

お礼日時:2005/06/27 08:40

あまり詳しくはありませんが・・向井さんは昔、ナンバーガール(4人組のバンド)のVo/Gでした。

今はZAZEN BOYSのVo/Gをやっています。たまに「無戒秀徳」という名前でソロ活動をしています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。嬉しいです。

いやー謎が多そうだ…。
「無戒秀徳」
何か知らんが凄そうだ…。

お礼日時:2005/06/26 18:38

こんにちは。



【曽我部】
以前、サニーデイサービスというバンドをやっていましたが、今はソロ活動しています。
↓サニーデイとは
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=p&cf=12&id …

【SAKEROCK】
↓こちらにざっくり書いてあります。
http://www.listen.co.jp/artdetail.xtp?artpg=rc&a …

【ゆら帝】
↓こちらにざっくり書いてあります。
http://www.listen.co.jp/artdetail.xtp?artpg=rc&a …

【向井】
現ZAZEN BOYSの向井氏です。
↓こんな人
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B8%FE%B0%E6%BD%A8 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
サイトは全てチェックさせていただきました。
だいたいアウトラインは掴めました。

お礼日時:2005/06/26 16:35

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