統語論の束縛理論
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*A friend of himself hit John.とういう文は非文になるけど、
A friend of himself worried about John.は非文にはなりませんよね?これは統語論の束縛理論に基づくと、上の文はJohnがhimselfを束縛できないからなんだと思いますが・・・下の文はなんなんでしょうね?なぜ非文ではないのでしょうか?
どうしてこれをここで聞くかなぁ。
この問題には,みんなそれぞれに回答を持っていて,学会ではそれを大勢の人に聞いてもらっています。まだ正解なんて存在しないし,逆に言えば筋さえ通っていれば,どういう答えも正解です。
統語論者は下の worry を使った文では,何とか John (about はいらない!)に主語を c-統御させようとするだろう。それが派生の途中なのか,後なのかはこれも人によるだろう。(ミニマリストの場合,「後」というのはあり得ないだろうが)
Reinhart のような意味論者は意味構造を作って(どういうのかは面倒なのでいわない)なんとか束縛させようとするだろう。
Kuno(久野)らの機能主義者なら,人は何に共感するのか,という観点から分析するだろう。
HPSG などの語彙論者なら,辞書に情報を書き込もうとするだろう。
ま,後はあなたの好みですね。それから,自分の頭で考えることです!
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