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狂牛病について調べていたところ狂牛病の原因であるプリオンはたんぱく質とききました。しかしプリオンについて調べてみたところウイルスや微生物に関するページにも載っていました。たんぱく質であるプリオンは微生物に分類されるのですか?されるのならウイルスなどとの違いは何ですか?
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

簡単に言いますと、プリオンっていうのは、有機化合物である「たんぱく質」です。

ウイルスや微生物っていうのと同じレベルで扱うものではありません。
ウイルスにも微生物も生き物として扱われていてその定義は複雑になってしまいましたが一言で言うなら「増殖する能力がある」っていうことです。ウイルスも微生物もたんぱく質でできていますがそこが違いです。
プリオンは自己の能力で増えるわけではなく、それを取り込んだ動物がその動物の能力でふやしてしまうのです。
ちなみにいわゆる微生物は完全に自己の力で増殖できます。ウイルスはタイプによりますがそのDNAやRNAを宿主に送り込んで増殖する能力をもっています。
もうひとつの違いは、一つ一つのそのものの大きさでしょうか。当然ですがプリオンは色々な細胞の組成のひとつでしかないのでとても小さいです。
さらにプリオンは生物のどこにでもあります。でも病変を起こすものが今騒がせているBSEやCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)の原因となっているもので異常プリオンが原因とされています。
このような説明でニュアンスで伝わると良いんですが、いかがでしょうか。
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BSEの病原体発見でノーベル賞を受けましたプルシナーは,その病原体に,感染性のタンパク質ということから,タンパク質(Protein)と感染(infection)を合体させまして「プリオン」(Prion)という名を与えました。



ですから病原性のプリオンは,病原性のウィルスや病原性バクテリアと「病原体」という意味で同列に分類される場合があります。

また,発見当初は,プリオンは,生命の最大の特徴である自己増殖するものと思われていました。現在は,自己増殖でなく正常プリオンを自らを鋳型にして病原性プリオンに変えていることがわかって来ました。

以上のような理由から,プリオンはタンパク質ですが病原体に分類されています。

下記URLも参考にしてください。

参考URL:http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/protein …
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プリオンは微生物やウィルスではありません。

たんぱく質です。
正常なプリオンはαへリックスといわれる構造をもっていますが、異常プリオンはβシートと呼ばれる構造をもっています。構造が違うため、異常プリオンは正常なプリオンと異なる働き(悪さ)をします。更に、異常プリオンは正常なプリオンを異常プリオンに変える働きがあり、これによって、異常プリオンは増えていきます。
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この回答へのお礼

正常なプリオンと異常なプリオンの違いがわかりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/07/16 09:30

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