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前から気になっていたのですけど、竜宮城のお姫様はどうして浦島太郎に帰るときにあんな危険なものを手渡したのでしょうか?
いろいろ考えるんですが実際は何か理由があったんですかね?

A 回答 (6件)

遊んでばかりいると月日の経つのはあっという間で、たちまちに人は老いてしまう・・・そういう格言にも取れるお話ですが、面白い時間概念がふくまれている物語に思えます。





助けてくれたお礼に乙姫様が踊りやご馳走でもてなし、たのしい「一時」をプレゼントしました。

でも、竜宮城の「一時」は人間界の「何十年」もの時間だったのです。

乙姫様は太郎が人間界に帰った時に、(太郎は自分がどんなに長いく楽しい時間を過ごしていたのか全くわからないはず。では、時間に遅れをとらないように“老いる「玉手箱」”を)と手渡したのではないでしょうか。

人間界に帰った太郎は周りの様子がだいぶ違っていることで、その時間差に気がつきますが、玉手箱のお陰でおじいさんになること(現在の時間とのつじつまあわせ)ができたのです。・・・そう考えると何となく納得できませんか?

本当の意味はわかりませんが、私は個人的に1,000年生きるといわれる亀が竜宮城への案内人であることからも、時間の概念をうまく使った物語と捉えています。
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この回答へのお礼

時間とのつじつま合わせるために太郎は老いるどころか死んでしまいますよね・・・。
どうしてそんな危険なものを乙姫は恩人に渡したのか??とずっとわからなかったのですが、帰るためにその箱を持って帰ることが必要だったと思って今は納得しています。
でも、太郎は本望だったんでしょうかね?まさか亀を助けてこんなことになるなんて思っていなかったはずですし・・・なんてことをかんがえてしまいます。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/07/14 00:24

太宰治の「御伽草子」にある「浦島さん」を読んでみて下さい。

何か答えがあるような気がします。抜粋すると

★つまり、私たちは、浦島の三百歳が、浦島にとつて不幸であつたといふ先入感に依つて誤られて来たのである。絵本にも、浦島は三百歳になつて、それから、「実に、悲惨な身の上になつたものさ。気の毒だ。」などといふやうな事は書かれてゐない。
タチマチ シラガノ オヂイサン
 それでおしまひである。気の毒だ、馬鹿だ、などといふのは、私たち俗人の勝手な盲断に過ぎない。三百歳になつたのは、浦島にとつて、決して不幸ではなかつたのだ。~

~~年月は、人間の救ひである。
  忘却は、人間の救ひである。~~

参考URL:http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/307_1 …
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ちょっとだけ異説・・・



浦島太郎がもらった箱の中身は、実は鏡だったという
異説もあります。
つまり、時が流れるのを忘れるほど居た・・・らしいというのを箱の中に入っていた鏡で彼は己の姿を見て思い知ったという・・・

でも、鏡なら土産として納得いくかもです。
今でこそ鏡はリーズナブルですが、昔は高級品ですよね。祭事にも使うものだし・・・
物語の成立したといわれる奈良時代だと・・・玉か黒曜石を磨いたりものだったら金銭的にも価値がありそうだし・・・
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えっと、浦島太郎さんは、恩人だから、おもてなししたけども、人間の世界で、何百年とか過ぎたので、人間の世界に戻っても、浦島太郎さんの知り合いが居ない。

で、悲しい思いで何年も行き続けるよりも、取り残されてしまった浦島太郎さんが可愛そうなので、いっそ・・と言う事だと聞いた事がありますが・・・
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想像でもいいですか?



浦島太郎の身の上に流れた実際年月じゃないかなって。

地上に戻ると、300年くらいの年が流れていたけれど、浦島太郎は若いまま。乙姫様は、実は300年間の時間を玉手箱に閉じ込めておいたんじゃないかなぁ。
それを浦島太郎に渡したのは、それは浦島太郎の時間だから、所有権は彼にあると判断したからかな?

わかんないけど。すいません、なんか意見っぽくなっちゃいましたね。
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この回答へのお礼

そうですね。
箱の謎はNO1サンの回答で、そんなかんじじゃないかなと自分なりに少しなっとくできました。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/07/14 00:18

下記サイトに詳しく一説が書いてあります。



私の想像では、お姫様が浦島太郎が自分の
言いつけを守るかどうか試したかったんでは
ないでしょうか。「決して開けてはいけない」
と言って玉手箱を渡したはずです。
そういう約束を守れないほど人間は愚かだと
作者は言いたかったのでは。

参考URL:http://enkan.fc2web.com/minwa/urasima/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
全部読んでみましたが、いくつか結末があるんですね。
玉手箱を渡した理由はなんとなくわかりました。
自分なりに解釈したら、何百年と時間の過ぎた世界にそのままの姿で戻るためにはその箱が必要だったということ、なんですかね。
でも、浦島太郎が助けた亀が乙姫で、乙姫自身が竜宮城に太郎を案内したのだとしたら、乙姫が太郎を「御礼をする」といってさらったように思うんです。
だって、竜宮城でのひと時はすごい時間なんだし、そんなことを連れてくる前に太郎に説明してないし・・・。
乙姫は本当はお礼をしたかったのではなく、太郎を自分のものにしたかったんじゃないかな・・・とか思ってしまいました。
長くなりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/07/14 00:15

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