プロが教えるわが家の防犯対策術!

接地コンデンサって何の目的で付いているのでしょうか。
簡単に教えてください。

A 回答 (6件)

接地コンデンサの使用目的は、いろいろあると思いますが、経験のあるのは2例です。


1つは、非接地系の配電系への利用です。
例としては工場で利用される400V配電系は基本的に直接接地が行われません。(電気設備技術基準を参照していただくとよいのですが)この場合に接地電流を確実に検出するために接地コンデンサを使用します。接地コンデンサのほかに接地トランス(GPT)を使用する場合もあります。
 これは、余談ですが爆発性ガス雰囲気への配電系の場合は基本的に非接地系とするのが望ましいされていますが、この場合は抵抗接地を利用しています。
 もうひとつは、地絡方向継電器の動作保障を行う際です。これは、負荷減少等により保護範囲の対地静電容量が極端に少ない場合(ケーブルこう長が少ない)に継電器が不動作となる可能性があります。この場合に対地静電容量を補うものとして静電コンデンサを用います。これは特殊なケースかも・・・
 以上、私の経験談です。お役にたてるといいのですが・・・
    • good
    • 7

No4が言ってるのはZPD(零相電圧を検出するためのコンデンサによる分圧とベクトル合成回路素子)のことですね


確かに高圧線と接地の間に入るコンデンサですが静電容量は50pF程度です
接地コンデンサといわれているものは0.5μF/相程度あります
    • good
    • 2

地絡電流の方向を知るためです。


交流の電流は、1秒間に50又は60回方向が変わります。よって地絡電流も同じく方向が変わります。電流だけでは、地絡電流の方向がわからないので、地絡電圧と比べて、ずれている時間(ベクトル的には角度)で方向を調べます。この地絡電圧を取り出すためのものです。
    • good
    • 3

まず、特高受電の構内高圧配電線に使用される接地コンデンサということを前提にします


中性点非接地の高圧配電線においてはIoが流れることで地絡事故を検出します。Ioは通常高圧配電線の対地容量を通じて流れますが、構内配電線の場合は配電線の対地容量が小さくて地絡事故を検出するために必要十分な事故電流(Io)が流れない場合があります。
このような構内配電線路で確実な地絡検出を行わせるために、対地容量を補う意味で電源側に接地コンデンサを設ける場合があります。
    • good
    • 6

*移動用発電機の項でも記載しましたが、



 (移動用発電機の)コンデンサー接地は、

 漏電遮断器の動作を確実に行う為にあり、
 且つ、電路が1線(完全)地絡したときに流れる電流量を制限します。

「人体感電時の電流を制限しながら、漏電遮断器を確実に動作させるようにしている」

 (この目的を達成するように、コンデンサーの容量を決めているとの事です)
    • good
    • 1

 地絡電流検出のためです。


非接地系での接地検出に使われるようです。
参考URLのP80からを見てください。

参考URL:http://www.mitsubishielectric.co.jp/haisei/01sei …
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A