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学校の勉強をしていたのですが、少し行き詰ってしまいました。

現代の日本は市場主義とケインズ経済学の間を揺れ動いてきたと思うのですが、上記の2点のそれぞれの問題点はいったいなんだったのでしょうか?
なんか混乱してしまってわからなくなってしまいました・・・

どなたかお願いします。

A 回答 (2件)

現在の日本のことを考えると、混乱します。



民営化の問題にしろ、小さな政府にしろ、
本質的議論はされていません、問題すり替えと問題解決の一時凌ぎでは。

基本的には、市場主義を小さな政府、他方を大きな政府又は福祉国家、
これで大きな間違いはないでしょう。

「五公五民」と言う言葉ご存知ですか、
税の負担率や保険の関係が「公」、個人的な消費などが「民」です。
日本は現在、「四公六民」程度だと思いますが、
北欧の福祉国家は「七公三民」程度ではないでしょうか。

どの割合が、合理的かという問題と、
官僚の不正など、人間的な部分は、経済学は切り離します。

市場主義は貧富の格差を拡大し、福祉国家は成長が減速する、
これが一般的評価です。
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過渡期であり、すっぱり割り切れる回答はないように思います。


市場主義が、もし、アダムスミスのような「神の見えざる手」を期待したものをいうのであれば、終わっています。大学ではまだ、教えてるのかも知れませんが、そんな均衡点は見つからない、ことはいくらでも実証されています。
これに対して期待されているのは、カオス系の理論といわれています。ファンド(投資信託)などで応用されているらしいです。

ケインズの有効需要創出政策も、もう終わっています。
有効需要創出を信じて見事に失敗したのが日本ではないでしょうか。過去10年以上、赤字国債を発行しまくって刺激したけどうまくいかなかった。金融が国際化されて巨大なマーケットに対し一国の需要創出なんていうダミーはほとんど意味をもたない、ということが立証されたのではないでしょうか。
竹中さんが正しいかどうかわかりませんが、金融機関の不良債権を表面上でも消したことで、景気が少しかわってきたのは事実でしょう。
ただ、理論を打ち立てるには時期尚早なのでしょうね。

そもそもこの間、ノーベル賞をとった研究で経済学の前提のひとつ、「人は限りなく合理的に判断する」がくつがえされており、経済学の理論の多くは破綻してると感じています。
わからなくなってしまうのも、ごもっとも。
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