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 大学で交流ブリッジについて実験をしたのですが、その中に周波数測定用ブリッジというものがあったのですがその装置が壊れていて使用できませんでした。
 教授に質問しても漠然とした回答しかかえってきません。いったい周波数測定用ブリッジとはどういったものなのでしょうか?

A 回答 (2件)

直流用のホィートストーンブリッジについてはご存知だと


思います。
R1×R2=R3×R4がバランス条件
四つのRの代わりに、CやLを入れてやれば、
未知の素子の交流インピーダンスを測ることが出来ます。
Z1×Z2=Z3×Z4がバランス条件
となりますが、Zは、周波数依存性があります(たとえば、
キャパシタなら、Z=1/iωC です。)
から、上のバランス条件は、測定周波数によって変化します。
そこで、Z1~Z4に全て既知のインピーダンスを持つ素子
を入れてやって、どの周波数でバランスするかを見れば、
逆に、測定周波数が判る、というわけです。

ただし、周波数ブリッジにはさまざまな回路がありますから、
ごらんになった物が上で説明したものと同じかどうかは
わかりません。たとえば、もっと簡単に、単なるLC共振回路
でも、どの周波数で吸収が起こるか、較正してやれば、周波数ブリッジ
として使えます。
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平衡条件に周波数が関係する交流ブリッジはすべて周波数ブリッジとして使用できますが、実用的には精度が高くて取り扱いの容易なことが必要です。

大学の実験で使ったとすれば、たぶん、ウィーン(Wien)ブリッジの一種ではないでしょうか。少ないスペースで説明することは出来ませんので、たとえば、オーム社の『大学課程 電気計測』(絶版かもしれませんが・・・)に初心者向けの詳しい解説がありますから参考にされてはいかがでしょうか?
ちなみに、現在では周波数カウンタによる測定が、はるかに高速、高精度、高確度そして安価に可能です。周波数ブリッジは一世代前の測定方法です。くれぐれも修理して試してみようなどと思わないで下さいね。
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