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大学のレポート作成の課題なのですが、難しくて理解できません。図書館で哲学書を借りて読んでみたものの最初から興味のない学科でいまいち理解できません。どの本を読んでも理解できず、落ち込んでいます。参考になるわかりやすい本があったら教えて下さい。ちなみにソフィの手紙は半分ほど読み終わりました。

A 回答 (4件)

ソフィーの世界を読んだのであれば、そのまま掘り下げたのが



●『もう少し知りたい人のための「ソフィーの世界」哲学ガイド』
日本放送出版協会 (ISBN:4-14-080258-8) 1020円なり

浅く、広く知りたいのであれば
●『哲学者達は何を知りたかったの?』 
飛岡 健著 河出書房新社 720円

あくまで興味がないのであれば、このへんで妥協して良いかと思います。

参考URL:http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=19770 …
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この回答へのお礼

早々の回答ありがとうございました。浅く広くという『哲学者達は何を知りたかったの?』 という本をソフィの世界を読み終わったら読んでみます。

お礼日時:2005/07/26 09:13

ギリシア哲学といっても具体的に誰の、あるいは誰の流れなのかによって違いますから少々テーマそのものに疑問を感じますが・・・・


キリスト教とギリシア哲学との出会いについては#3に書かれているパウロの話が有名ですが、ちょっと注意しておくとキリスト教といっていつの時代の考え方をさすのかでも違ってきます。イエス自身の考えとパウロとではかなり違いがある、という考え方もありますし、第一成立当時ののキリスト教がすなわちパウロと同じ考えだったわけでもありません。
で、まあカトリックが確立するまでに、その理論立てに最も強い影響を与えた哲学のひとつが「新プラトン派」でしょう。

また中世末期のトマス・アクィナスとアリストテレスの哲学の関係は有名です。

というように時代、またキリスト教草創当時からカトリシズム成立まで、といったあたりを考えると「これがキリスト教の人間観」「これがギリシア(以下略)」というのはかなり乱暴だと思われます。

もしレポートをまとめられるのならいつごろの、教と主に誰のギリシア哲学というのを付け加えられたほうがいいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。私にとっては哲学という言葉からもう難しい解らないと先入観があり、回答も哲学用語をずらずらと並べられたらどうしようかと思っていました。が、しかし、『パウロの話』や『中世末期のトマス・アクィナスとアリストテレスの哲学』など具体的に教えて頂きわからないなりに本を読んでみようと力がわいてきました。

お礼日時:2005/07/26 09:11

~アテネに登場したパウロの宣教~(ソフィーならPP207)



サウロは、イエスの死後数年後にパウロ(クリスチャン)になり、世界伝道した。
アテネには、第2次世界伝道旅行で立ち寄っている。
アンティキア→デルベ→イコニオン→→→→アポロニア→テサロニケ→ベレア→アテネ→→→→エルサレム

アテネでパウロは(使途勤行録17章)
(1)町のいたるところにある偶像(異教の神の像)に憤慨した。(キリスト教では唯一なるただ一人の主のみを信仰するので、偶像礼拝は罪である。)
(2)アテネの会堂でユダヤ人や神をあがめる人と論じた。
(3)広場で居合わせた人と毎日論じ合った。
(4)エピクロス派やストア派の幾人かの哲学者と論じた。
(5)アテネの人々は彼をアレオバゴスに連れて行き、教えを聴いた。
ここがソフィーで引用された部分。PP208
『みなさん、あなた方は信仰に厚いけれど、偶像礼拝に侵されている。・・・ソフィー参照』

★紀元後数年に、ギリシャ哲学とキリスト教がアテネで出会ったわけです。
哲学は、哲学の名において真理を目指していた。
キリスト教は、人間は原罪を背負った存在であり、イエスキリストを受け入れ、主をあがめることで原罪から解放されると説いた。(新約でイエスは哲学を全否定はしていないが、哲学にしばられて信仰を得られないのではダメだと言ってます。
あとは、haibisukasuさんがまとめてください。
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この回答へのお礼

こんなにわかりやすく教えて頂いて本当に助かりました。要所、要所が実にわかりやすい言葉で(私の知能に合わせてくれて)すんなりと理解できました。これでやっとレポート作成する意欲がでました。勉強は解らないところをわかりやすく教えてもらいそこからスタートして興味がでてくるのですね。ちょっと興味がでてきました。ほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2005/07/26 08:58

~キリスト教世界の人間観~


教会にも聖書にも親しんでいなければ、レポートといえどてこずると思います。私の聖書についての『教えて』(No.1482950)を参照下さい。(聖書で検索すれば他の人の質問もいっぱいありますよ。)

とりあえず、ざっと書きますと。
(1)人間は、神が(自由意志を持つ)完全なものとして創造された。
(2)楽園で暮らしていたが、そこの知恵の実は食べてはならないと神に言われていた。(完全であった人だけど、禁断の実を食べるかは自由意志にゆだねられていた。)
(3)蛇(サタン)にそそのかされて禁断の知恵の実を食べてしまった。
(4)よって、知恵を得るかわりに罪(原罪)を背負い、楽園を追放された。

ここまでが、旧約(ユダヤ教)の最初(創世記)で語られる事ですが、哲学的には旧約はここまで押さえるだけでOK

以後、新約(イエスの宣教)になります。

イエスの教えの骨子
(1)イエスは、旧約を成就する為にメシャ(キリスト)として来た。(要するに新約は契約の更新)
(2)イエスがどのおきてが一番重要かと言われて答えたのは下記の二つ。
一つめは、「神なる唯一の主を魂を込め、心を込めて崇拝しなさい。」
2つめは、「自分自身と同じように隣人を愛しなさい。」
*「隣人とは誰の事か」というのが重要ですが、これはサマリア人のたとえで説明されています。アメリカに●●サマリア病院というのが沢山ありますが、これは誰でも困っている人は(隣人のように)受け入れるという理念を表したもの。

(3)イエスは、十字架の死をあがないとして契約を成就し、人間を罪(原罪)から解放した。
よって、イエスキリストを神のみ子と信じ、また父である主を崇拝し、イエスの教えを信じ、守るものは原罪から救われている。
というのがキリスト教の基本教義。
*細かいところはすっとぱしてます。(^^;

基本教義終わり!!
文字数が足りませんので、次回、いよいよ哲学の舞台にキリスト教がどう登場したか書きます。
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