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炭水化物とでんぷんはどう違いますか?
でんぷんは炭水化物の一種ですか。

豆がたんぱく質で、じゃがいもがでんぷんと考えていいでしょうか?
するとナッツなどはたんぱく質でしょうか?

たんぱく質と炭水化物とでんぷんの違いを教えてください。
また野菜はこの中のどれにも属さないのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

> でんぷんは炭水化物の一種ですか。



はい、その通りです。

> 豆がたんぱく質で、じゃがいもがでんぷんと考えていいでしょうか?

いいえ、豆の中にはたんぱく質も炭水化物も含まれています。同様に、じゃがいものなかにもたんぱく質、炭水化物の両方が含まれています。ただ、豆の中には比較的たんぱく質の多い種類があること、じゃがいもがでんぷんと呼ばれる炭水化物を比較的多く含むことは事実です。

> するとナッツなどはたんぱく質でしょうか?

ナッツにもたんぱく質・炭水化物の両方が含まれています。ナッツの種類によっては、たんぱく質の含有率が高いものもあるかもしれません。

> たんぱく質と炭水化物とでんぷんの違いを教えてください。

炭水化物とでんぷんの違いは上に述べた通り(でんぷんは炭水化物の一種)ですので、たんぱく質と炭水化物の違いをご説明します。

たんぱく質と炭水化物は、化学的には共に「有機物」と呼ばれる物質になります(有機物はたんぱく質・炭水化物以外にも様々な物質を含みます)。有機物とは、炭素と水素をベースにした一連の化合物のことで、生命活動によって生み出され、また生命活動によって消費される物質ということになります。

炭水化物は、有機物のうち、糖をそのベースに持つ一連の化合物を意味します。糖とは、ブドウ糖と呼ばれるC6H12O6(炭素原子×6、水素原子×12、酸素原子×6)という化合物を基礎に持つ一連の化合物で、加水分解と呼ばれる分解行程によってブドウ糖にばらされます。ブドウ糖は、さらに細胞の中のエネルギー代謝によって、最終的には水と二酸化炭素になり、その際に細胞に活動エネルギーを与えます。
よって、炭水化物とは人間の体にとっては燃料として消費される物質、ということになります。逆に、燃料以外の役にはほとんど立ちません。燃料として消費する以上の炭水化物を摂取した場合、細胞はこの炭水化物を原料に脂肪を作り、体の中に溜め込みます。脂肪は既に炭水化物の仲間ではありません。脂肪は、炭水化物と同じくらい効率的に人間の体の燃料となり、かつ水に溶けないため、人間の体に蓄積するには便利な物質なのです(仮に人間がブドウ糖のまま体に余剰な燃料を蓄えたとしたら、汗や尿に解けてせっかくの貯蔵した燃料が体外に捨てられてしまうことでしょう)。

それに比べてたんぱく質は、アミノ酸と呼ばれる有機物がベースとなった一連の化合物を指します。アミノ酸は、カルボキシル基とアミノ基と呼ばれる2つの化学的な部品を持ち、この2つの化学的な部品が結合することが出来るため、多数のアミノ酸はばらばらにならずにたんぱく質を構成します。人間の体がばらばらにならずにその形を保てるのも、元をただせばカルボキシル基とアミノ基の間の結合(ペプチド結合)のおかげです。
たんぱく質は炭水化物同様、細胞の燃料にすることも出来ます。しかし、たんぱく質は炭水化物よりも燃料としては効率が悪く、本来は燃料として生命体が使うべきものではありません。たんぱく質の真価は細胞(広い視点で見れば生命体の組織、体そのもの)を形成するところにあり、様々なタイプのアミノ酸が、多種多様なたんぱく質を構成し、その多種多様なたんぱく質が、様々な形で生命体の体を構成していると言えるでしょう。

> また野菜はこの中のどれにも属さないのでしょうか?

野菜も生命体ですから、炭水化物、たんぱく質などを適度に含んでいます。しかし、多くの野菜に特徴的なのは、炭水化物・たんぱく質の他に、有機物がセルロースと呼ばれる繊維の状態になっていることです。セルロースは人間の体では消化できませんから、体の燃料にすることは出来ず、口に入れても、最終的には排泄することしか出来ません。このセルロースを「植物繊維」と呼びます。
なお、草食動物(例えばヤギ)はセルロースをブドウ糖同様に消化することが出来ます(消化酵素を体内にもっています)。よって、草食動物はセルロースを食べてエネルギーに変えることも出来るのです。人間にはこのような芸当は出来ず、炭水化物を多く含む植物(例えば米、芋、小麦)や脂肪を含む動物(とくに脂肪が多い肉や魚を「霜降り肉」「マグロの大トロ」と呼びます)を食べる必要がある訳ですね。
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こんにちは。


栄養の面から考えると、
炭水化物は糖質と繊維質から成り立っています。
果糖やブドウ糖や乳糖などの「糖類」も糖質ですし、
「でんぷん」も代表的な糖質です。

栄養素名と食品名は違いますので、
一度食品成分表をご覧になるとよろしいのではないでしょうか?

豆はたんぱく質を多く含む食品ですが、
食品成分表をご覧になればお分かりのように
自然の食材というのはいろいろな栄養素を含んでいますので、
豆でも炭水化物や脂質も含んでいます。
ですから、じゃがいもの場合は「炭水化物を多く含む食品」ではありますが
「少しはたんぱく質も含んでいる食品」でもあります。

野菜も種類によって含まれる栄養素が違います。
属すとか属さないといった問題ではありません。

ご参考までにこちらをどうぞ↓
http://www.glico.co.jp/navi/

参考URL:http://www.glico.co.jp/navi/
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名前がごっちゃになっていますね



たんぱく質、炭水化物は物質の種類の名前です。
デンプンは物質の名前です。
豆やじゃがいも、ナッツ、野菜は食べ物の名前です。

炭水化物は糖や糖が多数結合したものを指します。
デンプンは炭水化物の一種です。
あとは砂糖や寒天、食べれないですが紙も炭水化物の一種です。
食べると運動するエネルギーの源になります

たんぱく質はアミノ酸という物質が多数結合したものを指します。
ゼリーを作る時に使うゼラチンや健康食品に入っているコラーゲンはたんぱく質の一種です。
食べると運動するエネルギーの源にもなりますし身体を作る材料にも使えます。

豆にはたんぱく質も炭水化物も両方入っています。
ジャガイモにも両方入っています。
ナッツにも両方入っています。
野菜にも両方入っています。
ご飯にもパンにも両方入っています。
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炭水化物は、主に人間が活動するためのエネルギーとして使用される栄養素であり、一般的に糖質と食物繊維を指し、糖質は、その性質から単糖類、二糖類、多糖類という3種類に分類されます。


単糖類同士が結合したものが二糖類。二糖類がいくつか結合したものが多糖類と考えてください。なお、吸収されるときには単糖類の状態で吸収されます。ですから、前者は即効性があり、後者は持続性があるといえます。

ちなみに単糖類にはブドウ糖・果糖、二糖類にはショ糖・乳糖・麦芽糖、多糖類にはでんぷん・グリコーゲンなどがあります。
つまり数多くある炭水化物のうちのひとつが、でんぷんということです。

タンパク質は、アミノ酸と呼ばれる栄養素がいくつか結合したペプチドがさらに結合して出来上がる栄養素で、体の筋肉などを構成するための主栄養素です。

そして炭水化物やタンパク質、脂質という3大栄養素とビタミン・ミネラルという微量栄養素が組み合わさって出来上がるのが、穀類・肉・魚・野菜・豆類などの「食品」です。

ですので、ジャガイモはデンプン(=炭水化物)が豊富ですが、わずかとはいえタンパク質や脂質を含んでいますし、豆類はタンパク質が豊富ですが、炭水化物や脂質も含んでいます。

まとめると、デンプンは炭水化物を構成する一要素。
炭水化物とタンパク質はどちらも3大栄養素の一つであり、炭水化物は活動のための栄養、タンパク質は体を構成するための栄養として主に使われる。
そして、それらの各種栄養素からできているのが、野菜や肉、穀類などの食品、ということになります。
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でんぷんはブドウ糖(アミロペクチン等)の結合体で


炭水化物はブドウ糖・ショ糖・でんぷん等糖類の総称だったと思います…
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でんぷんは炭水化物の一種です。


たんぱく質と炭水化物の違いは下記のURLを参考にしてください。

炭水化物は植物ではエネルギー源として蓄えられるか、組織を支える繊維として働きます。
それに対してたんぱく質は生命活動を維持するための機能をもつものが多いです。

ということで生物にはたんぱく質と炭水化物は両方あります。ただ、じゃがいもの場合は炭水化物が多く、豆はたんぱく質が多いという違いはあります。
野菜も炭水化物とたんぱく質の両方をもっています。

参考URL:http://www2.neweb.ne.jp/wc/hooko/SANDAI.HTML
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