プロが教えるわが家の防犯対策術!

先日のニュースで、「大麻所持の自衛官が乗る潜水艦が、地上基地から呼びもどされた」
と聞きました。
そもそも、水中深い所にいるはずの潜水艦に、どうやって電波をとどけるのでしょうか?
専門的意見をお願いします!

A 回答 (7件)

(1)フローティングブイ・アンテナ方式:VHFでの通信を、アンテナ線を流すことにより受信する方法。

海中9m程度までなら、これで通信できます。

(2)ELF方式:一般の商用電波を使います。海中深くまで届きますが、周波数が低すぎるため、例えば3文字の通信に15分もかかります。
暗号式に、記号を予め決めておいて、少ない文字数で指令が伝わるようにしています。

(3)レザー方式:水中透過率の高い、青緑色のレザーを、衛星から発信し、潜水艦の光学検出機で読み取る方法。
(2)のELF方式の1種。

(4)音波方式:音波を海中に飛ばすことでの「音圧」で通信する方法。原始的なようで、最近の技術開発です。
まだ実験の段階で、実用化までは一息です。
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この回答へのお礼

有難うございました。素晴らしく参考になりました!!
特に音波方式には感動しました!!今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

お礼日時:2005/08/01 21:33

リンクというのは、通信の形式のようなもので、その形式に見合った装置を搭載して、ボイスやデータを交換します。

リンク11は米海軍で開発された艦船間リンクです。リンク14は、11を搭載していない艦のための補完的リンクです。この二つは広い洋上で使用するため、電離層反射による長距離通信が可能なHF帯を使用しています。これらは海上自衛隊なども利用しています。潜水艦が何を搭載しているのかは知りません。

米軍では最近はリンク16化が進んでいると思います。
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この回答へのお礼

勉強になりました!大変お詳しいですね。敬服いたします!誠に有難うございました。

お礼日時:2005/08/02 20:57

通常の通信には、アンテナを水上に出すのではないでしょうか。

もちろん水中で通信する方法もありますが、このような通信に、わざわざELFなどは使わないでしょう。

またリンク11もリンク14もHFですよね。海面上にアンテナをださないと厳しいのでは。
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この回答へのお礼

有難うございました。参考になりました!ただ、リンク11と14とはどういうものかと、、、。すいません2度質問で申し訳ありません!

お礼日時:2005/08/01 21:35

潜望鏡にもアンテナが組み込まれてます。


あと船外に伸ばす、曳航式アンテナもありますね。
通信手段として
衛星通信装置・水中通信装置・短波通信装置・超短波通信装置など。

専門家ではありませんが、潜水艦ものの読み物を読んでいるとアンテナ深度という言葉があります。第二次世界大戦当時の場合なら潜行中はバッテリーで推進します。だからバッテリーが上がる前に水上に出てディゼルで水上航行して逐電します。さらに換気をして酸素も蓄えます。今でも定期的に水面近くに浮上して通信していると思います。

恐らくですけど・・・
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この回答へのお礼

うーん通信手段がお詳しいですね!有難うございました!!

お礼日時:2005/08/01 21:31

VLF(超長波)・ELF(極超長波)等を用いれば浅い深度の海面下で受信できます。


潜水艦は一定時間ごとに受信可能な深度に浮上してきて、潜航状態でそれらを受信してそれが自艦に対する呼び出しなら、決められた時間に通信アンテナを露頂してより詳細な通信を受信するという手順になっているそうです。
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この回答へのお礼

有難うございました。やはり手順があるのですね。参考になりました!!

お礼日時:2005/08/01 21:30

海面上(海面近く)にブイ(有線)を浮かべてそこから電波を送受信します。


http://homepage3.nifty.com/nishimura_ya/earth/su …
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この回答へのお礼

有難うございました。早速HPを見ました!

お礼日時:2005/08/01 21:29

定時連絡時は深いところにはいないと思います

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この回答へのお礼

有難うございました。「基本」がわかりました!

お礼日時:2005/08/01 21:28

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