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昔読んが本で、たしか鳥の脳は原始的なので、過去のことを思い出したり、明日(未来)のことを考えたりすることができないという内容があったと思います。
鴉など頭がよい鳥は過去のことを十分覚えていると思いますが、本当はどうなんでしょうか?
人間の脳と鳥の脳とではどう違うのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

鳥類や爬虫類は小脳や中脳が大脳より大きく発達しており、


大脳が中心の哺乳類と比べると原始的といえるかもしれません。
しかし、動物全体から見れば高度に発達した部類と言えると思います。

信号待ちの車の前に胡桃をおいて踏ませて割らせるカラスの話は聞いた事があると思います。
一説にはオウムを訓練して知能を計ると3歳児程度の知能にはなるそうです。

経験を行動に生かすことは比較的簡単でも、
将来どうなるかを推理するのはさすがに無理だと思います。
経験則に基づきこの胡桃をここに置いたら云々程度の知能はあるでしょうが、
これまでの経験と直結しない事、しかも数秒数分後ではなく明日とかかなり先の事を考える事が出来るのは人ぐらいのものでしょう。
人でも出来ていない人たまに見ますし。
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カラスの脳は鳥の中でも特に(知能に関与する)終脳の比率が高く、また独特の層状構造を持つことが判っています。

ニワトリなどとの差は歴然です。

カラスは人の個体識別(その人が誰か判る)まですることが知られています。少なくとも過去の記憶は明らかに持っています。昼間のうちに天敵のフクロウを襲ったりする行動(逆に夜にフクロウに襲撃されるとカラスはパニックになるのですが)が知られていますので、未来の予測もある程度しているのでは?

参考URL:http://agri.mine.utsunomiya-u.ac.jp/hpj/deptj/an …
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今日は。

全くの素人ですので学問的な事は何も言えないのですが、ツバメが毎年同じ地域に帰ってきて同じ巣を利用する事、九官鳥やオウム、インコ、モズ等が人や他の鳥の鳴き声や他の音を真似ること、カラスやガラパゴス諸島にいるキツツキフィンチまた一部のサギが餌を捕るのに道具や寄せ餌を使う等かなり高度な学習能力と記憶能力が有る事が知られています。身近なところでは、同じヒヨドリのつがいが庭に柿や南天の実が熟すと必ず数日はやって来るのを目にします。

また台風などの接近を知り早めに避難する能力や渡りに適した気象条件を予知する等、数日先の気象変化を感知する能力を持っているのではないでしょうか?
もちろん人間の様に状況を推理して先を読むのではなく、ある部分危険を察知しての本能的な行動では有るのかもしれませんが…。

カッコウやホトトギス等ホトトギス科の鳥がウグイス、ヨシキリ、センダイムシクイ等一部のヒタキ科の鳥やモズの巣に托卵したのにたいして、されたほうの鳥はその事に気が付かない等、学習能力のない鳥も一部には見られますが、野鳥でも小さいうちから飼っていると人になれる鳥もいる事実から総じて鳥達は生存のための、学習能力や記憶能力は結構高いのではないでしょうか。

人間はそのような能力を記録に残し蓄積応用出来る事が他の動物と大きく異なる点ではないでしょうか!
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学習するカラス、道具を使うカラス、渡り鳥が昔の餌場を覚えている等を考えると、生きることに直結する程度のことならかなり高度な知能であると言えます。


脳の構造では、単純にニューロの数が違うでしょう。鳥は飛びますから、軽量化のために人間のような大きな脳を保持できません。
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