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「資産の評価」とは、どういうものなんでしょうか?
また、それの重要性とは?

わかる方、是非教えてください。

お願いします。

A 回答 (3件)

資産の評価とは企業が決算を向かえる時に、商法に基づき作成する財務諸表の中の貸借対照表(B/S)を作成するのにあたり自社のいろいろとある資産をどの金額で計上するかの判断です。

商法では原則として「原価法」という評価の仕方を使い資産の評価を行うことを企業に求めています。つまり仕入れた価格(原価)により評価して額を決めるということです。その「原価法」にも3種類あって「先入先出法」、「後入先出法」、「平均原価法」と様々です。それぞれの単語を検索エンジンで探すと良い説明が得られるでしょう。
重要性についてですが、資産の評価というものは直接的に当該企業の決算結果に結びついてくるものです。よく聞く粉飾決算というものは、資産の評価を不当に行い利益を操作した結果のものなのです。粉飾決算をすると商法違反などで当局に摘発されたち株主代表訴訟をされたりと大変なことになるのです。この意味でも「正当な」資産の評価というのは重要だということが言えるということです。
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どういう場面における「資産の評価」なのか、はっきりとわかりかねますが・・・


つらつら考えてみましたので、助けになればと思います。

まず、どういう時に「資産の評価」が必要になるか

1 財産を相続するとき、税がいくらくらいになるか試算するとき
2 事業を起こす時など自分の資産を担保に借り入れをするとき
3 倒産して、資産を精算するとき
4 住宅ローンを組んだり、今後の人生設計をするとき
5 投資をする時

資産を客観的に評価するには、預貯金などの現金ならば、為替変動などの要因もあるとは思いますが、それほど難しくはありません。
というか、時価総額で資産を換算しないとものさしがありませんので、現金ならばすでに評価は終わっていると考えていいと思います。
難しいのは、運用途中の株式や不動産など、今後どのようになるのかわからないものです。
とはいえ、不動産や株式などは、市場という客観的な評価軸があるわけで、一旦はこいつらも市場価格で評価してしまえばいいかと思います。
もっと難しいのは、例えばリスクの大きいジャンクボンドとか、建設途中のビル、変動の激しい為替通貨など、いったいこれらをいくらで売ることが出来るのか、出してみないとわからない資産でしょう。
これを評価するとなると、シミュレーションとか、経験がものをいうわけで、不動産鑑定士とかの専門家に登場してもらわないと解らない様に思います。
そもそも「評価」というのは客観的に行われたことを第3者に示すわけで、本人が「こうだったらいい」とか「このくらいのはずだ」といっても誰も信用してくれません。
ある意味、専門家というのは、そうした客観的な視点で意見をいうことを求められている職業であって、資産の評価をすることにおいては、必須であると思います。

ご質問の「資産の評価の重要性」について、なんとなくお答えしましたが、補足説明があれば、みなさんももっと答えやすいと思います。
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 資産の評価とは、資産の金額を決定することです。

具体的には、売掛金や貸付金といった債権については債権金額を以って評価を行い、資産としての金額を確定していきます。また、商品などの棚卸資産、有価証券など、建物や土地、備品といった固定資産などについては取得原価主義を採用しており、その資産を取得するのに支出した金額を持って試算の金額を決定する、すなわち評価を行うものとします。ですから、その資産本体の金額(購入対価)だけでなく、それを取得するために必要な諸経費(付随費用)も取得原価に含めます。
 資産の評価は取得原価だけでなく、低価基準や時価基準もあります。低価基準は取得原価(帳簿価額)と時価とを比較し、低い金額を以って貸借対照表に計上し、時価が低い場合は取得原価(帳簿価額)との差額を評価損として費用処理します。時価基準は有価証券の評価で採用されるものです。
 資産の評価の重要性ですが、いくつも考えられまして、例えば適正な期間損益計算を行うため(証券取引法会計)だとか、商法上企業との利害関係者に正しい企業の状態を把握する必要があるため(商法会計)とか、法人税等を計算する時、きちんと課税の公平を確保するために必要だとか(税務会計)、複数の目的があります。これはそれぞれの会計目的が異なるためです。
 参考になれば幸いです。
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