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素朴な疑問ですが、JRの運賃はなぜ私鉄に比べて高いのですか?
高い分、従業員の給料が高いとか、国鉄時代の清算に使うとか、何か理由があるのですか?

A 回答 (14件中1~10件)

JRの方が路線規模の大きく、その分私鉄線よりメンテナンス費用も必要です。


また、JRの路線の内、黒字で利益を出している路線は、ほんの数路線です。山手線など、ものすごい利益を出していますが、その利益はローカル線の赤字を埋めています。
地方ローカル線の赤字を、東京の路線で埋めることに抵抗があるかも知れませんが、地方線もその地方の方には欠くことの出来ない大事な足です。一会社として規模の維持は必要です。
また、人口密度も違うので、この点は仕方ないと思います。

並行路線がある区間では、特定運賃として規定より安い基準にし、運賃で負けないようにしています。
JR東日本の場合ですと、山手線内<東京近郊区間<一般区間です。

小田原からの場合、距離がありますので小田急と比較すると運賃が約2倍になってしまっています。

元JRの職員の方と仕事をしたことはありますが、他の民鉄よりは賃金は良いですが、都営地下鉄程ではありません。そんなに良いわけではありません。

国鉄時代の精算もあると思います。

事故が多いのに・・・、とお思いですが、事故はどの会社でも起こりえます。イメージと繋がりやすいのですが、運賃とは別の話と思います。

先日の総武線の架線切断も、どの鉄道会社でも起こりえます。剛体架線の地下鉄を除くと、京浜急行ぐらいでしょうか。架線が切れないように「合成電車線」を導入して予防をしているのは。
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JR旅客鉄道各社は多くの赤字路線を抱えているからです。


鉄道網はネットワークとして全体として機能している部分もありますので、どの路線が赤字かを正確に割り出すことは困難ですが、乗客数から予想される運賃などの収入に対して人件費や保守費用などがまかなえそうにないところはたくさんあります。

さて、JRは民間会社です。従って、採算のとれない路線を廃止したり、赤字路線の運賃を上げて黒字路線の運賃を下げるなど、利用者にそれ相応の負担額となるようにしてもかまわないように思います。
そこで、現在話題となっている郵政民営化の議論を聞いていますと、過疎地の郵便局が無くなってサービスが低下するといった話をよく耳にします。JRももともとは国鉄という国の機関でした。国の機関で交通インフラという公共性が高いとされている国鉄を分割民営化するときに、赤字路線などに対して同じ議論が出てきたことは、そのころの事を知らないとしても想像が付くのではないでしょうか。
分割民営化に対して、いままで国として行ってきた鉄道事業の公共性に鑑み、赤字路線の極端な運賃の値上げなどは行わないで全体としてバランスを取るような運賃設定にするという考え方が根底にあるのが原因の一つです。
大都市の私鉄競合部ではJRの運賃は高めですが、JRと競合しない地方の民間鉄道などに比較すると安かったりします。また、バスと比較しても安いことも多く、とくにJRの通学定期券の割引率が高いことから、バスへの転換の場合に通学定期券代が上がる事への地元の抵抗も多くあるようです。

このように、JRの運賃体系などの矛盾点などを考える場合には、人件費や国鉄の赤字精算のほかに、鉄道という公共性に加えて、いわゆる過疎地域などへのサービス水準の定価を抑えなくてはならないという分割民営化のときのスタンスも大きく影響しているようです。
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すでに他の人も書かれていますけど、JRが並行する私鉄に比べて割高というのは限られた区間でしかありません。



関西地区でも、JRと私鉄ではJRのほうが高い時代が続いたのですが、JRが特定運賃制度を採用しているということを考慮しても、区間によってはもともと割引率の高い通勤定期はもとより、普通運賃でもJRのほうが安いという逆転区間が生じています。


地方になると、さらにこの差は広がります。国鉄時代は並行するバスのほうが安い上に本数も多かったので、バスが移動のメインだったのが、バスの相次ぐ値上げとJRの増発で、今ではJRのほうが(別料金が必要な特急を利用しても)バスより安くて本数が多くて便利という区間もあちこちにあります。
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素朴な疑問ですが、私鉄の運賃はなぜJRに比べて高いのですか?


高い分、従業員の給料が高いとか、赤字事業の清算に使うとか、何か理由があるのですか?

オウム返しですがこれが答えです。
運賃がJR>私鉄という構図は成り立ちません。
私鉄の運賃がJRより高いところはざらにあります。
自分の身の回りだけでしゃべるとこうなります。

さて、私鉄がやるより安い値段のところもある、
つまり、不採算路線も多く抱えているのがJRの特徴です。
これは全国の鉄道インフラ、公共の足としての使命を国鉄から引き継いだためです。
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まず、opopo2000さんは関東地方に住んでいらっしゃるのでしょうか?


たぶんJRのほうが高いと思うのは、ほとんどこの地域の人です。他の地域ではJRのほうが安い場合もあります。
関東地方のJRと私鉄という考えで書きます。

理由を簡単に書くと、国鉄時代の再三に渡る値上げが今この差になっています。
昭和40から50年代に国鉄は運賃値上げを何回も実施しました。なぜ値上げをしたかは前の方々の回答にありますのではぶきます。
この相次ぐ値上げで私鉄との価格差が広がったのです。
しかし、JRになって経営が少し安定したのかJRはあまり運賃値上げを行いませんでした。というよりまだ一度も値上げしてません。(初乗り120円を130円にしただけ)
その間、今度は私鉄が経営に苦しみだし、値上げを行うようになります。
それで現在のようになっています。
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この回答へのお礼

なるほど、地域差もあるんですね。
確かに私は関東在住ですし、小田急や京王線をよく利用します。

お礼日時:2005/08/05 13:39

私の住んでるところでは私鉄の方が高いです。



一概には言えないと思います。
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#2です



#7の方が答えられてるのが正解ですね

 私鉄は利潤追求で利用客の多い路線だけを使って
JRとの競合路線では少しでも安い運賃でもうけようとする。

 一方,JRは以前国鉄つまり,公営の公共鉄道だったため,利潤よりも,国民全体の利便性を考えて,線路を
施設し運賃を全国一律で距離に比例して設定した。
 そのため民営化し分割化した後も,その会社全体としての一律の運賃設定をするため,私鉄との競合路線では
かなり割高感が否めなくなると言うことでしょうか。
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ローカル線の赤字も負担しているからでしょう。


確かにローカル線では割増運賃を採用するなど少しでも収支を改善する策はとられていますが,
それでもローカル線の運営経費をローカル線の運賃収入だけで賄いきれるとは思えません。
ローカル線は「全国津々浦々,田舎でも鉄道による公共交通の足を確保する」という旧国鉄の公益性により
建設されたものですから,やむを得ない面もあります。(少くとも戦前は車なんて金持ちの持ち物でしたし)

逆に私鉄は私企業ですから,儲かるところにだけ路線を建設します。
当然黒字になりますから,運賃も安くすることができます。
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うちのほうは私鉄のほうがJRよりも1.5倍くらい高いです。

しかしJRが安いかっていうと高いと思います。
さらに、バスはもっと高いと思います。バス200円はひどいです
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JRと言っても格差があります。


特定区間運賃と言ったかと思いますが(最低130円から)、東京都区内や大阪市内など、一部の区間では非常に安い料金設定になっています。
なので一概には高い、安いということは言えません。
>従業員の給料が高いとか国鉄時代の清算に使うとか
まず、鉄道業界はどこも多額の借金を抱えています。列車などを整備するために、思いのほか経費がかかりますし。
なので、債権の多さでJRだけが、とかそういう意識はないと思いますね。
ただ、どこの会社も全く同じ条件でというわけにも行きませんし。(そうなると東京や大阪はとんでもないことになりますから)

また、本州3社と所謂3島会社(北海道・九州・四国)とでは料金設定が違うはずです。時刻表などを見て考えてみるのも一つかと思いますね。
例えば、JR東海では最低運賃140円区間のところ、
JR北海道は160円だったとか。地域によって差がありますんで。
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