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美術館で絵画などを見る時、どのような心構えで見たらいいのでしょうか?何を書いているのかさっぱり分からない物もあります。何処を見るのか?教えてください。また絵画の見方等を書いた書籍があればそれも教えてください。宜しくお願い致します。

A 回答 (11件中1~10件)

景色を眺めるように見る、創作した時の画家の気持ちになってみる、画家の一生を映してみる、物語を読むように見る、一時代の運動としてみる、時代背景と照らしてみる、一枚の絵のみならず展示の意図を汲み取る、様々にみて感じることが出来ると思いますよ。

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何を描いているのかさっぱりわからない類の絵というのは


現代美術のことだと思います。
これに関しては
「なぜこれがアートなの?」淡交社
という本がわかりやすいと思います。
現代美術は画家の考えを理解しておかないとさっぱりわかりません。
私はあれらは美術作品ではなく論文だと思っています。
色々な理論を積み重ねた上で、
その理論を証明してみせるために論文の代わりに
一つのイメージとしてまとめたものが現代美術だと思います。

古典絵画を見るならその絵画の「主題」
を知っているとより楽しくなると思います。
例えば多くの画家が泉を覗き込んでいる美青年を描いています。
何も知らなければこの人は何をしているのだろう?で終わりますが、
ナルキッソスが水に映った自分に恋焦がれ、
ついには死んでしまうというギリシャ神話の一場面を知っていると、
この画家はあの話をこんな風にイメージしたんだな、
という見方もできるようになります。

こういった内容の本は
「まなざしのレッスン」東京大学出版会
がおすすめです。
ネットでも解説しているサイトがあるので挙げておきます。

参考URL:http://www.paintweb.jp/text/icon.html
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NO.8の補足です。



>あるいは、後で自分で絵の解説を調べてみるか(図録を買ったり、画家についての伝記を読んだり)。

展覧会図録が一番手軽で手っ取り早いと思いますが(値段高いですかね?)、ミュージアムショップがある美術館だったら、そこで画家ごとの薄い絵の紹介本が売っていたりします。
興味を持った絵や画家があったら、名前を覚えておいて、後でミュージアムショップに立ち寄ってみては?
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先日「絵の見方」というご質問がありました。


参考になるかもしれませんので、URLを挙げてみます。
書籍の紹介もありますよ。


>何を書いているのかさっぱり分からない物もあります。

ありますね~。私は抽象画はけっこう好きですが。。。

学芸員による無料ガイドに参加すると、説明してくれることがあります。
あるいは、後で自分で絵の解説を調べてみるか(図録を買ったり、画家についての伝記を読んだり)。
説明を聞くと「なるほど~」というのもありますよ。
結局、わけわかんないのもありますが(笑)

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1529158
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絵画についての知識があるかないかで、見方とか深みは確かに違ってくるでしょう。



しかし、何も予備知識がなくても、色がすばらしい、形がすてき、描かれている女性が美しい等、それなりに楽しむことはできますね。

好きな絵があれば、その画家の名前を覚えておいて、関連した本を見て見る、印象派であれば、紹介された本を見る、などからはじめたらよいでしょう。

西洋絵画の歴史(カラー版)高階秀爾著 が良いと思います。高階さんは印象派についての本(文庫本、講談社文庫だったかな)も書いておいでです。

ただ、「何なのかさっぱりわからない」というのが、どういったものを指すのかわかりませんが。。。わたしも以前、ベニスに行った時にビエンナーレに行ったら、ま、現代美術なわけですが、泥の塊がたくさんならべてありました。これにはわたしも弱りましたね。(笑)
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アプローチの方法は二つあると思います。



一つは外堀を埋めていく方法。予備知識を得てから実際に見る、という見かたですね。それなりの規模の特別展などであれば、大抵オーディオガイドを貸し出しているので、それを利用するのが最も手っ取り早いかもしれません。

もう一つは、自分の方はまったく白紙のまま、一対一の状態で対象と向かいあう方法。これはなんの準備も要りません。必要なのは気合だけです。

この二つのどちらが良いものなのか、わたしも時々考えてみています。わたしとしては後者が本当だろう、と思っています。あるものに美を見つけるのなら、必要なのは「それそのもの」だけで、他の情報はむしろ不要なはずなんです。ただじっと、じぃぃぃぃぃっと見ればいい。そこで見る側に生まれる感情や思いなどが、芸術のが外部に及ぼす最も大切なものじゃないかと。

……が、それは結構大変な作業かと思います。一対一で向かいあうのは簡単なようで難しい。ひょっとしたらいくらじっと見ても何も生まれないかもしれない。生まれないものはその人にとって不要なものなのだと、わたしは思うのですが、でも何枚見てもピンと来ないということになったら、それはそれでつまらない話ですよね。

予備知識を得ることは、対象と見る側を繋ぐ役割をします。その分とっかかりといいますか、感情移入がしやすくなるのですね。ゴッホの最後の一枚を見て「これが最後の一枚、この後彼は自殺するのだ」と知っているのといないのとでは、やはり抱く感慨は違うものになると思う。でもって、そういう知識を溜めていくことも美術を見る楽しみに含まれるのですね。好きな作品、画家が出来たらそれについて知りたくなるのは、ごく普通の心の動きです。いくら「必要なのはそれそのものだけ」と言っても、無理に知らないままでいるのは不自然。
回数を重ねるうちには、やっぱり段々予備知識が増えていくでしょう。前者の方法にならざるを得ないかもしれない。

予備知識を得ることが悪いことであるかのような口ぶりになってしまいましたが、本当に言いたいことは違います。
悪いのはその知識そのものであるのではなく、予備知識があることで、「見る行為」がただの確認になってしまうことが一番良くないと思うのです。
わたしは個人的に、オーディオガイドは実は良い方法ではないと思っていますが、それはなぜかというと、よほど気をつけないと単なる確認になってしまうからです。
どこが美しいかを他人に示されて、それに頷く。そこで終わってしまえば、実際にその絵の前に立つ必要はないくらいだと思うのです。テレビで充分。

大切なのは、その後「では自分はどう感じるのか」と自問すること。オーディオガイドの言うことに本当に納得出来るのか?他にもっと美しいと感じる部分はないのか?その絵は自分に何を語るのか?

語ってくれることが多ければ多いほど、好きな絵になっていくのですね。
わたしは絵や彫刻を見る時「埋もれた美の女神を見つけ出す」というようなつもりで見ることがあります。
パーツで見るような場合ですね。そうするとこの線が美しいと感じたり、色がいいと感じたり出来ます。どんな絵でもというわけではありませんが。

はっ。いい加減長々と書いてしまって申し訳ないです(^_^;)。
簡単に言えば「予備知識を得た上での鑑賞が結局は楽。(楽なのは決して悪いことではない。)が、知識だけで納得して、感じることを忘れてはいけない」ということでしょうか。
一番シンプルに言えば「この絵は好き・嫌い」を明確に決められるだけでも、絵を見たかいがあったというものだと思うのですが、どうでしょう。乱暴な言い方かな?

絵画の見かたに対する良い本、というもので経験的なお薦めはないのですが、たしかこの本は簡単にとっつきやすい書かれ方をしていたような……(うろおぼえですが)

「名画に教わる名画の見かた」早坂 優子 視覚デザイン研究所編

全般的な見かたを網羅したものは少ないかもしれません。時代やテーマ別にならありそうですが。宗教画の見かた、印象派の見かた、現代アートの見かた……それぞれ別な部分がクローズアップされていそうです。見る絵に合わせて、そのつど選んでいくというのが参考になる方法かもしれません。

あ、それから「これをやった方がいい!」というのを一つ。
絵を見る場合「自分に合った距離」があるものです。彫刻なら方向。この場所から見るのが一番良い、と思う位置です。それを探してください。混んだ展覧会ではなかなか出来ないのですが、それだけでも「見た」ということの第一歩はクリアしていると思います。

すみません、長々と。この辺で失礼します。
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芸術がいまいちわからないですが、


よく美術館には行きます。

ぼくは基本的に、
見て、さっぱりわからないのは軽く見て次に行きます。
見ても、どこがいいのかわからないので。
また、本とかで説明を見ても、よくわからないので。

美術館では、
自分の好みの絵を見つけ出して、
ベスト3を決めるというのを目標にして見てます。
ランキングを自分なりにつけていくとなかなか楽しいですよ。

あと、
自分がルパンのような怪盗だったら、どれを盗もうかなって思ったりしながら見てたりします。

あとは、
自分の家に飾るなら、どれがいいかなっとか、考えながら見たりもしています。


邪道な見方かもしれませんが、
楽しめると思いますよ。
まぁ、肩の力を抜いて、ゆっくり見るといいですよ。
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古い洋画でしたら、「ギリシャ神話」「旧約聖書」「新約聖書」(キリスト教)などの名場面をテーマにしたものが多いので、そのあたりの基礎知識があれば理解しやすくなると思います。



といってもそれら全てを覚えていくのは不可能でしょうから、帰ってからの復習でもいいでしょう。そして次に同じような絵を見たときに「これはあのシーンだ」と思い出せばいいと思います。

基礎知識としてのお勧めは 
 阿刀田 高 著  新潮文庫
『ギリシア神話を知っていますか』と『旧約聖書を知っていますか』
あたりでしょうか。これ自体はそれぞれの訳文ではなく、わかりやすく解説したものですが、一般的な知識としては十分すぎると思います。もしさらに興味がわいてくれば、訳文などに手を出されてみては?

抽象画となると、「第一印象で見たまま思ったこと」が正解でしょうね。「何でこんな色に塗ったんだろう」「これは何を意味しているんだろう」「わーきれい」「何かわからないけどすごい」などと思うことで作者の心情を推理する。それでいいと思います。もちろん具象画にもこれは共通します。
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美術館によっては、キュレーター(学芸員)による解説ツアーを行っている所も最近多いです。

あと入り口で解説機を貸してくれる所もあります。所定のルートで回るとヘッドフォンから絵などの解説が聞こえるという物です。
真っ白な気持ちで見て、素朴な疑問はキュレーターに聞くというスタイルもいいかなぁと思います。
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絵画に詳しくないのに 結構 展覧会に 行っています


何も知らずに絵を見て 素直に感動するのがきっと 基本なんでしょうね
でも私は 邪道かもしれないけど 来歴とか 画家のこととか モデルのこととか 知った方が いいです

この絵を描いたときは ドガは失明していたとか
ゴッホは 精神病院で この絵を書き 翌年 亡くなったとか
この絵の この女性は その後 ルノワールの恋人になったとか

何を書いてあるかわからなくって 横のプレートを見たら 貧しくて 病院に連れて行ってやれなくて死なせてしまった幼いわが子だったとか(↓)

取り合えず 世界の名画100点…みたいな入門書は どうでしょうか
「ここに注目」みたいなことが 書いてあったりして 参考になるかも
ネットでも いろいろありますよ

それから 特別展などでは 最近 説明を聞ける イヤホンを 貸していますよね
あれって やっぱり あった方が いいと思いました
ただし ナレーションが 耳障りだったりすると 凹みますけど

参考URL:http://www.ohara.or.jp/pages/tenji_pages/tenji_k …
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