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現在、エポキシなどの2液性接着剤や塗料を使用しています。1液性のものは乾燥によって硬化するので、空気に触れている面積が大きいほど早く硬化すると認識しています。一方、2液性のものでは化学反応によって硬化するので、空気に触れている面積とは関係なく一定だと思ったのですが、実際、空気に触れている面積が大きいほうが硬化も早くなりました。なぜなのでしょうか?どなたか教えていただけませんか?

A 回答 (3件)

遅い回答でよろしいでしょうか。



ご質問の「空気に触れている面積が大きいほうが硬化も早くなりました」というのは、厳密には「空気に触れている面積が大きいほうが指触乾燥時間が早くなった」ということだと思います。
分子レベルで結合が進んでいても溶媒が存在すれば、見掛け上硬化が進んでいないように見えます。

2液タイプのものでも溶媒が蒸発しやすい方が乾燥が早く、指触乾燥時間が短くなりますので、空気に触れている面積が大きいほうが硬化が早くなるように見えます。

ちなみに2液タイプのものは、空気中の水分でエポキシ基が開環することはありません。溶媒が水のエマルジョン型2液タイプもありますし。
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1液のエポキシ系接着剤は、乾燥というよりも、エポキシ結合(C-O-Cの二等辺三角形)の解裂と別の箇所への再結合によって硬化します。


この結合解裂を引き起こす原因のひとつに、空気中の水分があります。

一方、2液タイプでもこのエポキシ結合の解裂・再結合が硬化の機構になります。
(一方の液にエポキシ化合物と、もう一方のアミン化合物などが反応して、解裂・再結合により硬化)
従って、2液タイプであっても空気中の水分によってエポキシ結合の解裂が促進されるため、硬化が早くなったと考えられます。

なお、こうして水分によって解裂が加速された場合、水と反応した分、再結合が減ると予想されるため、強度としては本来想定されたものより弱くなる可能性がありますので、ご注意下さい。
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この回答へのお礼

レスポンスありがとうございます。
何で硬化するのかが良く分かってなかったようです。
もちょっと勉強してみます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/08/10 04:54

2液性エポキシ塗料でも有機溶剤が含まれますので、普通の


塗料と同じように蒸発面積が大きい方が硬化速度も速いです。
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