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金融理論上では、ちまたで言う「長期投資は有利」は大きな誤解と聞いています。

これをど素人さんにもわかりやすく説明したいと思っていますが、どなたか簡潔かつ明瞭に説明お願いできないでしょうか?

A 回答 (10件)

ご存知の通り、「長期投資は有利」というのはよく言われますが、リスクの大きさに影響します。

リスクが小ならば有利でしょうし、大ならば必ずしもそうはいえません。

素人さんにこの話をする前に、「リスク」という言葉の定義を確認しておきましょう。
一般的な会話の中では、「リスク」という言葉は、「損をする可能性」という意味合いで用いられていると思いますが、投資理論の世界では、「投資成果のブレ(ボラティリティ)」の大きさを指すということをご説明ください。

・Aさん・・・毎年5%づつ10年間運用
・Bさん・・・1年目20%、2年目▲10%、3年目20%、4年目▲10%…を交互に繰り返して10年運用
・Cさん・・・1年目40%、2年目▲30%、3年目40%、4年目▲30%を交互に繰り返して10年運用

以上3パターンの検証
・Aさん=(5+5+5+5+5+5+5+5+5+5)÷10年=5%
・Bさん=(20-10+20-10+20-10+20-10+20-10)÷10年=5%
・Cさん=(40-30+40-30+40-30+40-30+40-30)÷10年=5%

一見、全員動きはバラバラながら同じような結果が出ているような錯覚に陥ります。しかし結果は大きく差が出ます。
全員100のお金を運用したとして10年後の結果は、

・Aさん=162.89
・Bさん=146.93
・Cさん= 90.39

実際に電卓をたたいて見せてあげてはどうでしょう。
・Aさん=100*1.05*1.05*1.05*1.05*1.05*1.05*1.05*1.05*1.05*1.05
・Bさん=100*1.2*0.9*1.2*0.9*1.2*0.9*1.2*0.9*1.2*0.9
・Cさん=100*1.4*0.7*1.4*0.7*1.4*0.7*1.4*0.7*1.4*0.7

金融理論上の見地からのアプローチ、説明を行いたいのであれば、以上のようなパターンをいくつか作り、エクセルでグラフ化すれば、わかりやすい説明ができます。
ポイントは、冒頭にも書きましたとおり、「リスク」の言葉の意味を素人さんにどれだけ正確に理解させてあげられるかでしょう。

この回答への補足

多少はまともな「長期投資すればリスクは減少?」コラムです。

http://www.shinseibank.com/trust_info/necessity/ …

補足日時:2005/08/14 19:10
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私の「リスク」の理解は「不確実性」ですが、「投資成果のブレ(ボラティリティ)」の方が具体的ですね。リスクの例は使わせていただきます。つかみのクイズにいいかもしれません。

ところで、私の投資理論上の「長期投資は有利(リスクが少ない)」は、
1)投資総額=(投資金額x投資期間)の総和 とすると
2)「投資総額」が同じなら、投資期間の長い方がリスクが少ない
3)要諦は時間分散で投資リスクが下がる

例:1000万を1年間投資するのと、100万を10年間投資する事は
  「投資総額」自体は同じだが、10年間投資する方がリスクが少ない。

以上ですが、hiyourasocialさんの理解をよろしければ教えてください。
期間を

お礼日時:2005/08/14 19:05

専門外の理系の人間ですが、回答します。



 長期投資が短期投資と比べて有利な面をあげれば、以下の2点で、これしかないと思います。
(1)手数料が少なくすむ
(2)税金が安い

 同じ投資金額なら、長期投資は短期投資に比べて売買回数が少ないため、手数料が少なくすみ、売るときにとられる税金も少ないはずです。

 長期も短期も、購入してから株価がどのように変化するかが重要ですが、確実なのは短期の場合は購入時の株価からの変動が少なく、長期の場合は変動が大きい可能性が高いことです。同じ金額の株を購入した場合、「1回当たりの購入で、短期は儲け、損が長期と比べて小さい」、「長期は儲け、損が短期と比べて大きい」という可能性が高いことではないでしょうか。あくまでも可能性が高いということで、短期の方が儲け、損が高いということも実際はありえます。


 長期投資が有利と思われるのは、1950年から現在までの日経平均チャートを見せられて、1950年に購入して現在で売れば儲かると言われるからでは。しかし、1989年末に購入していたら大損です。

 長期投資が有利といわれる理由に、長期なら大きなリスクをとることができるということがあります。長期では大きな変動があるが、いつかは購入時より高くなるときがあるから、そのときに売れば儲かるという考えです。
 この考えの問題点は、当然株価が常に右肩下がりである可能性があり、購入した当時は投資資金がゼロになっても問題のないお金であったが、長期の間に事情が変わってそのお金が必要になり、泣く泣く損を抱えたまま売却することがあります。
 長期なら大きなリスクを取れるというのは、現在資産がある、将来の稼ぎが見込める(若い人)といった経済余力に対して決められるもので、期間で決められるものではありません。


 個人的には、短期だろうが、長期だろが儲かればいいという考えです。人には得て不得手があるので。
選択のひとつにある長期投資の不確実性をどう捉え、その他の項目(気が短い、長い)などを考え、個人が自分にあった投資法を選択すればいいわけです。


 私は株式投資をしていますが、長期投資です。以下の考えで実施しています。
(1)会社員なので、短期投資(ディトレード)は無理)。
(2)確実で目に見えるコスト(手数料、税金)は極力抑える。
(3)(2)のコストの視点から、投資信託は買わない。
(4)手数料を安くするため、ネット証券で購入し、単元株で購入する。ミニ株では買わない。
(5)投資資金は、仮にゼロになっても生活に困らない範囲のお金とする。
(6)内容のわからない金融商品は買わない。その商品は、販売する側が有利で(手数料や信託報酬が高い)、買う側が不当なコストを支払う。買わなければ損をしない。
(7)経済予測は、短期は当たらないが、長期では信頼度が高い。


 話はずれますが、手数料の話で「ドル・コスト法」というのがあります。月単位で一定金額を購入すると結果的に一度に購入するより安いというものです。これは、単なる気休めで、安いときに一気に買ったほうがトータルでは安いこともあるはずです。「ドル・コスト法」が有利と説明する金融商品があれば、胡散臭いと思った方がいいと考えます。

 最後に、投資信託を避けていますが、私の知っている範囲で「さわかみ投信」は少ない良心的な投資信託と思っています。手数料が安い、購入のポリシーがはっきりしていて、証券会社の系列投資信託にある手数料、信託報酬以外の見えないコスト(不当に高く株を買わされて、一般投資家がその分損をしていること)がないためです。
 ただ、安いとはいえ手数料のことを考えると、自分で単元株を買ってしまいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/18 08:23

#4の者です。



>私の「リスク」の理解は「不確実性」ですが
↑まさにその通りでよろしいかと思います。

>投資総額=(投資金額x投資期間)の総和 とすると
↑#7様ご指摘の通り、私はこの考え方ははじめて聞きましたので、すみませんがお役に立てません。

>3)要諦は時間分散で投資リスクが下がる
↑時間分散というのは、投資のタイミングを何度かに分けるという意味合いかと思います。したがいまして、投資期間を長くすると言うのとは異なるのではないでしょうか。

また、長期であればあるほど不確実性が高まると言うのはわかります。
ただし、「有利」と「リスク小」とは必ずしもイコールにならないのでは?

例えば、誰がどのタイミングでやっても、「絶対にマイナス10%」の運用成果が出る投資手法であれば、「リスク」はゼロなのですから。確実に「マイナス10%」の投資成果が得られますよね。

あまりうまくまとめられずにすみません。
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この回答へのお礼

再度コメントありがとうございます。

>↑時間分散というのは、投資のタイミングを何度かに分けるという意味合いかと思います。したがいまして、投資期間を長くすると言うのとは異なるのではないでしょうか。

時間分散は私の解釈で、"「投資リスク」の真実"には書いてありません。

>ただし、「有利」と「リスク小」とは必ずしもイコールにならないのでは?
まさにその通りです。「有利」は「リスク小」+正の利益、と考えています。

>例えば、誰がどのタイミングでやっても、「絶対にマイナス10%」の運用成果が出る投資手法であれば、「リスク」はゼロなのですから。確実に「マイナス10%」の投資成果が得られますよね。

はい、これもリスク認識の重要ポイントですね。"「投資リスク」の真実"にもリスク管理の専門家がリスクゼロ(たっだか)の飛行機を自ら選択して、その飛行機が墜落する話が出ていました。

お礼日時:2005/08/17 06:28

>基本的に、投資対象は、一定基準価格を軸に動いているものと、成長し続けるものとに分かれています。



の成長し続ける物にはどんな物がありますか?

例を挙げると生き物の場合ですね。
存在が認められているもの。
法人と言う組織でしょうか。
お金が命の源というか、血液ですよね。
とまれば消えるだけの存在。

で、アップルやマイクロソフト、ヤフー、ライブドア、コンビニエンス、ネット証券などほとんど極最近10年以内に急成長した会社ですよね。
逆にポラロイド社(ポラロイドカメラ)など消えていった(元の紙切れに戻った)会社も結構ありますね。
生きてる以上はアメーバーの如く増えますし。

逆に、生きていないモノは同じパターンを繰り返す場合が多いですね。
物の値段とかも冬と夏の価格差が激しいし。(スキー板とかの季節モノ、製品のリニュの繰り返しとか・・)


例:1000万を1年間投資するのと、100万を10年間投資する事は
  「投資総額」自体は同じだが、10年間投資する方がリスクが少ない。

私なりの意見であれば・・。
前者は博打的投資。
当たればでかいが、外れれば被害甚大。
機を見て投資する投機家向き投資手法です。
1000万を1年間投資するのは、極限定された人で無いと無理でしょう。
1000万余裕があることが前提。
一般庶民には心的リスクが大きいと思います。

後者は複利式投資とでも言いましょうか。
当たっても長期にわたれば騰落率は安定するが、飛躍的という言葉は当てはまらない。
ただし、被害は最小限にも抑えられる。
10年を人くくりとして見ます。
時流の変化が大体このパターンらしいです。
100万円を10年寝かせる行為は誰でも出来ますね。(多分)
軽四一台と考えればいいわけですから。(人によるが)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/08/16 06:47

#1です。

よろしければ、investor_xさんのの専門分野というか、背景知識を教えていただけないでしょうか。

#4の補足をみると、私とは、そもそも、問題の理解が違うかもしれません。私は、
・「1ヶ月間の投資を12回行う」のと、
・「1年間の投資をする」
のどちらが有利かを問題にしている、と思っていましたがそれでいいのでしょうか。

>1)投資総額=(投資金額x投資期間)の総和 とすると
金融工学では見かけない定義です。上でも少し触れましたが、どういう思想でこのように決めたのでしょうか。
この定義だと、
・1年なら1年という同じ期間に、
・リスク(分散)を少なくして、
・どれだけ儲けるかを
問題にしているだけではなくて、さらに
・投資期間が出来るだけ短いほうがよい
という前提が含まれているように思います。

>2)「投資総額」が同じなら、投資期間の長い方がリスクが少ない
1)のように「投資総額」を決めれば、当然そうですね。ブラウン運動のリスク(分散)は、時間に比例しますから、投資金額を1/2にして、投資期間を2倍にすれば、リスク(標準偏差)は、1/√2倍になります。

この回答への補足

私の専門分野(飯の種)は電気屋さんです。経済または金融関係は学生の時を含め携わったことはありません。金融関係の背景知識レベルはおそらく2級FPの資格を取れる程度です。金融関係の講座はうけたことがあります。金融リスクや金融工学の本は確か5冊以上あったと思うのですが身に付いているかはべつです。

「投資総額うんうん」に関しては、"「投資リスク」の真実" by 吉本佳生 を参考にしています。
http://www.php.co.jp/bookstore/prog/n_detail.php …
原作を見返せれば良かったのですが、あいにくと引っ張り出せなかったので、参考文献の意図とは違っているのが心配です。

「1ヶ月間の投資を12回行う」vs「1年間の投資をする」に関しては、すれ違いかもしれません。「長期投資」との関係が分かれば、もう少し理解できるかも知れません。

今回ご相談したかったのは以下の疑問です。

1)「長期になればなるほどリスクは増大するのに、「長期投資は有利(リスク小?)」となぜ言っているのか?
2)吉本佳生氏の言うように誤った常識ではないか?
3)では「長期投資で有利(リスク小?)にする投資理論」はどの様な物があるか?
#吉本佳生氏の記述は投資理論に則っているのか?の疑問も多少ありますが・・・

補足日時:2005/08/15 20:09
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私からは幾つか述べてみたいと思います。


1:定期預金(円と外貨)の場合の長期投資は正しいか?
円建定期預金(1年物)の場合・・・この場合の収益は・・・
収益=1年定期金利x0.8-その時の1年間の消費者物価上昇率
実は、税引き実質金利がプラスの時もあればマイナスの時もあります。
確か日銀の資料では、ほぼ物価上昇率と預金金利が釣り合ってしまうので、源泉分離課税20%を差し引くとインフレに負けてしまうそうです。
外貨についても、例えばアメリカの場合、1$=360円の時代から外貨投資を行えば、アメリカの方が金利が高くても、為替が円高かつ税金が差し引かれるので、単純に長期投資をしてもインフレに勝てるかは疑問です。
そこで・・・「預貯金では長期では、収益からインフレと税金を差し引くとゼロサム以下の可能性が高い」

2:株式投資信託の場合・・・
アクティブ型投資信託の場合は、「さわかみファンド」のように基準価額をTOPIXに対して長期的に上げるファンドもあれば、「戦○ファンド」のように設定されてから考えたらTOPIX未満の物もあるので、これらのファンドの基準価額を合計して、その数で割れば、「TOPIX-信託報酬」に限りなく近づくと思うので、できれば実験してみたいです。
もしも、TOPIXが長期的に低迷していれば、更に信託報酬分が理論的に差し引かれるので、長期投資をしても無駄だ!と主張できると思います。
そこで・・・「アクティブファンドは、ファンドを平均すれば市場平均よりも信託報酬分だけ理論上負けるので、市場平均が上がらなければ長期投資をやっても無駄」ってのはどうでしょうか?

ちょっと難解でしょうか?
間違えがあったらご指摘お願いします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

今回は投資手法として長期投資がどうかが議題にしていますが、実際どうかも以前からの興味がありましたので、私見を述べさせていただきます。

・円定期に関して、おそらくご指摘の通りと予測しています。つまり負けます。データがなくて評価できませんでしたが・・・
・日本国債の長期投資に関して私がシミュレーションした結果では、物価に勝っています。
・米国債に関しては、(面倒だったので)為替を省いて評価した結果では、利回りの良さで、(日本の)物価に勝っています。
・投信は評価しませんでしたが、TOPIXで計算したところ、バブル期の影響が大きく、負けています。

お礼日時:2005/08/15 17:16

長期は有利というのは、売る立場の人が使うことがおおいです。

毎月、長期に買ってくれれば手数料が入りますから。
ここにも、売る立場の方が回答してますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かにセルサイドの方は長期は有利という言い方をしています。
というかテキストが長期投資に関して間違っているのが大半では、という懸念をを持っています。実は金融知力プログラム通信講座「グランドステージ」の中でここでも長期は有利の記述があり、日経平均の使い方に作為?が感じられました。

お礼日時:2005/08/14 18:30

バブル崩壊前までは、この理論は神格化されていました。


株、土地など長く持てば右肩上がりに資産が増えていく。
これが、バブル崩壊で全て変わりました。
その一方で、最近ライブドアで資産500倍?の20億稼いだ人と買いましたね。
何が誤解かは別として、投資すべき対象と時間軸を間違えなければ、不利ともいえませんが。
かつて2年前まで巷で言われていた「株をやると財産無くすぞ」といった俗説も、今では大々的に、しかも国家ぐるみで支援されていますね。

さて、ホントに有利なのか?
これは投資の時期とタイミングだと思います。
未だに15年間損を抱えている方もいますし、その逆もありますね。

では、それを踏まえて不利になる理由を。
おそらく、経済論でいわれている通りグランビルの法則に基づいてるのだと思います。
これを見ると、10年持っていればいずれは元の価値に戻ってしまう。
もっと解りやすく言えば、投資対象をお金ではなくモノとして説明すれば?
闇雲な投資は悪だということです。
基本的に、投資対象は、一定基準価格を軸に動いているものと、成長し続けるものとに分かれています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

株と土地の「右肩上がり神話」は今も多くの人が抱えている様に思います。

一つ質問ですが、
>基本的に、投資対象は、一定基準価格を軸に動いているものと、成長し続けるものとに分かれています。

の成長し続ける物にはどんな物がありますか?

お礼日時:2005/08/14 18:46

日経平均がバブル崩壊後右肩下がりとか、NTTの株を300万で買って、長期に持ち続ければ50万になったとかの例を、チャートで見せたらどうですか。



チャートの都合の良いとこだけ取り上げれば良いのです。結論ありきで説明するわけですから。

個人的には「見通しなき長期投資は損。」だとは思いますが、澤上さんのような投資家がいる以上は、長期投資は否定しません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

日経平均と土地のカーブは使う予定です。ただ本件を調べるようになってから澤上さんの事は気になっています。

お礼日時:2005/08/14 18:42

市場が、ずっと定常と仮定すれば、短期投資も長期投資も一定期間後の期待利益は同じです。


しかし、
・市場が非定常で、
かつ、
・ある時点での市場の状態をある程度認識できる、
と仮定すれば短期投資のほうが有利です。

簡単に言えば、短期投資ならば、
「ローリスク・ハイリターン」のときに大きく投資して、
「ハイリスク・ローリターン」のときには投資を手控えるといった事が可能です。

長期投資だと、つまり、「ローリスク・ハイリターン」だろうが「ハイリスク・ローリターン」だろうが、常に一定の金額を投資し続けてるってことになりますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

しかし、全般に論旨が読めません/理解できません。

お礼日時:2005/08/14 18:23

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