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築50年の瓦葺木造軸組2階建の戸建住宅で耐震補強のリフォームを
依頼しようと思っています。 
自己診断や市の簡易診断やでは大規模地震のとき倒壊の可能性が高いでした。

各種の工法がどのような種類があるかについてを勉強中です。
たとえば一例ですが
・壁 金物とか構造用合板など、どのような材料があるか
・瓦屋根をどのような材料に変更するか
・床をどのような方法で強固にしていくか
・基礎の補強方法 
・後付の制振部材はあるのか
などです

質問
1.工法や耐震補強の材料について詳しく載っているサイトはありませんか ?
2.お勧め書籍はありませんか 

当方は素人ですがそれなりに勉強するつもりですので多少難しくても
かまいません。
なお近くのいくつかの書店、図書館は確認済みですが良いものが
ありませんでした。
リフォーム業者のサイトは外観や間取り、水周りに関することの情報が
多いのですが耐震の情報が少ないのであまり勉強にならないですね
リフォーム業者のサイトでも耐震の情報が詳しいところがあれば
それでもかまいません。

質問には直接関係ないですが現在の状態をお知らせします。
2階建、1階だけL字型、
束基礎、瓦屋根、
壁が非常に少ない、真壁、土壁、筋交いがほとんどない、下見板張り、
土地:軟弱ではないがあまり良くない、
1階8畳、6畳、15畳相当LDK、風呂、トイレ 
2階8畳、6畳
ピロティなし、オーバーハングなし、

この建物が建ってから震度5以上の地震なし
場所 愛知県西部
東海地震、東南海地震の想定震度 6弱
http://www.chunichi.co.jp/t_jisin/news/040519T13 …

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

壁量計算をきちんとした上で、


必要なところに耐力壁を入れるというのが基本です。
耐力壁には、筋交、JIS規格の構造用合板を、
公庫金物(Z金物)、JISの規格の釘(長さ、ピッチ決まりあり)などで取り付けます。

耐震診断はもうされたとのことですので、
あまり参考にはならないかな?↓
http://www.token.or.jp/taishin/index.htm
http://www.sumai-info.jp/tishiki-14.html

屋根は軽い方が地震の場合は力がかかりません。

床は、(特に2階の)24ミリくらいの構造用合板を全面に貼り、水平剛性を出し、まんべんなく力を下階の壁に伝えるようにしたいです。

以上は一般的な耐震補強です。

また、基礎に鉄筋が使われているかどうか、
ひびの有無、沈下の有無…そのあたりは診断済でしょうか。

リフォーム
http://www.j-reform.com/

リンク集
http://e-pocket.kensetsu-plaza.com/link.html

構造金物メーカー
http://www.kaneshin.co.jp/
http://www.amatei.co.jp/index.html
構造補強材、工法他
http://www.j-kenchiku.co.jp/
http://www.ncn-se.co.jp/

壁量計算は手でやるとかなり大変で、
設計事務所などでは専用のソフトやCADなどでやっていると思います。
建築基準法施行令40条~木造の壁量計算の基準が定められ、H12告示1460号に金物の基準は定められてはいます。
ですが、あまりに断面欠損が大きくなる場合もあるため、N値計算(公庫仕様書)や他の金物や工法が主流です。

設計事務所や工務店など、プロの意見をきいてから調べても良いのでは?

参考URL:http://www.safetytechno.com/
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この回答へのお礼

リンク先を色々教えていただきまして有難うございます。
熟読して勉強します。

お礼日時:2005/08/16 09:11

>なお他に、建築力学というよりも、実際の具体的な部材名称、構造部材名称


>など取り付け方法、特長などがわかると大変ありがたいのですが・・・

こちらこそ、言葉足らずで申し訳ありません。
私が申し上げたかったのは、
「製品化された部材を取り付けて、耐震補強ができるような工法は少ない」
ということです。

補強部材というよりは、実際に建築に使う筋交いや火打ちなどを
増やしてやるような工事が主になると思います。

以下に補強について具体的な解説のあるページを載せますが、
これについても、パッケージングされたような工法ではなく、
通常の部材を追加して補強する工法が主であることを
お知りおきください。
http://mokutaikyo.com/200301/index.htm
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この回答へのお礼

再びありがとうございます

下記を見ると 「耐震補強の種類との優先順位」
http://mokutaikyo.com/200301/hokyou/1b.htm
もしかしたらかなりの部分をしなければならないようです。

有難うございました。

お礼日時:2005/08/15 17:00

 お気持ちはわかるのですが、リフォームなどと違い


耐震補強は構造工学の応用分野です。構造力学の
知識がある程度ないと、判断も難しいと思います。

 どれだけ伝えられるかわかりませんが、
耐震補強に関する一般論を書いてみます。

●柱と梁
  木造住宅を構成する基本部材は、柱と梁です。
 柱は縦の部材。梁は横の部材です。
  日本では「大黒柱」などと言い、柱の方が重要な言い方
 をしていますが、実は梁の方が頑丈に作られています。
  この違いは「部材に対し横から力を受けるかどうか」
 の違いです。
  柱は、上からの重さを支えるだけです。
 ところが、梁は上からの力を横になって支える必要があります。
 これは部材に対し、横から力を食らうということです。

  力      力
  ↓      ↓
  ┃  ━━━━━━━━━━
  ┃      梁
  ┃
  ┃
  柱

 人間でもそうですが、単に立っている状態(柱)と、
 横になって体を宙に浮かす状態(梁)では、
 後者の方が苦しいことが、おわかりになることと思います。

 したがって、木造住宅の場合、柱は10cm角ほどですが、
 梁は大きな丸太を利用していることが多いです。

●地震のときはどうなるか
 普段は上の図のようにしか力を受けていませんが、
 地震が起きると話がひっくり返ります、
 地震というのは、言い換えれば水平方向の力が家にかかるのです。
 したがって、普段は重さを支えているだけの柱に真横から
 力がかかります。

 →┃ 力→ ━━━━━━━━━━
 →┃        梁
 →┃
 →┃
  柱

  柱が梁の状態になるんですね。
 逆に梁は、真横からの力にはそれほど苦しくありません。
 したがって、地震のときは、梁より柱や壁が重要になってきます。
 ですから、質問にあるような
  >床をどのような方法で強固にしていくか
 これはあまり意味がありません。

 基礎に関しても同様です。
 基礎を重要視される方も多いですが、ずれ止めをして
 おけばいいだけです。

 問題はあくまで柱と壁にあります。

●耐震補強のツボ
 木造住宅の場合、地震時水平力を食らうと以下のように変形します。
 
 →___
  | |

   ↓
   __
  / /

 これを抑えるには、壁に筋交いを入れて、柱が倒れないように
 してやることが基本です。

●実際はどうするか
  今までの図は、側面的に2次元で見てきましたが、実際は平面的
 にも広がりを持つ3次元の構成です。L字形の家となると挙動も複雑です。
 家の剛性の重心がどこにあるか、家の質量の重心がどこにあるか、
 それぞれを見据えた挙動を調べないと何とも言えません。
  こればかりは、専門家にお願いするしかないと思います。
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この回答へのお礼

詳しくご説明有難うございました。

そのあたりのことは概略ではわかっているつもりでしたが自分の理解とは
違うところもあり大変勉強になりました。
簡単にはなりますがお礼を申し上げます。

なお他に、建築力学というよりも、実際の具体的な部材名称、構造部材名称
など取り付け方法、特長などがわかると大変ありがたいのですが・・・

なお、質問は下記でした
> 1.工法や耐震補強の材料について詳しく載っているサイトはありませんか ?
> 2.お勧め書籍はありませんか

個別の家に対しての工法はこのような掲示板で確認するのは困難であることは
充分承知していますので一般的にどのような方法があるかの種類をできる
だけ多くを知りたいと思っています。

先日も「ナイスわくわくフェア」という建材の展示会にも行きましたが
そのような部材の展示は思ったより少なかったのでがっかりでした。
http://www.nicefair.com/

よろしくお願いします。

お礼日時:2005/08/15 15:45

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