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今、大学生なんですが、これから化学をやっていくにあたってとっておいたほうがよい免許はありますか?(例えば危険物取り扱い等)
経験者の方教えてください。

A 回答 (9件)

 結論から言って、学生の今、「この資格を持っていると有利」ということはありません。



 化学系の工場では、工場を安全に稼働させるために、いろんな法によって「この規模では、この資格を有しているものが何人必要」という規制がなされています。ですので、無資格のまま化学系の会社に入社したとしても、工場に配属されたら、多くの場合、イヤでも「資格を取るように」というお達しが来ます。

 化学工場に必要な資格はと言うと、危険物取扱者(大規模設備では甲種)、高圧ガス製造保安責任者(大規模設備では甲種)、公害防止管理責任者(大気・水質)等といったところですか。1人の人間が全て持っている必要はないのですが、持っていると重宝されるでしょう。あと、化学系の大卒なら、熱管理士ですかね。
 
 なお、研究職では、資格が必要となるケースはほとんどありません。大抵の研究所は規模が小さいので、様々な法の規制外となることが多いからです。もちろん、大規模な施設では、上記したような資格所持者が必要となりますけど、ケースとしては少ないですね。

 まあ、資格を持っていれば就職には多少なり有利かもしれませんが、あくまで「かもしれない」という程度ですね。工場には何らかの資格所持者が必ずいますので、新卒者が持っていなくても特に困るということはないですから。

 ちなみに、私は「必要だから」ということで会社から危険物取扱者と高圧ガス製造保安責任者を受けるよう命ぜられ、会社負担で受験して合格しましたが、合格したからと言ってその会社には資格手当というものはありませんでした。
 でも、大切なのは、資格手当をもらうことや、資格ホルダーのタイトルを得るために資格を取るのではなく、業務を遂行するために必要だから資格を取る、という心構えです。資格取得のために勉強して得た知識を業務で活用できないなら、資格を取った意味がありません。資格は、その資格を与えるのに相応しい知識を持った者だけに与えられる、ということを、余計なお世話ですが、アドバイス致します。

 え? そういう自分はどうかって? 実は、そんな資格が全く必要のない部門に変わっちゃって、免状だけを記念に持っているという状態です・・・。今は、現在の業務に必要な資格をぜひ取ろうとあがいています。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。参考にさせていただきます。

お礼日時:2001/10/28 16:10

ここ2-3年.政府は「労働力の流動化」を推進しています。


つまり.「40-50歳になったら解雇する」ことを推進しています。
40過ぎたらば新しいことが覚えられません。若い頃に40-50になってクビになった時に.対応できるような資格取得を目的にしてください。

政府が推進しているのですから.近い将来
>自分で独立開業する
事を念頭において行動しなければなりません。努めた先の会社でも政府でも.従業員をクビにすることしか考えませんから。
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 2回目の書き込みになります。

経験者の立場から、もう少しアドバイス致します。

 私共は、化学に携わる者が業務を遂行する上で持っていることが好ましい資格を例示しています。これらの資格は、化学物質を取り扱う際に必要な技術的知識・法的知識を会得するのに非常に有用なもので、無意味ということは絶対にありません。「人が持っていないから希少価値がある」という理由で資格を取得するのは、本末転倒です。自分で独立開業するというなら、話はまた別ですが。

 私共が例を挙げた資格は、学生の今あせって取得する必要はなく、Umada さんも言われているように、社会人になってそういう部署に配属されてから取得しても充分間に合います。法に関しても、現場を見た方が立法趣旨が理解し易いと思います。
 
 ついでに、質問の趣旨からそれるかもしれませんが、karkarl さんがお尋ねになっている
>研究者でも「企業での出世は.上司とのひと付き合いが主流」なのでしょうか?
 という点について。

 本人の能力以外で大きく左右されるのは、上司にマネジメント能力があるかないかです。一般の企業では、40歳を超えた者に期待されるのは、研究者として第一線で活躍することではなく、部下のやる気をどれだけ引き出してかつ成果を出させることができるか、です。これができないくせに部下の成果を自分の成果として報告する上司の下に就くと、出世は正直遅くなります。「自分には能力があるはずなのに、会社は認めてくれない」というジレンマに陥ります。そういう意味では、出世は運だよりの面もあります。
 
 が、現在のような景気下で、研究テーマをのべつまくなしに設定できるような余裕は企業にはありません。何かしらの知見を基にして「こういう物質にはこういう機能があるはずだ」として研究テーマを厳選しているはずで、それで結果が出せないなら、それは運ではなく能力に問題があります。

 参考になりましたでしょうか?
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>研究者でも


研究者は「大卒」のレベルでは低くてどうしょうもないでしょう。
修士が最低.企業での博士の採用は縁故ですからまずありえません。

有機合成関係の修士の方は.大体合成対象物を自動的に割り振られて.運良く機能性があったらは.課長になれるが.ほとんどはヒラ止り。
ということで.出世は運です。
それと.大卒の化学関係の方は.製品販売のセールスマンに転属される場合が多く.対人対応のよしあしがすべてでしょう。
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就職に役立つかどうかは別にして、資格を取ることは無意味ではないと思いますよ。

危険物取扱者にしても、化学の問題は全問正解できると思いますが、消防法の勉強は必要ですし、いかに法規制ががちがちかということがわかります。大学の中では法規制のことがわかっている人があまりいないのです。環境計量士は統計と実験計画法の勉強になるかもしれません。実験データの解釈にこの知識を有効に生かせるかも?

甲種危険物は、大学で化学に関する科目を一定単位以上とっていれば受験資格があります。また下に挙げられていなかった資格として、放射線取扱主任者もあります。
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経験者ではないので.念のため。



まず.危険物.大学卒業後実務経験が必要なので.アルバイト等で実務経験が取れる方以外は.無意味。乙・丙は大卒では無意味でしょう。
公害関係.最近は人間が有り余っているので.今更ねらっても無意味
計量し.計量しを持っているよりもゴルフがうまいほうが出世しやすいとは.某計量しの話。
火薬類.火薬関係の学校以外では無意味。火薬を必要とするところがごくかぎられている(工事関係が主体となる)ため。
高圧ガス.最近は人がそろっているので.今更ねらっても無意味。

企業での出世は.上司とのひと付き合いが主流(最近の就職難の関係で知識があるのが当然として知識がない人を排除している.特に縁故関係で採用が決定される)なので.資格は特に必要ないでしょう。

この回答への補足

研究者でも「企業での出世は.上司とのひと付き合いが主流」なのでしょうか?

補足日時:2001/10/28 16:05
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化学系の大学ならこれくらい取りなさいよ。


実務経験なしで受験できます。
甲種危険物取扱者
技術士補(化学部門;技術士第一次試験)
高圧ガス製造保安責任者(甲種化学)
この3つを持って化学メーカーに夏休みにバイトしに行くと神様扱いされます。
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この回答へのお礼

時間の関係もありますし、これらの資格を自分で調べてみて、吟味させていただきます。アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2001/10/28 16:22

karkarlさん、こんにちは。



化学をやる上で取得しておくと便利な資格はいくつかありますが、大学・大学院在学中でしたらそのほとんどは必要ないと思います。yumityanさんの回答にもありますように実務経験が必要な資格もありますし。

とりあえず「危険物取扱者」「火薬類取扱保安責任者」「高圧ガス製造保安責任者」などが思いつきますが、大学で実験作業を行う上でこれらの資格・免許が直接必要になることはまずありません。
これらの資格は主に企業や研究所など職場での作業を想定したものであり、職場での管理監督業務者に必要な資格の意味合いが強いものです。例えば「○○作業を行う事業所は、○○の資格を持つ者の中から○○主任者を選任し管轄官庁に届け出なければならない」といった具合です。

大学の場合、本当に資格が必要であれば通常、助手や講師の人がそれを取っています。
資格を持ち、作業主任者などに選任されてその作業をするということはそれなりの責任(法的なものも含む)も発生するからです。(それに学生を選任すると、卒業の度に欠員を補充しなくてはなりませんし)
指導の先生の立場としては責任の一端であっても学生に負わせるわけにはいきませんから、仮にkarkarlさんが資格を取ったとたとしても、作業主任者などに選任することはしないでしょう。

会社に入って業務上で何らかの資格が必要になったのであれば、その時点で取ればよいのです。(業務命令として取得するのであれば大抵、受験料やテキスト代などを会社が負担してくれます)
今慌てて何かの資格を取っても、その資格が勤務先で必要になるかどうかは分からりません。就職時のアピール材料にしても、いわゆる現業職種なら武器になりますがそうでない職種なら過度の期待は難しいと思います。もちろん、「在学時から積極的に自己啓発を行っていた」ということは評価されるでしょうが。

以上のような理由で、在学中にこれらの資格を無理してまで取ることは私は勧めません。(私も全部の資格について知っているわけではないので、ひょっとすると大変役に立つ資格があるのかも知れませんが・・・)
それより実験装置や薬品の正しい取扱い方を先生や助手の方からきちんと習い、事故のないように実験をすることの方がずっと大事だと思えるのです。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。今、二年なので今まで使ったことのない器具がいっぱい出てくるんです。そういうものの取り扱い方や基本操作を身に付けることが第一かもしれませんね。

お礼日時:2001/10/28 16:17

最近色々な資格制度が創設されました。

しかし、資格制度の中には実務経験がないとなかなか難しい資格や、実務経験の証明が必要な資格もあります。
資格を取得すること自体よりも、その資格を取るため勉強することが、学業にも励みになるでしょう。
危険物取扱主任は簡単な試験で、その気になればいつでもとれますし希少価値はありません。以下の資格を受験してはどうですか。多少就職の時も有利になると思います。ただし相当努力しないと難しい資格試験です。
技術士補(化学部門・環境部門)・・・・問い合わせ先 日本技術士会
ダイオキシン類公害防止管理者・・・・問い合わせ先 経済産業省
環境計量士(濃度)・・・・問い合わせ先 経済産業省
何れも受験資格に関する規定はありません。詳しくは関係省庁のホームページや直接問い合わせして下さい。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。

お礼日時:2001/10/28 16:19

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