靖国神社の「分祀」と「合祀」はどう違いますか?
靖国神社のA級戦犯の「分祀」と「合祀」という問題が取りざたされています。
両者はどう違いますか?
具体的には何をどうするのでしょうか?
仏教にいう位牌のようなものがあって、それを同じ堂に入れるとかいうことですか?
あるいはそんなものはなくて、同じ紙に記帳する程度のものなのでしょうか?
そもそも神道で祀るというのは最初にどうするのでしょうか?
仏像の魂入れのような神事を行うのでしょうか?
天照大神を祀っていた神社にAさんを神として追加するというようなことは他の神社でも普通に行われているのですか?
ニュースで何度も靖国問題が報道されるのですが、具体的なことになると何も知らないことに気づいたので質問します。
よろしくお願いします。
回答(2件)
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No.2ベストアンサー20pt
参考HPです。
「A級戦犯を分祀せよ(オロモルフ)」
http://www.asahi-net.or.jp/~xx8f-ishr/a_class_bu …
ここで詳しく紹介されていますが、まず神社の祭神から特定の祭神のみを取り出すという意味での「分祀」という用語は、昭和50年代からマスコミなどで生まれた用語であって、神道の概念ではないこと。
伝統的な意味での祭神を分ける、つまり「分霊」「分社」とは、ある神社から祭神の御霊を分けていただき、別の神社に祀ること。つまり伏見稲荷から分霊して地元に稲荷神社を建立しても、もとある伏見稲荷からその祭神が消えるわけではないでしょう。
「合祀」というのは複数の神をひとつの社に祀ることで、古くから行われていたことです。
ですから「分霊」「分社」と同じ意味で、“靖国神社から【A級戦犯】を「分祀」する”という用語を使用すると、【A級戦犯】を祀る社が新たに建立されるだけで、靖国神社から【A級戦犯】が祭神から消えるわけではありません。
つまり靖国神社に関していわれる「分祀」という用語は、一見宗教的用語でありながら、その内実は極めて政治的プロパガンダであって、宗教者側から発言されたものではありません。つまりマスコミや政治家などの発言する「分祀」というのは、カフェオレからミルクだけ取り出せというようなものです。
当該HPの後半部分
<◎重要なことは。
日本の神社のご祭神は、物質ではありません。精神的な存在です。
言い換えれば、そのご祭神を祈る人たちの心です。
別の表現をすれば、長い歴史が育んだ「日本民族の魂」です。
そういった精神的なものを、一部分切り分けてどこかに移す―などという事ができるのでしょうか。
何をどうしようが、崇敬者がそこにいるかぎり、ご祭神はそこにおられるのではないでしょうか。
万一仮に靖国神社が全焼してしまっても、ご祭神はそこにちゃんとおられるのではないでしょうか。
ですから、靖国神社側で「乙」のような「分祀」は行わない―としているのは、
「御英霊に申し訳ないことは出来ない」
という意味でもありますが、同時に、
「神道理論からいっても日本の伝統文化からいってもそんな事は不可能である」
という意味でもあります。
このことは、靖国神社が中曽根元総理への反論として広報紙上で正式に明言(平成十六年四月)しておられます。
神社本庁でも同じ見解を公表しています。
また國學院大學の神道の専門家の大原康男先生も、産経新聞のコラム「正論」において、「神道にはプロパガンダで使われているような分祀という概念は無い」という意味の記述をしておられます。
もし仮に暴君が現れて元A級戦犯の靈璽簿を破り捨てたとしても、靖国神社を拝む人がいるかぎり、「乙」にはならないと思います。
人々は靈璽簿に書かれた文字を拝んでいるわけではなく、「神」を拝んでいるのですから…>
※「乙」というのはマスコミなどで考えられている、いわゆる「分祀」された状態のこと。
No.1ベストアンサー10pt
合祀というのは、一緒に祀ると言うことですから、当初祀っていなかったA級戦犯を一緒に祀るように手続きしたと言うことです。
分祀というのは、その逆で、祀らなくすると言うことです。
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