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最近思ったのですが、4両とか6両の電車を見ていると、車輪付近に付いている機械等が1車両ごとに違うようなのです
例えば1両目が車輪付近の機械がいっぱい付いているのに対して、2両目にはあまり機械が付いていなくすかすかだったり・・
そればどうしてなのでしょうか?
また連結するときJRの人はその機械の有無を頭に入れて考えて連結しているのでしょうか?

A 回答 (7件)

関東民鉄で乗務員をしております。



・・・凄い観察力ですね。
現代の電車は、走るのに必要な機器を2両に分けて搭載している場合が多数です。
これを2両ユニットとか言ったりします。

2両の内、片方に高電圧の機器を積んだり、静止インバーターなど制御系やサービス系の機器を積んだら、もう一両には空気圧縮機などを積んでいたりします。
会社によってまちまちでこうです!とは断言できない内容です。

この2両には1500Vの高圧回路を引き通し、それぞれのモーターを動かします。

また、一編成全てがモーター付きの車両も最近減り(←電気代がバカになりませんので。)、モーターのない車両を連結していたりします。
モーターを動かすのには、抵抗器やその他の機器が必要ですが、モーター自体がなければそんな機器を積む必要がありません。
なので、モーター無しの車両の床下はあまり付いていないのです。

会社によって2両ユニットだったり、3両ユニットだったり、4両ユニットだったりします。
編成はそれぞれのユニット単位で組みますので、4両ユニットの車両の場合は、4両、8両、12両しか無いのです。
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この回答へのお礼

自分、電車とは関係ないのですが、航空整備士の勉強をしている学生なので、電車の制御装置や電気システムがどうなっているのか少し調べていたところです!
1500Vですか・・すごいですね~B747とかB777等の旅客機やスペースシャトルは確かジェネレーターやAPUから取り出されるのは28Vだったと思います(一部を省き)

お礼日時:2005/08/19 20:51

素晴らしい観察力ですね。



床下の機器だけでなく、パンタグラフもモーター付きのすべての車両に付いているわけでありません。

最近の電車は、数両の編成で組む事を前提で設計してますので、例えば、4両編成なら、それぞれの車両に機器を分散して積むように設計する事も多いです。この場合、4両とも積んでいる機器が異なり、この組み合わせでないと編成が組めません。

ですから、「JRの人はその機械の有無を頭に入れて考えて連結しているのでしょうか?」というよりも、その組み合わせでないと動かない車が多いので、考えないと動かないのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
動かない電車ですか・・なんか見てみたいきもしますね・・

お礼日時:2005/08/19 21:01

更に補足しますと、いわゆる「国鉄仕様」では電動車も2両一組で、それぞれが搭載している機器が異なり一方が欠けても走行が出来ません。



2番さんがお書きの電動車M、電動車M’ということです。

国鉄からJRになってからはこの方式がくつがえされ、床下の機器だけでは電動車かそうでないかは判断ができない車種もあり、一例では681系は全ての車両が床下は機器類で埋まっています。
交直両用でインバーター制御ということで複雑かつ、多くの機器を搭載する必要がありT車にも分散させて搭載しているわけです。

しかもパンタグラフ付車両が付随車で、パンタ無しが電動車だったり、最終的には形式を見ないと判別すら出来なくなってきているのが最近の車両です。
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この回答へのお礼

そうなんですか~見分けが付かなくっているのですか~
ちなみに旅客機のジャンボも
B747- 100,100B,SR,SP,200,200F,300,300F,400,400D,400F
等沢山の種類があり、主に日本で飛んでいるのはSR,200,200F,300,400,400Dです。
ちなみにFというのはカーゴ仕様で、DとSRは近距離仕様(日本しか使用していない)という意味です。

お礼日時:2005/08/19 21:00

床下の機械は、電車を動かすモーターとか、電気の性質を変えるインバーターなどです。



全部の車両に付いていることは殆どありません。

ちなみに、JR(四国以外)の電車で、普通電車でしたら、側面に車両番号が書いてますが、 クモハ とか クハ とか モハ とか サハ とか書いてます。
ク・・運転台付き モ・・モーター付き サ・・付随車(何にもついてない) ハ・・普通車 の意味です。 クモハ が一番床下に付いていて、 モハ もかなり付いていて、 クハ はかなり少なく 、サハ は 床下スカスカです。

>連結するときJRの人はその機械の有無を頭に入れて考えて連結しているのでしょうか?

編成ごとに、きちんと走れるだけの電動車はついているので、特に意識はしていないと思いますが。
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この回答へのお礼

クハとかサハとかそういう意味があったんですか~
それも少し気になっていたので、スッキリしました!
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/19 20:45

たぶんそれはT車とM車の違いだと思います。


T車(モーターがついていない車両)
M車(モーターがついている車両)

連結は同じ車両同士で連結するのであまり関係ないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
<連結は同じ車両同士で連結するのであまり関係ないと思います。
我が家の近くの電車は時々違うカラーリングの電車が連結したりしていますが、これはカラーリングが違うだけなのですね

お礼日時:2005/08/19 20:42

101系電車以降、思想的にモーター車2両で1ユニットという考えが定着しました。


それ以前は1両毎に全機機を搭載していたんです。

なんで2両で必要な機器を分散して搭載するように設計されています。パンタグラフも2両で1つしかありません。

JRの場合、おおざっぱに言うと以下の区分で作られています。
制御車(運転台があり、モーター無し車)電動車M、電動車M’(モーターがあり、運転台がない車)、付随車T(モーターも運転台も無い車)床下の機器は区分毎にバラバラです
一番スカスカなのは付随車でほとんど機械が付いていません。(JRの場合サハ***って書いてある電車ですね)

間違えると走行できませんので、ちゃんと考慮されて連結します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
付属車っていうのもあるんですね~
運転台っていうと先頭の車両ですよね!?
先頭車両でもモーターが付いていない物もあるんですか!?

お礼日時:2005/08/19 20:40

大雑把に言いますと、モーター付き車両とモーター無しの車両の違いでしょう。



モーター付き車両は、一般的には床下機器が沢山ついています。
モーター無し車両は、比較すると少ないということでしょう。

4両編成の場合は2M2T(モーター付き2両にモーター無し2両)だったり
3M1T(モーター付き3両にモーター無し1両)
という編成だと思いますね。
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この回答へのお礼

モーターって客車にも付いているんですね~
以前何で電車って客車まで引ける力があるんだろうと思っていましたが、そういうことだったんですね!

お礼日時:2005/08/19 20:37

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