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タイトル通りですが、犬死の意味はわかってます。
死んだことが何の役にも立ってないという意味だったと思います(違ってたら訂正お願いします)。

犬の死は意味がないということになると思うのですが。
どうして犬が使われるようになったのでしょうか?

A 回答 (7件)

自分のためにのみ死ぬというのが犬死ではないかと思いました。

そこには軽蔑の裏に意外にも一種の羨望あるいは嫉妬の念が潜んでいるようです。自分以外のもののために死ぬというのは子供のためとかお家のためとかお国のためとか、そういうように意味のある死に方ですから、自己満足から選ばれた死に対しては価値がないとしないと統制がとりにくいということがあったのではないでしょうか。自分の功名心だけで勝手に死なれては負け戦になってしまう可能性が高かったと思います。また犬槍という言葉がありますが、これは戦時国際法のようなもので、やはり勝手なルール違反はいけないということのようです。この場合には犬というのは他の方がおっしゃっているように動物の犬とは直接関係がないようにも思われます。結局犬死というのは社会の規範から外れた死に方のことではないでしょうか。
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犬死の文献での初出が分からないと何とも言えないのですが、#1さんの答えからの連想で~


聖書に「生きている犬は死んだ獅子に勝る」って言葉があるんですね。(腐っても鯛とは逆ですわ)
生きていれば犬(大して価値の無いもの)ですら獅子よりも価値がある、けど死んでしまった犬は(元々大した価値が無いんだから)全く無価値だ・・・
って意味になりませんかね??
(犬死が室町以前に使われていたりすればこの説はかなりトンデモですが、明治以降ならあるいは??)

個人的には野垂れ死にの犬が墓碑銘も無く葬られる→武士は死んで名を残すという価値観の真っ向否定→そんな死に方はゴメンだ・・・だと思いますけどね。
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広辞苑によれば、「いぬ」という語には「似て非なるもの・劣るもの」の意味があります。


(後にそれが転じて「無駄なもの」の意味を持つようになりました)

ここからは推測ですが、恐らく、この「似て非なる」の比較対象は「狼」のことではないかと思います。
つまり、「大口の真神(おおくちのまかみ)」などとも呼ばれて恐れられていた狼と、身近だった犬とを比べた結果、「犬=似て非なるもの・劣るもの」という認識となったのではないか、と。
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No.1さんの続きを書きます。


飼われていたわけでもない多くの犬たちは、当然名前がありません。
どこの何と言う名前の犬かも認められず、迷惑そうにポイと川に投げ捨てられる運命だったと思います。また、犬追物の的にされたことでもわかるように、その命は軽く扱われました。死ぬことに価値があったようなものです。戦争時に敵の標的となる歩兵などは、犬死の代表でしょう。
人間はこのような「犬の死に方」をしてはいけない、ということから「犬死」が定着したんだと思います。
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http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=812363
過去ログ。
でも私ももうひとつ納得しきれませんが。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=812363
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歴史的な経緯というのはわかりませんが、動物は元来、人間より劣るものとして、さまざまな罵倒語、蔑視言葉に用いられてきました。


その代表的なもののひとつに、「犬」というものがあります。「犬侍」という言葉は、侍でも卑しいものを犬に例えて呼びました。「犬畜生」は「畜生(動物全般)」の上にさらに「犬」を関して、人の卑しいことを強調した言い方です。「犬も食わぬ」といえば、夫婦喧嘩の形容として有名ですが、あの卑しい犬でも食わないというような、蔑みの感情が込められています。ですから、「犬死に」も自然と、なんの意味もない死に方、無駄死にという意味で、登場してきたものと思われます。なにより、犬はかなり古くから人間の家畜として飼いならされていた動物ですから、江戸時代の頃には町でも野良犬がのたれ死ぬ姿などがよく目についたのでしょう。(「猫」は人前では、めったに死にませんので)自然と「犬死に」という言葉が出てきたとしても不思議はなく、「猿死に」や「馬死に」ではどうも感覚として、道端の吹き溜まりなどで死んでいるイメージが浮かばないことは、よくわかると思います。
ちなみに英語でも「dog」は罵倒語の常連で、単に「dog」だけで「ブス」を表しますし、「dog's life」と言えば犬のようなみじめったらしい暮らし、「dog's meat」と言えば死肉、「a dog in the manger」で意地悪、「go to the dogs」で落ちぶれる、「a dog's chance」でごくわずかな見込みなど、否定的な意味ばかり表します。「犬死に」は、英語でも面白いことに「die like a dog」で通じます。
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まともな辞書で調べたわけではありませんが・・・。


犬死(いぬじに)死んだ事が意味が無いのではなく、何かを果たせずに死んでしまったと云う意味合いではないでしょうか?

昔、犬は野良犬同然に誰かに飼われる事も無く、飼い主が居る訳でもない、ただ民家のそばで、自活とたまには餌を貰ってたかも知れませんが、ほとんど野良犬状態で暮らしていたと思います。
病気になってもおなかが空いても犬は勝手に死に場所を探して息絶えていた時代があったと思われます。
誰に死ぬのを看取われる訳でもなくひっそりと骨になる様子を犬死と言って、そのはかない様子を云ったものではないでしょうか?

何の根拠も無い確かなものではありません。すみません。
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