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[痛みを感じる神経は体のどの部分に存在するのですか。骨に鋼線を通す処置の時皮膚への局所麻酔だけでokだったり また 同じような場所に注射しても痛がられたり痛がられなかったり不思議です。]

A 回答 (1件)

皮膚にある感覚点の一種で皮膚感覚のうち痛覚をつかさどっています。

普通1平方センチに150ぐらい散在しています。皮膚にきている神経末端が分化した受容器です。
また、麻酔は手術する部位や患者さんの状態に応じて、いくつかの方法があります。
局所麻酔は手術する部位の周辺に局所麻酔薬を注射して、その部位のみの痛みをとります。通常、小手術のときに使用されます。
脊椎麻酔や硬膜外麻酔は、脊髄という背骨の中を通っている太い神経の束の周囲に局所麻酔薬を注入して、手術する部位から脳への痛みの信号が伝わらないようにする方法です。下半身や下肢の手術の時にしばしば使用されるほか、全身麻酔とい併用されることもあります。また、硬膜外麻酔では、麻酔薬をいれるための細いチューブを脊髄の近くに残しておいて、手術が終わったあとも痛みをとるために使われることもあります。
全身麻酔は、痛みを感じる部位である脳の機能を抑えることで、患者さんが手術の痛みを感じないようにします。全身麻酔では意識はなくなり、手術中の記憶は残りません。多くの場合は、自分で呼吸することができなくなりますので、口からチューブを入れて人工呼吸をします。全身麻酔に使われる麻酔薬は、吸入(人工呼吸の管を通して注入する)麻酔薬と静脈(点滴から注入する)麻酔薬があります。ご質問のありました”同じ場所に注射をしても痛がられたり痛がられなかったり・・・は最初に書きました”痛点”を逸れた場合に(非常に難しいですが)痛くない・・・と云った感覚になるのでしょうね。
もっと詳しくは本当は麻酔科の先生が一番宜しいのですが・・・ごめんなさい。
回答の趣旨を逸れていましたら、また回答させて頂きます。外科医からでした。
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この回答へのお礼

ログインできなかったためお礼が遅れてすみませんでした。ありがとうございました。これで患者さんに自信をもって説明できます。また教えてください。

お礼日時:2001/11/19 10:00

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