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 日本の悲願である北方4島の返還交渉にて2島先行返還論があります。無論日本はこれを拒絶していますが、何故、歯舞、色丹島なのでしょうか?
 国後、択捉、歯舞、色丹とありますが、2島返還するとしてもロシアが何故、島の順位付けしてくるのでしょうか?
 ロシアの広大な領土からすれば、4島の占める面積は微々たるものです。元々、日本の領土であったものを日ソ中立条約を破棄して侵攻し、奪い取った物です。頑なにロシアが返還に応じないのは諸説ありますが、4島の順位付け、島名を指定しているのはどんな思惑があるのでしょうか?
国後&択捉ではロシアに不都合なのでしょうか?軍事的な側面も分かりますが、全く進展が見られない今の領土交渉ですが、4島一括返還は当然ですけど、外務省が2島返還に乗らない理由は何ですか?

A 回答 (4件)

直接の理由は他の回答者の方々のおっしゃるとおりかと。



更にいえば、第二次世界大戦前後、ソ連は周辺諸国およびドイツの領土を住民を追放した上で併合しています。日本に四島を返還した場合、ロシアとフィンランド・ドイツ・ポーランド・スロバキアなど中欧・東欧各国との間で領土問題が再燃する可能性がロシアから見て非常に大であり(とはいえソ連/ロシアはこれら各国と平和条約を結んでいますから、日本とは事情が異なりますが)、故に簡単に返還要求に応じることはできない事情があります。
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2島返還論を進めていたのが鈴木ムネヲでした。


小渕総理が死んだときにすぐにロシアに飛んで外務利権を引き継ぎしたのです。
北方領土は、日ロ両国にとってそれほど現実的な重要性はないが、理念的、精神的には非常に重要というテーマでした。
これを成功させて総理になるつもりだったのでしょう。

鈴木ムネヲを政界から追いだしたときに、二島返還論も封印したのです。

日本としては、ロシアにとって価値の無い島を返してもらうことで、成果があり、ロシアにとっては価値の無い島を返すことで援助(ムネヲハウスなど)を得られるというお互いメリットのある案でした。

しかし、残りの二島を返してもらわなくていいということにもつながるので、国賊だという話は当時からありました。
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とりあえず「なぜ歯舞諸島・色丹島が先行返還論の対象となるのか」についてのみ、知っている範囲でお答えします。



昨今の2島返還論に関して、論者の持つ根拠は1956年の「日ソ共同宣言」にあると思われます。この中でソビエト連邦は歯舞諸島・色丹島を日本に返還することで合意しています。ただし、両国間に平和条約が締結された後、という留保条項があります。

外務省の見解(参考URL)によれば、上記宣言に国後・択捉が含まれていないのは、帰属に関する両国間の見解の相違があったからであるとのことです。

参考URL:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/russia/hoppo_re …
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アラスカをアメリカに売って損したと思ったからロシアは返還したくないのでは。

また、現在、ロシア人がいっぱい住んでいてここが故郷だと思うひとが多くなった以上簡単に譲ることはできないのだと思う。4島一括で返還なければもう返ってこないと考えているからでは。
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