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小泉改革は、道路公団の民営化や、郵政民営化の例に見るように、法案成立の過程で抵抗勢力に譲歩し、当初の目論見から大幅に後退した内容になっていくのを歯がゆい思いで見てきました。

しかし咋今伝えられる一連の道路公団の不正発覚などは、こうした後退したとは言え兎にも角にも民営化が決定した流れの中で出てきたもので、いわば民営化効果かな等と勝手に推測し、何事も内容が多少不十分でも取りあえず変えてみることが重要で、変えれば思わぬ余得が出るものかな等と思ったりしています。

実態は如何なんでしょうか? 私の視点は甘いのでしょうか?

A 回答 (7件)

「歯がゆい思いで見てきました。

」;私も同じく歯がゆい思いがします。

道路公団民営化は決まりました。活躍した猪瀬氏は後1-2ヶ月で委員でなくなりますね。(彼がウミを少し出すのに貢献しました) 鐵骨橋梁の談合は操作されましたが、トンネルやPC橋梁の談合(当然同じ構造です)は追及されていません。また、民営化分割で新しくできる数社の社長に「不正を知っていた公団幹部」が就任します。 結局「一部ガス抜き」での決着になりそうですね。

これを、進歩と見るかは人によると思います。小泉改革で民営化された公団は、石油公団と道路公団の二公団だけです、4年間の間に。これを多いか少ないか、やはり人により見方は異なると思います。

金融不安の時、日債銀、日長銀、北海道拓殖銀行、山一證券、三洋証券、多数の地銀に信用金庫など、いわゆる「ハードランディング」で整理しました。国費(税金)を何十兆円もつぎ込みました。それを考えると、石油公団、道路公団の民営化は「寛大」な「ソフトランディング」処理だと思います。一番の問題は、「責任者の処罰」にあります。

公社・公団、官僚、官庁(霞ヶ関)の「もたれあい構造」が潜在的にあります。一個一個の公社・公団を民営化する度の「解散」をするわけにはいきません。個人的には、「政権交代」を数回繰り返して整理するのが良いような気がします。
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この回答へのお礼

>これを、進歩と見るかは人によると思います。

確かに改革といっても国会内外の勢力バランスから実際にできるのはこの程度のことなんですね。 さもありなん やっぱりね という感じです。

回答ありがとうございました。参考になりました。

でも革命では無く、民主的な手続きでの改革なのでで仕方が無いのでしょうね。 それで私見ですが ですからスピーディーに効率的に改革が出来れば(例え内容が不十分の改革でも)多くの改革の積み重ねで、長期的には立派な改革を狙って議論して決しない場合より大きな進歩があるように思います。

お礼日時:2005/09/02 08:05

何かを改革しようとするときに理論的にはいくつもの案がでることがあります。


小泉首相は、自分の案がほかの案と比べてどこが優れているかの説明がありません。
郵政民営化にしてもニュージーランドでは失敗していますが、その原因を調べて、自分の案はここを克服下から優れているという主張は、新聞やテレビのニュースを見る限りではありません。

それに、男女平等という点では保守勢力の台頭をおさえられないし、外交は八方ふさがりです。
「改革」=「よくなる」という図式に質問者が陥っているなら、よく考えてみてください。
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度々スミマセン!   #1です。


前回、書き忘れたので追記します。
結局、現“小泉政権”は、“改革”を鉢巻に染めて進んで来ました。
「道路公団民営化」・「郵政民営化」と、掛け声はすばらしいです。
これまでの政府は、こういう事さえしませんでした。 そうした観点から観れば、画期的な状況と言えます。
しかしながら、“実績”という視点から観ると、「単なる“カキマワシ”としか評価出来ません」という事です。
たとえ“小泉政権”と言えども、“豆乳”の表皮(湯葉)を一枚すくったに過ぎないという事です。
“豆乳”そのものを廃棄しなければ、根本的な解決になりません。
では、“豆乳”とは何か?  それは、「広い意味で、現在の日本をコントロールしている“官僚”」です。
現“小泉政権”も、“自民党”も、結局は“官僚”の支配下で進んできましたし、今も進んでいます。(“政策”・“シナリオ”・“国会での質疑原稿”等々)  この“豆乳”は、濃厚ですヨ!
今度の選挙では、この“豆乳”を、どこまで薄められるか、または、廃棄出来るかゞポイントです。

“改革”が、この“豆乳”をどうにか出来ればいゝのですが・・・
立候補者も国民も、そこの所を読めればいゝのですが、そうでないと、官僚の“ほくそ笑む姿”が垣間見えて腹がたちます。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございました。

私も漠然と思っていましたが 小泉改革は成果の点ではたしかにイマイチですね。 

でも他の回答者様も言っていましたがそれを如何見るかは人によるのでしょうね。

いろいろなご意見を頂きそれぞれ参考になりましたが、まだ私の意見は依然として、『とにかく換えて欲しい、悪ければ又換えればよい』から変わりません。

お礼日時:2005/09/03 09:07

一理はありますが、とりあえず変えるというのは、物によるんじゃないですか、道路公団は部分的な問題ですし、他でも通用するかどうか、怪しいですけどね。



それに小泉氏を支持することは、自民党を支持することにもつながり、改革を遅らせることにもなるので、改革のためには、いいことともいえませんよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/03 08:57

小泉さんや竹中さん自ら手抜きにしてしまった部分もありますよ。

たとえば公社職員の非公務員化とか。郵政官僚自身も矛盾しているのではないかと指摘していたのに結局公務員のまんまでした。
特殊法人や財政当局の改革もそうですね。

公団の民営化は、永遠に高速が有料になるということを意味し、談合や天下りの問題もうやむやです。

郵政族や建設族たちを追い立てているので、健全なイメージもありますが、郵政族などが衰退する代わり、大蔵族など他の「族」が勢力を伸張させるだけですから、自民党政治の本質は変わらないと思います。

小泉さんのファンには申し訳無いけれども、郵政民営化も他の改革も大穴だらけだし、小泉さん一人の力では自民党の本質を変えることは出来ないと思いますから、
日本の将来を見据えた賢い選択をするべきだと思います。

以下とある書籍に掲載された、
1960年代から日本の金融にかかわり、国連で国民貯蓄銀行プロジェクトを推進してきた、マーク・シャー元国連上席調査員の発言を引用したいと思います↓

「日本の場合、郵便貯金と簡易保険で郵便局ネットワークが成り立っている。
4事業に分けて民営化したら税金を投入しなければならなくなる」
 シャー氏は 「民営化でフィンランドなどでは郵便サービスがなくなってしまった。民営化の成功例とされるドイツ・ポストが買収した米DHLも業績悪化でドイツ・ポストの株価下落につながった。利益を出しているのは(一度切り離した)ポスト・バンクだが、30万口座が封鎖された」と説明。
 そのうえで、「米国の郵貯制度は銀行業界からの圧力で1966年に消滅したが、日本でも郵貯民営化の議論も民業圧迫を主張する全銀協から始まった。しかし、最も信頼があるのは郵貯。日本の銀行は膨大な公的資金を投入されながら、その資金は中小企業ではなく国債購入に使われた」と指摘した。
郵便局が集めた郵貯・簡保資金が財政投融資資金として道路公団など無駄な公共投資に使われてきたことについては、「資金運用は財務省の管轄。財務省を改革すればいい。官邸の動きには窓意的なものを感じる」とし、小泉・竹中改革路線を非難した。
また、在日米国商工会議所(ACCl)や米生命保険協会(ACLI)が郵貯・簡保の民営化を求めていることについては、「自分のところに資金が流れてくるのを期待している」と指摘。同席したジム・サーバー全米郵便外勤労組調査部長も「米国郵政公社(USPS)は郵便の一部独占でユニバーサル(全国一律)サービスが可能になっているが、日本は金融部門がないと成り立たない」とし、「現在、ブッシュ政権下で郵政改革が進められているのはインターネットで失われた部分をどう新事業でカバーするか。民営化を求める声はどこからもない」と説明した。

これは一時期問題になった、郵政民営化の政府プレゼンに使用された資料です
http://www.tetsu-chan.com/05-0622yuusei_rijikai2 …

道路公団も、温存民営化ではなく、廃止を議論すべきです。
http://www.yamazaki-online.jp/kaisoron/gaiyo/ind …

国防や外交、教育、年金改革など、他の課題にも注目すべきです。

郵政民営化だけではなく、自分の老後や子供たちの未来にも影響する、国の命運がかかっていると言っても大げさではない、とても重大な選挙ですから、日本の将来を見据えた、しっかりとした決断をすることが求められてくると思います
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この回答へのお礼

懇切丁寧な回答ありがとうごじました。

>公団の民営化は、永遠に高速が有料になるということを意味し

>郵政族や建設族たちを追い立てているので、健全なイメージもありますが、郵政族などが衰退する代わり、大蔵族など他の「族」が勢力を伸張させるだけです

確かに現実はまさにそのとおりなんですね。 参考になります。

そこで感想ですが、 道路公団の改革もこれで終わりにせず、これからも次なる改革を進めて欲しいし、大蔵族や他の族が問題なら直ちにその対策の手を打って欲しいものです。

お礼日時:2005/09/03 08:55

公団トップの逮捕は、官邸か、山拓の周辺の人間のリークだと僕は推測しています。



もちろん民営化する直前を狙ったと思います。

公団は、民営化すると料金は下がります。
まるっきり失敗という訳ではないと思います。

天下り問題は官僚や公務員全体の制度の問題ですから、個別の機関の改革では難しいでしょうね。
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この回答へのお礼

>まるっきり失敗という訳ではないと思います。

その程度の改革だったのですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/02 08:07

こんにちわ!


いろいろな見方・考え方が有っていゝと思いますし、また有ると思います。
したがって、“試験”のような「正答」は有りません。
たゞ、私見としての留意点を書かせて頂きますと・・・
○ “改革”という言葉を、皆さんオーム返しに言われますが、どういう意味で使われているのでしょう?  「“便利になる”・“サービスがよくなる”・“ムダがなくなる”・“公務員が減る”等々」でしょうか?
○ “改革”=“民営化”でしょうか?
○ 今回の選挙でも、“改革”という言葉が乱発されています。 「“改革”には、“郵政民営化”が不可欠」とも言われています。
○ 今回の全立候補者に、「アナタの考える“改革”は何?」・「アナタなら、何を“改革”しますか?」・「現在の“郵政民営化案”で、どう変わりますか?」等を聞いてみたいですネ!

というような訳で、“改革”というモヤモヤした「雰囲気的に言葉」に惑わされずに、一人一人が、「その内容」をよ~く調べて感じ取る事が大切だと思います。 不明な点は、いろいろな手段で調べる事です。
今度の選挙でも、幸か不幸か各党で“マニュフェスト”なるものを出していますから、参考にして自分なりの考えを作る事ではないでしょうか?
メディア・ネットの発達したじだいですから、どうしても“他の意見・考え方”に引っ張られそうですが・・・
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この回答へのお礼

確かに人により色々な意見があり、又異なる意見も多くは一理ありそれなりの説得力があるように思います。 

よく調べよく考えて感じ取るのがポイントとのこと納得です。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/02 07:51

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