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物理科の4年です。院試を控えてます…が、将来に不安を感じてます。数学が好きだったというお決まりの流れで賢そうな物理学科に入ったものの、物理という学問のよさをわかれないでいます。
 理解が深まったときなんかはとても嬉しくて、勉強はそれなりにしているんですが、勉強時間に比例した成果がでず、それに物理的な思考というか現象の本質を見抜く力というのが微塵もないんじゃないかというのがこの4年間を終えた自分に対する今の評価です。
 大学の親しくしてくれている教授にもお前に研究は向いてないんじゃないかといわれました。
物理現象に心を躍らせられないし、物理には向いてないんじゃないかという考えがいまさらながら頭を駆け巡ってます。
 いっそのこと少し興味もあるし、生活に実益のある経営管理の勉強に方向大転換しようかとも考えています。税理士資格をめざして。そうするとまた専門学校に通うことになるのですが…
 ただ、このまま分野を変えても、何をやっても壁にぶち当たったらおんなじことを思うんじゃないか、とも思うわけでして…覚悟をきめてやり通すのが正解なのか…
 という悩みなんですが先輩方のアドバイスを聞きたいです!よろしくおねがいします!

A 回答 (9件)

こんにちは、



 就職カテとか転職カテには、御同様の質問や、実際に方向転換した後の結果についての質問が数多くあります。(参考にしてください)

 全員が全員とは言いませんが、

「院に進んだが、卒業→就職という現実に直面している」とか、
「方向転換をしたが、両方とも失った、どうしよう」とかという事例が多くあります。

 少なくとも、「少し興味がある」程度では、税理士資格は無理です。(あえて断言させていただきます) また、専門学校は勉強すべき順番を教えてくれるだけであって試験合格を保証してくれる場所ではありません。本人が必死になって初めて、専門学校通学との相乗効果が生まれるのです。

 今後の貴殿の具体的対策としては、まずは、「物理」と言う分野には、どのような学問があるのかをを徹底的に見直してください。

 物理学科の方は自分では「当然知っている」という過信のためか、意外と全分野を御存知ありません。必ず、貴方が(少なくとも税理士よりは)興味が持てる「物理分野」があるはずです。まずは、それを見つけ、それを学ぶために院に進んで下さい。

 その後はすぐに研究職には拘らずに、就職対策を考えてください。院の2年は大学4年間の半分の時間ではなく、感覚的には四分の一くらいの時間ですから。

 ご参考になれば幸いです。勉学/就活応援します。
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この回答へのお礼

心のこもったアドバイス、ありがとうございます。(他の人がこもってないという意味じゃありません汗)たしかに、税理士の資格に関して情報収集しているだけでやってみてもいないので汗
わかりました、もっと情報収集ですね。そして物理の道は変えない方がいいという事でしょうか。

お礼日時:2005/08/30 20:10

先輩方の真摯な回答は読み応えがあります。


私は、単なる「つぶやき」を書きます。物理学をきちんと学ばれた方ならば、あれかこれかではなく、あれもこれもという手もあります。最近、経済物理学というものが提案されています。詳しくはキーワード検索「経済物理学」で調べて下さい。提案者は物理学の分野で立派な仕事をされた方です。私が、若かったら、この先生に弟子入りするでしょう。
ただし、あなたのいう、努力に見合う見返りがあるかどうかは保証されません。税理士の勉強の方が効果的かどうかも私にはわかりません。
それから、一言。院試の準備がいやで言い訳を探しているのではないでしょうね。今、準備されている基礎物理学の能力の整理は、あなたがどのような分野に進まれるにせよ、あなたの「商売道具/大工道具」になる大切なものです。例えば、統計物理学の鬼になるつもりで頑張って下さい。
以上、つぶやきであって、アドバイスとよべるものではありません。
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この回答へのお礼

確かに院試の勉強は嫌ですが特に研究分野が定まらないという事に不安を感じています。好きの気持ちが無いことには始まらないんじゃないかという気持ちがあって。でも皆さんその中で選択して覚悟を決めてやってるんですよね。それが分かってきました。どうもありがとうございました!

お礼日時:2005/09/13 15:20

「有名大学院以外の就職者は全然関係のない仕事につくのが多いと聞きました、実際はどうなんでしょうか?」


「メーカーに就職して実際に培った知識を使いつづけられるものなのでしょうか?」
につきまして。

「全然関係のない」とはどの程度のことを言うかですが、物理や工学を修めた人に例えば経理や人事の仕事をやらせるようなことはほぼありません(皆無とはいいませんが、かなり特異なケースであり、一般に拒否して争うことができます)。
しかしながら、
就職先で取り組む仕事が研究室でやっていたことの延長線にあるというケースはごく希です。そういう期待は捨てましょう。(有名でもそうでなくても、学卒でも院卒でも)
大抵は多少関係はあるかもという程度の未経験領域で新たに自学しつつ取り組むのです。
下記URLもご参考にどうぞ。

参考URL:http://virus.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=1527800
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この回答へのお礼

URLもとても参考になりました!ありがとうございます!

お礼日時:2005/09/13 15:07

数学が好きということから、まずは数学の諸領域の中で貴方が得意な思考方法あるいは思考対象をじっくり考えたらどうでしょうか。

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この回答へのお礼

ありがとうございます、高校時代は数学が好きでした。大学のもろ数学は少しキツイです。分野で言うと微積分、線形代数、応用数学っぽい物理、工学でやるような数学がまだ好きです。

お礼日時:2005/08/30 20:33

一般的に言って、物理科は理工系の中でも最も難度の高い学科の一つです。

日本では、「理系の秀才(のかなりの部分)は物理科に憧れる、物理科進学をめざす」という伝統があったようです。
そこで、2つに場合分けしてみましょう。

(1)kyongsok さんの大学が一流大学の場合

kyongsok さんの物理の力は、実は低くないのでは?「自分には向いてないのか」という悩みは、自己批判力の強さ、要求レベルの高さによるものであり、「お前に研究は向いてない」と教授が言うのは、一流校の先生にありがちな(学生に対する)サディスティックな傾向と考えられます。
従って、この場合、院に進学して物理を専攻し続けるのも「あり」でしょう。努力が報われ、kyongsok さんの頭脳にブレイクスルー(break through)が起きて、「物理が分かる」と実感できる日が来ると思います。

(2)kyongsok さんの大学が二流三流大学の場合

残念ながら kyongsok さんの危惧は当たっていて、教授も言う通り、物理の研究に向いてないかも知れません。この場合、さっさと方向転換の決断をするのも、「あり」と考えられます。
そして、方向転換ということは、一挙に可能性(選択肢)が広がるということでもあります。kyongsok さんは「経営管理の勉強、税理士」を考えておいでのようですが、他にも進路はいくらでも開けていると思いますよ。
例えば、学部卒で就職するのは?(今からでは新卒採用の就職活動は遅いのでしょうか)。企業では、例えば研究職で採用されても、しばらく後に配置転換で営業職に回されることも、あり得ます。博士号を持ち、会社の研究所にいた人でも、中年になって営業の現場に回されたりします。営業先で雑談しているうちに「『博士営業』ですね」と同情されてしまった、という話などを聞きます。
つまり、院に進学するにしても、物理以外への(隣接分野への)転進も考えられるし、就職すれば、研究職、グレーカラー(ホワイトカラーでもブルーカラーでもない生産現場の技術者)、営業マン、何でもありということです。「人生の可能性(選択肢)が広がる」と、肯定的に捉えることもできるのではないでしょうか。
(以上、一流とか二流三流とか無造作に書いてきましたが、鶏口牛後という言葉もある通り、一流校のダメ学生は二流三流校の成績上位者に劣るのは、言うまでもありません)


私の親戚に、有名進学校に行った者がいました。その親戚は東大に入れなかったのですが、同級生の成績トップは物理学者志望の男子で、当然のように現役合格でした(模試の判定では理科三類でも受かりそうだったが、理科一類に入学)。「進振り」を経て物理学科へ、さらに院へ進んで博士号を取得し、核融合の研究者になりました。核融合は「エネルギー問題の究極の解決」、「人類の未来がかかっている」と言われ、最優秀の物理学徒たちを惹き付けていたそうです。
それからウン十年。
ムーアの法則じゃありませんが、「核融合研究は、十年ごとに実現所要年数も予算要求額も倍増する」などと揶揄されるようになってしまいました。無知な私ごときが、核融合研究自体を貶すつもりはないのですが。「いつになったら実現するのか」「金食い虫」と酷評され、お荷物扱いする向きもあって、かつての学年トップの秀才も、今や研究一筋ではありません。せっかく研究所の中堅になったのに、政府・国会や一般向けのPR(「核融合は必要ですよ、予算ください……」)の仕事も、しなくちゃならないそうです。しかし、その人は子供時代から「一番」を通してきただけあって、「頭の悪い一般人」相手に話をするのは、嫌でたまらないらしいです。

禍福は糾(あざな)える縄の如し、といいます。何が幸福で何が不幸か、長い目で見なければ分かりません。人生に「正解」はないと思いますよ。「何をやっても壁にぶち当たったらおんなじことを思うんじゃないか」などと気に病む必要もありません。と、偉そうに書きましたが、私は世事に疎く、「物理から他の分野へ方向転換するとしたら、今の時代なら何がいいか」は、具体的に分かりません。役に立たなくて、すみません……。
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この回答へのお礼

力のこもったアドバイス、ありがとうございます。こういう経験談をたくさんしてもらえると嬉しいです。はい、2流に属すると思われます、ただ先輩達はほんとにピンキリですが。とても参考になりました!

お礼日時:2005/08/30 20:31

#4です。


すみません。訂正です。
「あたたはどんな人:」に「一般人」と書きましたが、「経験者」に訂正致します。失礼しました。
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この回答へのお礼

わざわざありがとうございます。

お礼日時:2005/08/30 20:26

前のお二方の、人の進路に軽々しく口を挟めないという謙虚な姿勢に同感ですし、はっきりと書かれるその態度に尊敬の念を抱きます。


転向したい分野はもちろん異なりますが、私も同じような経験をしました。偶然なことに、私も数学が得意な学生でしたが、数学よりある分野に興味を抱きました。私の場合は転向して正解でした。なぜなら、その分野の方に情熱を感じたからです。
あなたの場合はどうでしょうか。ご自分でも物理学の研究には合っていないのではと感じ、教官にもそう言われたのなら、そうである可能性は大きいと思われます。ですから、もし他に情熱を傾けられて、物理学から離れることに全く後悔の念を持たないと確信をお持ちであれば、進路を変えられてもいいかと存じます。
でも、学部の4回生まで続けてこられたのだし、数学も好きだと仰るのですから、全く物理学に向いていないとは思えません。それに、前の方も言っておられますが、物理の勉強と研究とは別物だと思います。
ですから、物理の研究者には無理してならなくとも宜しいかとは思いますが、また、物理の分野とは全く別の道に進まなくても宜しいのでないかと存じます。これも、#1の方が仰っておられますが、院を終了されて、物理と関係のある会社員や教員などを目指されても宜しいかと思います。
>いっそのこと少し興味もあるし、生活に実益のある経営管理の勉強に方向大転換しようかとも考えています。税理士資格をめざして。そうするとまた専門学校に通うことになるのですが…
→物理が生活に実益がないとは一概に言えないと思いますよ。研究となるとそれに近くなるかも知れませんが。経営管理となると余りにも分野が違いすぎると思います。隣の芝生はなんとやらです。その分野に転向すると物理学がよく見えてくるかも知れません。本当に経営管理に興味があり情熱があるのなら、専門学校だろうと何だろうと、なりふり構わず行くべきではないでしょうか?まだ、躊躇いがあるようでしたら、決断を急がない方がいいと思います。つまり、院に一度入られてからでも遅くないと。
>ただ、このまま分野を変えても、何をやっても壁にぶち当たったらおんなじことを思うんじゃないか、とも思うわけでして…覚悟をきめてやり通すのが正解なのか…
→これは私が転職を考えた時に経験したことでした。私の場合は転職出来ませんでした。実は今は転職しなかったことを後悔しています。なぜなら、この時は情熱が足らなかったのではなく、勇気が足りませんでした。いろんなことを恐れました。物事をマイナスに見ていました。ですから、現在の私は、情熱だけではなく勇気が無いと進路を大きく変えることは出来ないように感じています。
もちろん、私があなたに、こうした方が良いなんて言える訳がありません。もし、私の経験や考えていることが、少しでもお役に立てれば幸いです。
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この回答へのお礼

とても参考になりました、ありがとうございます!やはり何事も情熱なのだということを実感させられています。ただ、物理に情熱を燃やせるのかと聞かれると、自信がありません。情熱を燃やすものは、探すものなのでしょうか?

お礼日時:2005/08/30 20:26

人の進路に軽々しく口を出すのは気が引けますが。



いきなり税理士まで大転換しないでも、メーカーに就職って道はどうでしょうかね。

それから、#1の方も仰ってますが、学部4年で「研究者に向いてない」なんて決めるのは普通は早すぎです。学部は勉強だけで研究はやりませんし。その教授は冗談で言ったのでは?
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この回答へのお礼

なるほど、まだ適性を判断するには早いでしょうか。#1さんの補足にも書きましたがメーカーに就職して実際に培った知識を使いつづけられるものなのでしょうか?

お礼日時:2005/08/30 20:03

軽々しく右とか左とか言えませんが;


以下全然見当違いかも知れませんが、文面から感じたところを記します。

私はサラリーマン30余年、現在大学教官。進路変更を考える学生もときどき見ますが、そういう場合我々は行きたい進路が見えているならたいてい祝福して送り出します。でもあなたの場合、そうじゃないように感じられます。
他のこの道こそというのがあれば転進もいいと思います。ですが、経営管理とか税理士とかは、方向転換するならば、という程度ですよね。

「勉強時間に比例した成果がでず」→そんなものですよ。ある程度蓄積ができていくと進度が速まるということもあります。その日の成果はその日の努力に比例じゃなくてそれまでの永い努力の積分に比例、たぶん。
「物理的な思考というか現象の本質を見抜く力というのが微塵もないんじゃないか」→そんなことはないでしょう。あなたの回答2件を拝見しましたが、そのような力は十分お持ちと思えました。
「理解が深まったときなんかはとても嬉しくて」→でしたら、物理に限らず学問のよさをわかるようになるはずだと思うんですが。


「教授にもお前に研究は向いてないんじゃないかといわれました」→これはちょっと痛いかな。大学4年生時点ではそういう適性はまだわからないようにも思いますが、指導教授の言われることですから、ほんとに研究に向いていないとしましょうか。
だとしても、物理をやったからといって研究職という必然性は全然無いでしょう。研究以外の仕事なんて山のようにあります。
会社員として技術開発とかしたっていいです。院でしっかり勉強して力をつけると良い仕事ができますよ。
教員だっていい(必要単位とってないかな)。
物理とか工学出身で活躍している営業マンもいますよ、扱う商品がハイテク品で客も素人じゃないとき物理を押さえた営業マンは強いのです。
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この回答へのお礼

とってもプラスな評価をしていただいて、嬉しい気持ちになりました、ありがとうございます!就職がベストかなという思いもあります。しかし、有名大学院以外の就職者は全然関係のない仕事につくのが多いと聞きました、実際はどうなんでしょうか?

お礼日時:2005/08/30 20:01

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