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<問題>ホウ素には質量数10と11の同位体しか存在しなく、それぞれの存在率は20%、80%である。また、塩素には質量数35と37の同位体しか存在しなく、それぞれの存在率は75%、25%である。このとき、BCl3の全分子中、11B35Cl37Cl2 で表せる分子の存在率を求めよ。

という問題で、答えが
0.8×0.75×0.25×0.25×3×100=11%
なんですけど、BClの分子構造は正三角形なので3をかける必要がないように思うのですが、なんで3をかけるのか教えてください!!

また、四フッ化硫黄についてなんですが、硫黄は価電子は2個ですよね。どうして4個もフッ素がついてるんですか?

教えてください!お願いします!(><)

A 回答 (3件)

http://chemistry.boisestate.edu/rbanks/inorganic …
四フッ化硫黄の構造について説明があります。

dsp^3混成軌道による三方両錐形で、硫黄原子のM殻に10個の電子(うち2個は非共有電子対)があるようです。

M殻は、s軌道に2個、p軌道に6個、d軌道に10個の合計18個の電子を入れられるから、10個の電子が入っていても不思議でないといえます。六フッ化硫黄という物質もあります。
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この回答へのお礼

ちょっとパソコンが壊れていたので、返事が遅くなってしまってすみません。
そういう構造だったんですか。詳しく説明していただきどうもありがとうございました!!!(^^)助かりました!!! 

お礼日時:2005/09/08 08:29

No.1および2で回答が出ていますので、ほとんど蛇足と言ってもいい内容ですが、前半部分のご質問の3は、数学の組み合わせと考えて下さい。


3個のClのうちの、いずれか1個の原子量が37で、他の2個の原子量が35になる組み合わせが3通りということです。

後半に関しては、いわゆる原子価殻の拡大を考えて下さい。つまり、第3周期の元素に関しては、必ずしもオクテット則が成り立たず、価電子が形式的に8個を超えることもあります。
たとえば、硫酸や5塩化リンなど、多くの例があります。

もしも、質問者の方が大学生でしたら、No.2のご回答のような混成軌道を知っておいた方がよいでしょうが、高校生でしたら、完全に範囲外ですので、オクテット則が成り立っていないのだなあという程度の理解でかまいません。
なお、質問文で硫黄の「価電子は2個」と書いてありますが、これは「価電子は6個」、あるいは「原子価が2価」の間違いですね。
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この回答へのお礼

ちょっとパソコンが壊れていたので、返事が遅くなってしまってすみません。
質問文でまちがって書いてしまってすいません(><)
さらに詳しく説明していただきどうもありがとうございました!!!
深く理解することができました!!!(◎^^◎)

お礼日時:2005/09/08 08:34

前半だけですが:



1個のaと2個のbを並べる方法は、
abb bab bba
の3通りがありますね。

それと同じで、35Clが1個と 37Clが2個の配置も3通りあります。ですから、確率は

0.8×0.75×0.25×0.25
0.8×0.25×0.75×0.25
0.8×0.25×0.25×0.75

の和なのですが、これを簡潔に

0.8×0.75×0.25×0.25×3

と書いているわけです。
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この回答へのお礼

ちょっとパソコンが壊れていたので、返事が遅くなってしまってすみません。
詳しく説明していただき、おかげでよく理解することができました!!!(^^)
どうもありがとうございました!!! 

お礼日時:2005/09/08 08:26

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