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変な質問で失礼します。

知人(60代後半の女性)が時折、「私の友達の御主人が国家公務員で定年まで勤めたのよ~~。」と自慢します。

私にとっては(だから何??) って、感じなのですが、当人は「すごいわねぇ」と言って欲しそうな様子なのです。不思議~~。

「国家公務員と言っても、色々いますけど、どんな仕事をしていたのですか?」と聞いても「そんなの知らないわよ。」と答えます。その人にとっては”国家公務員”であったこと自体が”すごいこと”な様子です。しかも、自分のではなく友人の御主人なのに自慢???

例えば、「警察官で、○○事件を解決したのよ。」とか「消防士で、燃えさかる炎の中から子供を助けた。」とかなら自慢もできると思いますが、、、。

国家公務員と言うだけで、そんなに自慢できるほど偉いのでしょうか??

A 回答 (18件中1~10件)

その知人が「60代後半」というのが、ポイントです。

Tumugi さんは40歳くらいかも知れません(個人情報なので、お答えいただかなくて結構です)。となると私より年上ですが、昔の日本人の気質にはご興味がないのでしょうか?

(1)「お上」意識
戦前生まれの人は、政府のことを「お上」(おかみ)と呼んで敬ったり、敬わないまでも一目置いたりします。
戦後、国立劇場(歌舞伎・文楽・邦楽など)だけでなく、国立演芸場(落語など)を作ろうという動きが起こりました。落語の協会でも、政府に陳情しようということになって、ある大師匠の所にも運動の誘いがかかったそうです。ところが、その大師匠は昔気質の人で、「お上が、あたしら噺家ふぜいのことなんざぁ、気にかけてくださるはずがねぇ」「そんなもんができたら、しゃっちょこ立ちして(逆立ちして)東京を回ってやらぁ」と言ったそうです。政府が税金で寄席を建ててくれるわけがない、と。
ところが、国立演芸場構想は実現しました。時代は変わっていたのです。
国立劇場、国立演芸場
http://www.ntj.jac.go.jp/

(2)公僕ではなく天皇の官吏だった
日本国憲法下では、公務員は公僕(主権者たる国民全体に奉仕する者)ですが、戦前は(意識の上では戦後しばらくも)、公務員は「天皇の官吏」でした。国民(臣民)から任命されて国民に対して責任を負うのではなく、天皇から任命されて天皇に対して責任を負うという意識があったようです。

(3)農民人口が多かった。恩給
日本は戦後になっても、人口の半分近くが農家でした(兼業農家を含む)。高度経済成長(1960年代)の前まで、特に田舎ではサラリーマンは多数派ではなく、たとえ下級官吏(公務員)でも一目置かれていたようです。俸給はどうせ安いでしょうが、長年勤め上げると恩給が付きました。戦後になって年金制度が整備されるまで、公務員以外には年金がないことも多かったのです。


以上のような理由から、昔の人は、公務員というだけで一段高く見なしたりするらしいです(一段だけですけど)。
お知り合いの方が「友達の御主人」をほめるのは、「誰にでも何かしら取り柄はあるのよー」とか、「それに引き替え、うちの亭主は」といった意味合いが考えられます。
要するに、今となっては Tumugi さんの感覚の方が正当ですが、昔の(一部の)人の価値観に対する思いやりも、あっていいのかも知れません。
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この回答へのお礼

わかりやすい丁寧な御回答ありがとうございます。

>その知人が「60代後半」というのが、ポイントです。

なるほど~~。(1)~(3)まで納得ですが、特に(2)。
その人の言い方の感じでは一番近そうです。

>以上のような理由から、昔の人は、公務員というだけで一段高く見なしたりするらしいです(一段だけですけど)。

そうなんですね~~。
お陰様で、なんか、スッキリしました。

お礼日時:2005/08/31 05:55

 自分の宝話をする人は最低な公務員ですね。


 今まで周りのお加減で真っ当出来た基本の期の感謝が全く無い事です。
 持続出来た事は自分より、家族、職場の環境トラブルも無く長期出来たことの感謝と思うと、自慢話は出ないと思うしまずしませんがね・・・
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

その公務員さんは、私とは縁もゆかりもない方なので、ご本人がどう思っているかはわからないのですがね。

どんな人も、老若男女、一人で産まれて一人で生きている人なんかいない、、、。
今の自分があるのは多くの人の助け合ってこそ、、、そう思うと、自慢話って言うのは、どんなものでも傲慢なのかも知れません。

お礼日時:2005/08/31 13:22

 (質問者さん&NO16さん迄の回答者の方々は不明ですが)一般的イメージとして国家公務員(より狭義には官僚)が偉く映る傾向は多分にあります。


 しかし、「偉く映る」=「常時偉い」ではないのを私は強調して置きたいのです。(恰も追いしそうに見えるメニューの品が実際にはそれ程の味ではない様に、です。)
 又、「かつては東大をトツプクラスで卒業した人材が官僚になり、総理に・・・」と言うコースもありましたが、総理の座そのものは小学校卒の人物でも務まるようになりましたから・・・

 要は質問者さんの知人自らが「偉いでしょ」云々と言い張るのなら、蓼食う虫も好き好き、ですが、
>言って欲しそうな様子、に釣られ、「偉いわねぇ」云々と軽々しく口にしないほうが、質問者さんの知人の為にも、無難と言うものです。

 時として言いませんか?、「教育上よろしくない」と。 正にそれだと私は捉えますけどね!(苦笑)

 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>「偉く映る」=「常時偉い」ではないのを私は強調して置きたいのです。

これもなるほどですね。東大卒が偉いとも限らないし、、、。

最近、時々テレビの特集などでクローズアップされる”下町の町工場の技術者”とか”プロジェクトX”などに出てくる人の方が、私にはわかりやすく”偉い”と思います。

お礼日時:2005/08/31 06:23

あ~、うちの伯母と同じタイプですねー(苦笑)



うちの伯母も#15さんの書かれている方のように、某大手ビールメーカーに勤めていたのが自慢で、今でも「うちの会社」と呼んでます。
まあ、自分が勤めてたのを自慢するまでは千歩譲るとしても(本当は変ですが)、その会社に居た課長はKO大学を出てるだの、その課長に気に入られて食事に誘ってもらったことがあるだの、「○○さん(伯母と同じ部署に居た人らしいけど私はまったく知らない人)は本社で重役になったのよ~」だの、他人の自慢までしてます。

内心「あっそ。(だから?)」って思うんですけどね。

国家公務員だからってイコール「偉い」じゃないでしょう。
その人は「国家」とつくのにステータスを感じてるのかな?(しかも知人のダンナなのに…)
私から見るとたとえ政治家でも「税金で食わせてやってる」と思ってるので、「国家公務員?だから何?」ですね。

他の人も言われてますけど「ふ~ん」だけでいいと思いますよ。
実際は「あら~、じゃあ私も雇い主の一人なのね!」ぐらい言い返したいところですけど(^^;
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

やはり、そういう人、結構皆さんの身近にもいらっしゃるのですね。
会ったことも無い人の自慢されてもねえ、、ですよね。

私が派遣で行っていた先の会社は某大手企業だったのですが、そこで聞いた話。
「社員が痴漢で捕まって警察官に『俺は○○の社員だ。文句があるか。』と言ってひんしゅくを買った。」のだそうです。
バッカじゃないの~~。 他の社員は腰の低い人が多く、皆が皆、大企業を笠にきているわけではないのですけどね。

>実際は「あら~、じゃあ私も雇い主の一人なのね!」ぐらい言い返したいところですけど(^^;

私もそうです。でも、色々な方から御回答がいただけて、年代等で違う価値観もあるというのがわかって、とてもタメになりました。

お礼日時:2005/08/31 06:14

ちょっとテーマからずれますが、大企業にいた人やその奥さんにもその傾向があります。

第一生○のいた義兄などは定年になって10年以上経つのに、初対面の人には必ず「第一○命にいましてね。」と言っています。

あそこの部長と○一生命の部長とでは格が違うとか、いまだに言っています。

特に第○生命の資本下の会社の者には、まるで自分の配下の会社の者ののような口ぶりで応対しています。

現役時代に単に、支店長を一時期やっただけなのに、○一生命をまるで自分が築いたようなことを言っているのを聞くと、周りの者は皆失笑しています。

バカ姉も「主人は偉い。」と言っています。

戦後の混乱期に社会へ出て、下積みから叩きあげた義兄ですが、その時代の人のある意味生きがいでしょうか。

「失笑」で良いのじゃないですか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

たしかに大企業にいた人やその奥さんにもそういう人はいますね。まあ、私の場合は「公務員」というより「第一○命」と言う方が「へぇ~」とは思いますけど。
まあ、「へぇ~」とは思ってもそれだけですけど。

大手に限らず、生命保険会社はかなり仕事がノルマなどで(精神的に)きつそうなイメージがあって、その中で戦いながら働いてきたのだろうな、、とか何となく考えます。

>戦後の混乱期に社会へ出て、下積みから叩きあげた義兄ですが、その時代の人のある意味生きがいでしょうか。

そういう時代の人達って、官民関わらず、偉いと思います。

お礼日時:2005/08/31 06:05

公務員が「偉いか偉くないか」は別にしても、およそ戦後の高度成長期の前夜頃は、公務員、例えば警察官や先生になりたがる人は少なかったと思います。

実際当時、給与は民間よりはるかに少なく、信念と目的でもなければ、やっていけない程生活はつつましかったと想像できます。今、給与や報酬など各市町村の広報等で公開されて、一市民も知ることが出来るようになりました。土建業が全盛であった40年代や、バブル経済と沸き立っていた80年代、そんな景気の盛んな頃には、公務員なんて見向きもされなかったのに、いざ、不景気になると「公務員は適当に仕事をしていれば、退職金をたっぷり貰える」と言うような風潮になってしまいました。自分もそう思いますが、この所公務員の中にも「うつ病」が増え始めまました。また、公務員試験にせっかく受かっても上司との食い違いで民間へ再就職してしまう人も多いですね。締め付けは公務員の中でもそろそろ始まっています。自分は市の民間委託を受け、仕事をしている者ですが、「いじめ」に等しいような締め付けを受けています。仕事を始めるのに多額の借金させるのを前提にしておいて締め付けは公務員並みで、人身事故を起こせば即座にクビ。軽微な事故でも減俸。迷路みたいなぎりぎり通過出来るかどうかの道路を走らせておいて、あとは知らん振りの行政に腹が立ってしようがありません。有給も退職金もありません。個人の事業主なのに定年があるという矛盾も不満です。ですが、生業としている以上、面と向かって行政に、はむかえないのです。
公務員の友人が「うつ病」なりました。もう2年くらい通院しており、時折公務についているのですが、公務員保護法?により連続2年欠勤しなければ、公務員としての資格を剥奪されないというような決まりがあるようです。民間では絶対にありえない話ですね。企業努力が民間の指名でありますが、公務員は椅子取りゲームで座れた者勝ちみたいな感じです。部長職なんて、後がつかえているから定年前に格下げになるのですが、名前は係長クラスになっても、給与は部長職の多分給与のままです。これ、知らない市民が多いかも。影の部分で閉鎖敵的な情報公開は意味の無いものです。
公務員の究極の目的とは、「完璧な市民サービス」であるはずなのに、それすら見失った公務員の多さは、市役所に寄せられる苦情の完璧な公開を待たざるを得ませんが。公務員が偉いとは実際思えません。今の彼らは職場のストレスを委託された業者や入札に係わった関係者、若しくは児童生徒に向けているのではないでしょうか。長らく付き合って、公務員に民間の苦労は伝わりにくいことが分かりました。彼らは選挙で選ばれた議員または、町内会長に弱いのです。これは、何かのときに使える手段だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私が就職を考えた時代も「公務員なんて初任給が安くて、定年まで勤めればまあ退職金は良いけど、仕事はつまらないし、、、」とか「市役所だの郵便局だのの窓口は不機嫌な顔して杓子定規で何が面白くて、、、」のイメージでした。

その後、バブルがはじけて一挙に「公務員て良いな」の社会風潮になったようですが、、、。

回答者さんの御回答を読むと、公務員も気苦労が多くて大変そうですね。

お礼日時:2005/08/31 05:42

今の時代で国家公務員が偉いって考えてるなんて、かなり無知なオバカさん。


ましてや人の亭主褒めるなんてまぬけもいいところ。
そのタイプって世の中にコンプレックス持ってると思う。
自分と自分の家族に誇れるものがないから「私の友人が・・」って話。
何か可哀想な人だね。
やっぱり、「だから何?」だよね。軽く。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。

ほんと、ある意味かわいそうな人ですよね。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/31 13:15

偉い偉くないというだけであれば、雇われている人よりも雇っている人のほうが偉いような・・・


もしくは個人事業主で、自分だけの努力と稼ぎで家族を養っている人とか・・・
基本的には職業に貴賎の差はあってはいけませんね。特に公僕ならば、そのあたりの認識は当然でしょう。
まあ、ほっとけば?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私も、それに近い考えです。公務員より納税者の方が偉くて良いような、、、。
でも、違う考えの人もいるのかなと思って、質問しました。


だれか、「俺は公務員だ。偉いんだぞ。てめえらみたいな下々の者にはわからないだろう。」ってな回答してくれないかしら、、、。

お礼日時:2005/08/30 19:18

 #9です。

ちゃんと読んでませんでした。

 友人の夫を自慢してどうすんだろ。それこそ「あっそう(だからどうした)」ですよね。
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この回答へのお礼

ややこしい質問ですね。答えていただいてありがとうございます。

>友人の夫を自慢してどうすんだろ。それこそ「あっそう(だからどうした)」ですよね。

そうなんですよ。自分の夫の自慢ならまだ、理解できるのですけどね。

お礼日時:2005/08/30 19:14

 別に偉くは無いと思います。



 私もその場にいたら「あっそう」で終わります。


 ていうか、自分の夫の業種も知らない妻って・・・ご主人かわいそうに。

 
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