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中学英語では、be動詞amの過去形はwasだと教えられています。

でも、
,"If I were a bird, I could fly to you." という、良く聞く文節ではwereを使っていますね。
これは何故ですか?

ifの節の中では特別wereを使うんでしょうか・・??。
これについて、どうして中学ではきっちり教えないんでしょうか。その理由も知りたいです。

A 回答 (8件)

nabayosh さん



>いや、wasでもいいんですよ。
>でも、それはちょっと昔の使い方で、今はwereが主流なだけです。

 そんな無茶な。仮定法と直説法では意味が違います。If I was a bird, I could fly to you. だと「もしわたしが(かつて)鳥だったらとすると、(その当時)わたしはあなたのところへ飛んでいけた」ということで過去の描写になりますが、If I were a bird, I could fly to you. のほうは「もし(今の)わたしが鳥だったなら、あなたのところへ飛んでいけるのに」という現在の願望を表すことになります。

 この種の動詞変化はドイツ語では仮定法ではなく接続法と言い、英語よりもかなり幅の広い使われ方をします。wäre(これで表示されるのかな? aの上に¨のある ware です)は英語の be 動詞に当たる動詞 sein の接続法第2式で、英語の仮定法のような用法もこの中に含まれます。その意味で英語の were に対応するものではありますけど、その影響で英語が were を使うようになったわけではありません。英語にはむしろ接続法の持つ機能を副詞などに移転することで、動詞の活用を単純化してきたという歴史があります。その意味では、将来(数十年後か数百年後か)は英語から仮定法は消滅し、I was ~という変化形に一本化される可能性のほうが大きいでしょう。

 まあ将来予想はともかく、今のところ英語の動詞には直説法と仮定法という2系統の変化形があり、それぞれに時制を持っているということを理解しておくべきでしょう。>saibousyu さん
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nabayosh さん



 補足説明をありがとうございます。まあ無茶というより、説明をはしょりすぎなんだと思います(旺文社の辞書が悪い?)。If I were a bird を少し前まで If I was a bird と言っていた、というふうに読めてしまうんですよね。引っかかったのはその点です。古英語では直説法単数過去の woes を接続法単数過去にも使っていた、という意味ならわかるんですが……でもそれって千年前の話で、「ちょっと前」じゃないですよ。

 少なくとも、昔は If I was a bird という言い方をしていた、という事実がない点ははっきりさせておきたいですね。「ちょっと前は were を使ったけど、今は was を使うようになってきている」というのが正確なのでは?

 なお文章語では If I were a bird といった仮定法の表現はばりばりの現役です。知らないと小説も読めません。
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この回答へのお礼

何度も解りやすい回答をありがとうございました。
とても勉強になりました。

お礼日時:2001/11/05 00:06

#1のYoshi-Pです。

最初の回答の時は職場からだったので簡単にすませてしまいましたが、ちょっと補足を。

ランダムハウス英語辞典によれば、wereについては、
『((話))では If I were you,…のような固定した表現を除いて were の代わりに,直説法過去の was が好まれる.』
と解説されていて、wasについても
『((話))では仮定法で本来は were を使うべきときにも was が好まれる.』
と解説されています。

つまり、本来はwereを使うべきだけど、会話の時にはいまさら古い言回しを使わなくてもいいということですね。日常使われる言葉は時代と共に変わって行くものだと思います。古い言い回しは、知識として知っていればそれでいいという程度のものでしょう。

ただ、「本来は were を使う」と言ってますから、テストの時にはちゃんとwereを使わないといけないでしょうね。

ところで、saibousyuさんは中学生なのですか?
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この回答へのお礼

Yoshi-Pさん、2回もご回答、ありがとうございました。
恥ずかしながら、私は中学生ではなく、近所のよしみで隣の中学生に英語を教えていました。それで、断定的にamの過去形がwasと教えられていて、質問となったわけです。

仮定法で使うwereは中学では必要ないということですね。

お礼日時:2001/11/05 00:03

レスになってすみません。

自分の補足をせねば。

>>いや、wasでもいいんですよ。
>>でも、それはちょっと昔の使い方で、今はwereが主流なだけです。

> そんな無茶な。仮定法と直説法では意味が違います。
いえいえ、無茶じゃないんですよ。
旺文社の辞書でwereを引くと、そういうことが書いてあるわけでして。
ついでに、wasの方を引きますと・・・

現代の口語ではしばしば仮定法過去にも使われる:He speaks as if he was a boy of five.

ともあります。
まあ、ドイツ語のくだりは僕の創作っぽいところはありますが、それでもwereの項に、語源は古英語のwoere(oとeはくっつきます)ですから、それとの関連性を指摘するに充足するものと思いました。
仮定法と言おうが接続法と言おうが、もともとドイツ語も英語も起源は同じですから、つまるところ役割は同じなのです。文法というのは言語を説明するために作られたもので、言語が自然発生する方が先なのです。したがって、ware(先述)とwereには統一語源を持つというつながりがあると考えられるわけです。そして、用法を説明する時に、はじめて文法というものができるのです。

そういう意味で言ったということだけ釈明させてください。
前回、自信「なし」としましたが、今回はそういうわけで「あり」にします。
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この回答へのお礼

私の質問のために辞書までひもといてくださって、感謝感激しています。補足説明までしてくだっさって、ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/04 23:59

いや、wasでもいいんですよ。


でも、それはちょっと昔の使い方で、今はwereが主流なだけです。

前の方々が、具体的な根拠を挙げていませんが、僕も知りません。
ドイツ語のbe動詞にあたるseinは、仮定法過去ware(aの上に2つ丸い点が横並びにつきます。ウムラウトといいますが)というのがあり、ヴェーレと読みます。この形に近いことも何やら関係があるかもしれません。
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例文は仮定法の中の「仮定法過去」の例題としてよく使われる文ですね。


「仮定法過去」の基本構文は、

If+主語+過去形,主語+{should, would, could, might}+動詞原形

となるのですが、be動詞の場合の過去形は「were」となるようです。

中学で教えない理由は、Yoshi-P さんがおっしゃっている通りではないでしょうか。
πだって、いまや「3」ですからね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
えっ!πって、今、「3」なんですか?知らなかったです。びっくり!

お礼日時:2001/11/04 23:53

I wish I were a bird. というのは仮定法の文ですよね。

最近は中学校で仮定法は教えないのかな? 仮定法と直説法はそれぞれに時制を持っていて、一人称に対する be 動詞の直説法過去形が was、仮定法過去形が were ということなんですが……文法書で「仮定法」というのを調べればよくわかると思います。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
文法書をひもとくのは簡単なんですが、この場で質問した方がより解り易く、適確な答えが得られるのでは、と思った次第です。そうですか、仮定法の中ではwereになることもあるのですね。

お礼日時:2001/11/03 00:30

仮定法ですね。

高校で習います。

>どうして中学ではきっちり教えないんでしょうか。

高校で教えるから中学で教えないという回答はいかがですか?文部省の方針?
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。そうですね、高校で教えると決まっているのなら仕方ありませんね。

お礼日時:2001/11/03 00:25

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