プロが教えるわが家の防犯対策術!

さっき読んでた文章の中にわからないところがあったので、どなたか教えて下さい。

バイタルサインをチェックするのに脈をはかるときのことですが、手首は両手一緒にざっと調べてから片方ずつ測るように、とありました。これはわかりましたが、頸動脈は左右同時に押さえるのはタブーのようです。これはなぜでしょうか。
両方同時に押さえると大げさに言えば首を絞めたようになって危険? それとも、同時に押さえると異常値が出て、正確なところがわからないのでしょうか。
教えていただけると有り難いです。

A 回答 (5件)

こんにちは。


危険の意味も、測定値に影響を与えるという意味も両方あります。

危険については、血流を止めてしまっては計れませんので、そこそこ加減しますが、それでも血液の流量は一気に下がります。
それにより、脳貧血みたいな状態が起こりますので、失神などを起こす可能性があります。

またこれにより、脳貧血の時、動悸を覚えるのと同じように心悸高進が起こり、測定値は不正常になります。

また、測定を終えて、血流が再開した時、心悸高進した状態で、一気に血流制限が解消されるため、高い圧力波が脳の血管に押し寄せるので、脳血管の損傷を引き起こしかねません。具体的には脳出血の危険があります。

失神よりはむしろこちらの方が恐いでしょう。
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この回答へのお礼

こんにちは、お答えありがとうございます。
懇切丁寧な説明をいただき(いつものように.笑)、危険性がよーーくわかりました。
はい、ゼッタイにやりません。
ものごとには、なんにせよ必ず理由があるのだなあと改めて思った次第です。なぜそうしなければならないのか、わかってからならちゃんと対応できると思います。丸暗記ではなく理解することが大事ですね。
またいろいろ教えて下さい。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/01 22:33

すいません。

疑問が呈されているようなので、一応根拠を。

>脳出血・・・ですが、通常の血管がそれで破裂するという事は確かにまずない事だと思います。

ただ、普通の生活の中の血圧変動でもAVマルフォメーション(脳動脈奇形)の部分は破裂しやすいと言われていますので、現在、こういう物がある人は事前にクリッピングなどの治療が勧められています。

この脳動脈奇形は、普通の人でも結構あると言われているようですので、注意すべきものではあると思います。

そういう部分に関しては、やはり、人為的な血圧変動は影響があるのではないかという意味です。

また、アテロームなどの動脈の内側に溜ってる物が流れていって起こる梗塞なども、可能性というレベルではあり得るかもしれません。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。
今日一日留守にしていて、遅くなってすみませんでした。これにて締めたいと思います、どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/09/02 19:27

脳への血流の問題ですね。



質問:脳へは何本血管が入っているでしょうか?
答え:左右の頚動脈と左右の椎骨動脈の4本
 実は頚動脈のほかに首の骨の中にある椎骨動脈があるのですね。脳にはいる血管はこの左右2本づつしか無いのです。これを2本閉められると、脳は虚血に陥ります。

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#3の方のご意見はどうなんでしょうか?
>具体的には脳出血の危険があります。

実際にあるんでしょうか?脳梗塞後の血流再開時には脳出血の可能性がありますが、一時的な遮断からは脳出血は少ないと思います。

ひとつは、首を絞めて殺害しようとしたとき、途中でやめて未遂に終わっても血流再開で、脳出血で死亡する事があるでしょうか?ありえないことではないと思いますが、法医学では聞いたことがありません。

二つ目には、首の病気の手術で一時的に頚動脈を遮断したり、人工血管に置き換えることがあります。そのときにも術中、術後で血流再開による脳出血と言うことは聞いた事がありません。

一応、外科系の医師なんですが、不勉強でしたらすみません。
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この回答へのお礼

専門的なお話を、どうもありがとうございます。
危険性は実際にはほとんどなくてゼロに近いにしても、やらない方がいいことは確かですから(苦しいでしょうし.笑)バイタルサインのチェックでは避けるべきなのでしょう。対象は病人や高齢者なわけで、血管ももろいでしょうし。
考え方としては納得しましたので、これで締めることにします。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/02 19:25

両方同時は危険です、理由は感じている通りで気を失う危険があるからです。

人によっては強く押してしまうかもしれないからです、手首なら平気でしょうが頚動脈は脳に酸素を送る大事なパイプです片方なら反対側がありますから酸素が供給されますけど両方押さえてしまったら酸素の供給が著しく減少し危険だからです。

ちなみに少しぐらいと思っても気を失うときは一瞬です、危険だと思ったら止めればいいと思う頃には気を失っていますので試しにやろうなんて事はしないでください。
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この回答へのお礼

お答えいただいて、どうもありがとうございました。
はい、試しにやらないことにします、苦しそうだし(笑)。つい、場所がわからなくてぐい、なんてやること、ありそうですよね。気をつけます。

お礼日時:2005/09/01 22:23

橈骨動脈で左右差を見るというのは、それで分かる疾患がありますからバイタル上有用な情報となります。



頚動脈は太い動脈ですから詰まることはあまりないので左右差はないと思いますし、両方の血流を抑えると脳虚血になりかねませんからやらない方がいいと思います。

橈骨動脈の左右差にはバイタルとしての重要性があり、頚動脈にはあまり左右差は重要ではないというのが理由でしょうか。
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この回答へのお礼

早々とお答えいただき、どうもありがとうございます。
門外漢が知ったかぶりして書きました(これから少し勉強したいと思います)が、頸動脈を両方同時に押さえるのは、ゼッタイいけないということでした。あとの方が詳しく説明して下さいまして、納得した次第です。

お礼日時:2005/09/01 22:19

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