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過マンガン酸カリウム、チオ硫酸ナトリウムが第一次標準物質として使われない理由ってなんですか?

A 回答 (2件)

一次標準物質として用いる試薬は乾燥した上で秤量がきちんと出来ることが一つの条件となります。


チオ硫酸ナトリウムは熱に不安定で乾燥することが難しく、標準物質としては使えません。標準物質として使う試薬は、無水××のような化合物が用いられ、酸化剤としてよく使う標準物質は沃素酸カリウム(無水)還元剤はシュウ酸ナトリウム(無水)です。チオ硫酸は通常2H2Oの結晶水を含んだ状態が安定で、無水塩は流通していません。
一方、過マンガン酸カリウムは結晶水は付いていませんが、水に溶けにくいのが欠点です。試薬の純度(?)の関係か、非常に小さい粒径の二酸化マンガン(私の想像ですが)が調整時にできるため、標準物質としてはあまり向いていません。
過マンガン酸カリウムは酸化還元滴定の標準液として使いますが、1-2時間加熱し溶解させた後、ガラス濾過器で濾過して使用します。
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「酸化還元滴定」に関して、成書を読まれたのでしょうか・・・?



補足お願いします。
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