すみません。わかる人がいたら教えて下さい。家では庭で家庭菜園を楽しんでいます。肥料には初めの頃は牛糞やら消石灰やらやっていましたが、趣味でクワガタ、カブトをブリードしている関係でクヌギの劣化したマット(オガクズ)がよくでます。カブト虫の糞(砕くと黒土になると聞きました)も多いので庭に撒いていましたら山と同じ条件になったのかなんとすごく緑が濃くおいしい作物ができました。ですが3年目くらいになった現在、葉ものは緑が濃いのですが、とうもろこしの木があまり大きくならず、実も1/3程度しか大きくならなくなりました。土の栄養のバランスが崩れたのではと思い、消石灰を入れてアルカリになるようにしましたが、他に何をしたらいいのかわかりません。家内は土を全量入替えないとダメだと言っていますが、何か化学的に足らないものがあると考えています。その足らないものさえ補えばよいはずですので、それが何か知りたいです。農業の知識が皆無な為、とうもろこしの実を大きくするのに必要なものが何か知っている方、どうすればいろんな作物が大きく育つのかわかる方ご指導宜しくお願いします。子供が残念がっている為、来年はぜひがんばりたいのです。宜しくお願いします。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
補足ありがとうございます。
前回答で>化成肥料の絶対量の不足の可能性が高いと思っています。
と書きましたが、訂正いたします。
少し肥料分が足りないかなと思っていました。
どうも、そうではなくもう少し複雑なように思うようになりました。
補足に書かれた事を確認の為に書いておきます。
面積は約10平方メートル、乾燥鶏糞は1回の植付けか、1年に一度入れた量が1袋(約15kg)、消石灰は3年で3袋、1年では1袋(20kg)を使われた。
農業では1反(10アール・・1000平方メートル)で計算しますので、この場合は100分の1と考えてみてください。
1.乾燥鶏糞はものすごく成分の差がありますので、仮にチッ素(N)4%、リン酸(P)6%、カリ(K)4%としておきます。
投入量15kg×100=1500kg(10aに換算)では、チッ素とカリは1500kg×4%=60kg、同様にリン酸では1500kg×6%=90kgとなります。
この成分量は仮に年2作分でも過剰気味です、1作分ですと明らかに過剰です。
2.消石灰は20kg×100=2000kg(10aに換算)となります。
土の種類が判りませんが、火山灰土で酸性度が強い原野などで最初の作付け前に3000kg以上入れることもありますが、その後は1000kgでたります。
その他の土では、最初が1000kg以下で十分ですし、その後は500Kgも入れません。
PHの測定値がありませんので、断言はできませんが、そこそこ強いアルカリ土になっているのではないかと想像され、石灰が多く残っていると思われます。
そうであれば、それが今回の症状の元凶になっているの可能性があります。
参考URLは北海道の農業関係から「目で見るスイートコーンの栄養障害」です。
欠乏症状側で似た物はないでしょうか?
また、検索キー:リン酸 欠乏 水田 スイートコーン
で出るPDFファイルも参照してください。
実際に欠乏していることもありますが、肥料成分の互いの多少で、そのバランスが崩れることで肥効が変わり、欠乏と同様の症状が出ることがあります。
その代表的なものが、石灰・・カルシウム(Ca)と苦土・・マグネシウム(Mg)との比率。
苦土とカリ・・カリウム(K)との比率。
言い換えれば石灰・苦土・カリのトライアングルが崩れると面倒ですし、無駄な肥料を使うことになります。
すみませんが、とりあえずここまでで・・・
参考URL:http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/syuppan/ …
栄養素のバランスの基礎知識を教えていただきありがとうございました。参考に今後はがんばっていきたいと考えています。土の入替えはしばらくせずにがんばりますね。ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
1.施肥量を書かれていませんが、どんな肥料を面積当りか、株当りでどのくらい使われていますか?
2.消石灰を使われていますが、苦土石灰かもしくは苦土の入った化成肥料は使われたことはありませんか?
すなわちマグネシウムで、記号ではMgです。
3.他の方も書かれている消石灰の施肥量は3年間でどのくらいでしょうか?
4.裏作(秋から春まで)ではどのような作物を植えておられますか?
5.スイートコーンを作られる前は何を植えておられましたか?
6.クヌギマットとはヒラタケの菌糸を廻らした培地の事でしょうか?
7.6がヒラタケ菌の培地であるとしたら、畑に入れるまでに、集めて積んで発酵させましたか?
8.品種は何でしょうか? 早生種、中生種
9.雨がたくさん降ってしばらく水溜りができたとか、畑が湿り気味で生育してたとかはありませんか?
10.書かれた「牛糞」は乾燥牛糞でしょうか?またはオガクズと牛糞をまぜ発酵させたものでしょうか?
トウモロコシの場合、連作障害が起こりやすいか疑問です。
飼料用のトウモロコシのデントコーンを何年も作っていることがあると思います。
#4の方が書かれた、ナス科のトマト、ナス、ピーマンなどの連作は非常に危険ですが・・・
私が思うのは施肥量を書かれていませんが、化成肥料の絶対量の不足の可能性が高いと思っています。
>葉ものは緑が濃いのですが、
オガクズ系の物を入れると、土が空気が入りほかほかとなり根が張りやすくなり、基本的には健康に育ちます。
ただ、発酵が不十分な場合、オガクズが更に腐植化を進めるために窒素分を使いはじめて、作物が引算の症状を表す事があります。
重大な伝染性の病原菌が蔓延しない限り、土の入れ替えは不要と思います。
最悪でも堆肥など入れて、2-3年休ませたりする事で自然の復元力に期待しましょう。
もし農協や普及所に知り合いが居られたら、一度、土壌分析してもらわれたらと思います。
家庭菜園は相手にしてもらえないかも・・・
有償であっても考えてみてください。
土壌分析例:http://www.e-taneya.net/soil.html
土壌分析の結果から土壌診断してもらうには、直接聞ける近い方が良い。
施肥例は検索キー:スイートコーン 栽培 施肥 PDF などとして、いくつかの施肥基準を見てください。
窒素分だけで見ても、最低でも20kg、多いものですと25以上です。
最近の私の回答
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1624139
参考URL:http://www.pref.tochigi.jp/gijutu/sonota/sehi/me …
この回答への補足
1.10m2くらいの畑に発酵鶏糞3袋くらいです。
2.消石灰も上記と同じくらいです。
化学肥料は使ってないです。
3.2の回答×3年(3回)です。
4.水菜、もち菜、小松菜、ナス(接木)、ピーマン(接木)
5.コーンは毎年、同時期にプチトマト、きゅうり、タマネギ、ジャガイモ
タマネギも小さかったです。
6.はい
7.発酵済で劣化したものですので不要と思っていました。
8.品種はよくわかりません。
9.ないです。
10.オガクズが主流で肥料をあまり与えていなかったので牛糞(単体)を入れ始めま した。
今までは肥料としては牛糞、鶏糞、消石灰しか入れてないです。
トマト、ナス、ピーマンに大量のカメムシが今年発生し、葉がスカスカになってしまい、トマトは実がぶつぶつと透けて見えあまりおいしくなかったです。
No.4
- 回答日時:
うちもカブトやクワガタの糞や菌糸の後を家庭菜園に混ぜていますが、その他にも消石灰やらなにやらと作りたいものにあわせて入れています。
(全て主人がチョイスしてやってくれますが)どの本を見ても連作は駄目と書かれているのでうちでは子供が好きなプチトマトであっても2年目やったら次はやらない。と決めています。
今年初めてとうきびを作ったのですが、きちんと受粉させたにもかかわらず、15センチにも満たない大きさで子供たちも
「かわいいけど、お店のとちが~う!」と言っていました。
逆に大きく作るコツを知りたいなぁ。
No.3
- 回答日時:
栽培学の専門家です。
>3年目くらいになった現在、葉ものは緑が濃いのですが、とうもろこしの木があまり大きくならず
はじめは土のバランスがよく、生育旺盛になるのはもちろんなことだと思います。しかし、畑作物は栄養を大量に吸収する性質があり、窒素・リン酸・カリの三大栄養素を多量に施肥する必要があります。
ただ、もう一つ問題は、連作障害です。これは、毎年同じ土に栽培を繰り返すと、とうもろこしを好んで害する微生物が土の中に大量に繁殖します。連作障害によって生育が悪くなった場合は、現実的に土の入れ替えしかありません。まして、次は4年目ということでしょうから、間違いなく土の入れ替えは必要です。
文章からでは100%連作障害が原因とは言えませんが、同じ土で何度も栽培するのは一般的でないのは間違いありません。
連作障害を理解することができました。三大栄養素の補給に具体的に何を入れるか(肥料の名称)教えていただけるとうれしかったです。それをやってまだそうなら連作障害でしょうね。自分では80%程度そうだと確信することができました。ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
ちょっと「消石灰」の利用法が気になりますね。
時期と方法およびその散布量に問題があったようです。あまり消石灰に拘らず普通のガーデニング気分でやられては如何でしょうか。 その量が多すぎてアルカリ度が強くて栄養分を吸収されにくくなったのが原因のような感じですね。
消石灰を混ぜるのは土壌が酸性の場合です。 簡易の試験紙で土壌のPHを測定してください。 やみくもに混ぜれば良いというものではありません。
冬場に完熟腐葉土と牛糞堆肥をすきこんで寒日に十分当てて元気な土壌にすることから初めてください。
No.1
- 回答日時:
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