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ネットサーフィン中、「DTPエキスパート」という資格があるのを知りました。
かなり難易度が高そうな資格ですが(また、一般的にいわれる資格とは気色が違うようですが)、私自身、編集関係の仕事に就いており、デザイナーや印刷業者の方と深くつき合うことが多いので、純粋に「自己の能力を高めることができるのならチャレンジしたい」と考えております。

そこで、実際にDTPエキスパートを取得された方、また目指している方がいらっしゃいましたら、その勉強の内容、実務上で効果があった点、業界内の(資格の)評価など、教えていただければと思います。
また、どのような教材を使うのか、どこかの講座には参加しないといけないのか等々、具体的な内容についても教えてほしいです。
…かなり欲張りな質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

DTPエキスパート第9期の合格者です。


詳しい内容は主催している日本印刷技術協会のホームページをご覧になるのが一番かと思います。
試験の内容は、印刷に関する古今東西それはいろいろなこと、活字、紙、製本、色、等々と、あとはコンピュータに関する知識です。今はコンピュータなくして印刷技術は語れないので、この部分の出題は多く、しかも難しいと思います。つまり、従来の印刷知識と現在とこれからの技術の発展と、両方を問われるのです。
今は更新試験を受ける身なので詳しくは分かりませんが、さらに実技として、PageMakerまたはQuarkExpressを使った課題作成があると思います。

範囲がものすごく多岐にわたっていること、問題数がものすごく多いこと、コンピュータ知識は日々進化し変わっていくこと、などを考えるとかなり難しい試験だと思います。
勉強の仕方は、私はコンピュータグラフィックを教えている専門学校の直前対策講座に行きました。お金と時間に余裕があるならば、効率よく学べると思うし、同業者にあえるチャンスかもしれないし、一人で取り組むよりもよいかと思います。実際に具体的な勉強の仕方は、人によると思いますが、とにかく「覚える」、過去問(カリキュラムという形でまとめてある)を丸暗記、私はこれで受かりました。本番は、本当に問題数が多いので、反射的に解いていかないととても間に合いません。大げさでなく、(マークシートの)要領のよい塗りつぶし方を練習してくればよかったと本気で思いました。

私は、編集者ではないのですが、仕事で本を作る機会が何度かあり、またパンフレットやポスターなどを自分で作成することもあるので、印刷屋の営業の人とかオペレータの人とかと打ち合わせをすることが多いのです。それで、向こうの話が分からない、ということが多かったのですが、この勉強のお陰で「印刷屋と話ができる」ようになりました。また、実際自分で物を制作する部分でも格段の進歩がありました。目から鱗の事もおおかったですね。ただ、出版や印刷が専門の人間ではないので、業界内での評価についてはわかりません。会社によっては給与アップにつながると聞いたことはありますが。。

身近なデザイナーさんや印刷業者の方に伺ってみるのもよろしいのではないでしょうか。

参考URL:http://www.jagat.or.jp
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この回答へのお礼

詳細なアドバイス、ありがとうございます(このような質問に応えてくださる方がいらっしゃるか不安でした)。また、お返事が遅れて申し訳ありません。

ご回答を拝見し、難関資格であることが、ヒシヒシと伝わってくると同時に、かなり有効な資格であることがよくわかりました。私自身、時間的な制約がかなりありますが、通える講座があればチャレンジしたいと思います。

あと、情報はネットばかりに頼っていては、逆に非効率ですね。“身近な人に聞く”という単純な手段を、すっかり忘れてました(これもネット弊害?)。チャレンジ熱が冷めないうちに(笑)、迅速に行動したいと思います。

お礼日時:2001/11/07 15:51

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