プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

30代半ばの女性です^^。漫画でも同じような質問をしましたが、
本当に今まで「読むべき本」を読んでなかったような気がします。
…なので、ジャンルは問いません。懐かしいもの、知らないと恥ずかしいものなど
ありましたらぜひ教えてください!!
(邦書、洋書、フィクション、ノンフィクション、ミステリー、ファンタジー、
 時代物、エッセイ…などなど、、、)。
ちなみに教科書に載ってるような日本文学、海外文学は読んでるのではずしてください(*^^*)

わがままな質問ですがよろしくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (7件)

こんにちは。


私も30代 女性です。

「読むべき作品」で、「教科書の載っているような名作を除く」
とは、少々難しいのですが、
私からおすすめする作品は、下記のとおりです。

現代小説ですすめるのなら、
「直木賞」受賞作家が多かったので、
以下は受賞作家です。


○ 高村薫    女性とは思えない、骨太で質量感の描写が巧みな作者。
        犯人を見つけるだけの小説ではなく、
        警察内部の空気を感じさせる「マークスの山」などの
        合田警部補のシリーズが代表作。
        金塊をぬすみだす「黄金を抱いて飛べ」、
        スパイの攻防を描く「リヴィエラを撃て」もおすすめです。
(1993年 「マークスの山」で受賞)

 


○浅田次郎  「プリズンホテル」なら読んだ事があります。
       ヤクザが経営するホテルで、
       おりなす人間ドラマの本です。
       おかしくて、せつなくて、
       でもあたたかい気持ちになる作品です。
(1997年 「鉄道員(ぽっぽや)」で受賞)


○宮部みゆき  人々の気持ちの機微を描くのが上手な作者です。
       行方不明の少女、記憶を無くした男女などの謎が明らかになる
       過程に夢中になってしまう・・・「レベル7」、
       人を傷つけることについて考えさせる・・・「魔術はささやく」
       など、先が気になって、ついつい一気に読んでしまう作者です。
       最近では、「模倣犯」、「ブレイブストーリー」などの作品があります。
(1998年 「理由」で受賞)


○朱川湊人   「さよならの空」は読んだ事があります。
        オゾン層の破壊により、紫外線が降り注ぐ事をふせぐ・・・最後の秘策により、
        「夕焼け」がなくなるまでの話です。
        いろいろな登場人物が、いろいろな悩みや考えを抱きながら、
        出会ったり、別れたりしていきます。大好きな作品です。
(2005年 「花まんま」で受賞)               


○重松清    吃音によって話す事が苦手な主人公の短編集「きよしこ」を読んだ事があります。
       「人に気持ちを伝える事」の大事さを伝える・・・優しい作品です。
       人の弱さ、あやまち、不器用さに対しても、あたたかく見守るような作品が多い気がします。
       「流星ワゴン」では本屋大賞を受賞しています。
(2000年 「ビタミンF」で受賞)



○ 篠田節子   同じ会社の同僚数人が、たちかわり主人公になる
       短編集の「女たちのジハード」を読みました。。
       恋愛で悩んだり、結婚の決断をしたり、
       これから先の人生を考えたり・・・と、
       会社で働く女性にはおすすめしたい作品です。
(1997年 「女たちのジハード」で受賞)


○ 乃南アサ  「6月19日の花嫁」は読んだ事があります。
        先が気になってしかたがない作品でした。
        弱くて強い、強いけど弱い・・・そんな女性を描くのが上手な作者です。
(1996年 「凍える牙」で受賞)                



○村山由佳    せつない恋愛を描かせたら、右に出る者はいない・・・というほどの作者。
        「せつない話」「恋愛小説」の苦手な私はまだ未読ですが、
        20代~30代の女性は、読んだ事のある方も多いかもしれません。
(2003年 「星々の舟」で受賞)


○宮城谷昌光 古代中国の歴史物で、読みごたえのある作者。
         他に「重耳」「子産」の作品があり、
         今、「三国志」を連載中。
(1991年 「夏姫春秋」で受賞)


直木賞のノミネートにあがる作者も気になる作者がいます。


●伊坂幸太郎  魅力的な登場人物と、テンポのある文章で、読者をひきつける作者。
        外の世界とあまり交流の無い島で起こる、
        不思議な殺人事件の「オーデュポンの祈り」、
        少しズレた死神と人間の交流を描く「死神の精度」などの作品がある。
(「重力ピエロ」でノミネート)


●恩田陸   読者に学生生活を思い出させる、ノスタルジックな作品が極めて上手な作者。
       「六番目の小夜子」「図書室の海」「夜のピクニック(本屋大賞受賞作品)」などの作品の他、
       SFやミステリーも執筆している。
(「ユージニア」でノミネート)


そして、個人的には、
□湯本香樹実
□梨木香歩
もいい作品を書く作家だと思います。

あと、もう亡くなっている作家なので、
既に質問者様がお読みになっている作家かもしれませんが・・・。
「読むべき作品」にどうしても加えたいのが、下記の2人です。

■司馬遼太郎 歴史小説の名手。「燃えよ剣」など。
■松本清張  社会派ミステリーの名手。「点と線」など。
       

いささか個人の思い入れが多い作品ばかりですが、
参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

とても詳しく書いていただき、ありがとうございます!…現代文学は作品数が膨大で、何から手をつけていいのかが本当にわからなかったので、お手上げ状態でした(ほとんど故人の作品しか読んだことがないので…)。とりあえず興味ある内容の作品がいくつかあったので、さっそく書店で探してみたいと思います。
ほんとうにありがとうございました(^^)/

お礼日時:2005/09/13 00:52

こんにちは。



既に読まれているかもしれませんが

同時代的には、やはり、村上春樹さんでしょうか。
あと、小川洋子さんもおすすめですね。
なんと申しましょうか、「普遍性」みたいな
ものが感じられます。

ミステリでは、う~ん誰かなぁ....
現在、現役でエライひといえば、
綾辻行人さんとか島田荘司さんとか、でしょうか。
あと、ちょっとクセありだと京極夏彦さん、かな。
女性では、宮部みゆきさん、高村薫さん、
好みは分かれるとは思いますが、桐野夏生さん。

私個人的には、本当に読んで良かった!と
思った本は、
『 始祖鳥記 』飯嶋和一
『 ダック・コール 』稲見一良
です。
書き手にとっての、そして読み手にとっての「小説」が
こんなに素晴らしいものなんだ!ということを
気づかせてくれました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!ミステリーは「エラリークイーン」しか知らないので(汗…)、挙げていただいた作家の作品に絞って、少しずつ増やして読んでいこうと思います。
…私も「小説」のすばらしさを実感してみたくなりました^^。

お礼日時:2005/09/13 00:58

矢崎存美著「ぶたぶた」シリーズはおすすめですよ。


毎回主人公が変わり短編集のようなものなので、読みやすいとおもいます。

それぞれの悩みを抱えた主人公たちが、喋って動くぶたのぬいぐるみ(声はおじさん、名前はぶたぶた)と出会って接することで悩みを解決する糸口を見つける、というようなお話です。
笑えますし、じーんとくるものがありますよ。

*「ぶたぶたの食卓」「ぶたぶた日記」光文社文庫
*「ぶたぶた」「刑事ぶたぶた」「ぶたぶたの休日」徳間デュアル文庫
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この回答へのお礼

ありがとうございます。その作品は知らなかったです…タイトルがいですね(笑)。ちょっと気になるので一度調べてみますね^^;

お礼日時:2005/09/13 01:00

20代に入りたてですが、僭越ながら回答いたします。


何を読んだらいいか分からない場合、私は文学賞を受賞した作品を読むことにしています。もちろん賞を取っていない本の中にも素晴らしいものは沢山あるので、一つの指標に過ぎませんが…。
具体的には、山本周五郎賞や柴田練三郎賞、谷崎潤一郎賞、吉川英治文学賞、野間文芸賞、日本推理作家協会賞、すばる新人文学賞、群像新人文学賞、三島由紀夫賞、江戸川乱歩賞、日本ファンタジーノベル大賞、このミステリーがすごい!、日本ホラー小説大賞などです。他に、各出版社でも独自の文学賞を設けているので、HPなどでご確認を。
いずれも力作揃いなので読み応えは十分。ぜひお試しください。
定番の芥川賞・直木賞も良いですが、近年はあまり出来がよくないような気がします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そういえば、賞を取った作品は今まで無意識に避けていた気がします。でも賞を取るだけいい作品なんだから、読んでも何か感じるものがあるはず…。ちょっと反省です(A^_^;)

お礼日時:2005/09/13 01:03

私の経験談ですが・・・。



20代の頃、半月板損傷で暫く動けなくなった時から読書をするようになりました。(他にすることが無かったのでしかたなくです)

で、最初はmayu2525さんと同じで、何を読んだら良いのかさえ判りませんでしたので、とりあえず松本清張の文庫本を一度に10冊ぐらい買ってきて読んでいました。あっという間に40冊ぐらい読んで、つぎに赤江瀑(あかえばく)という人の本を30冊ぐらい読みました。

そのうち歩けるようになったのですが、気がついたら活字中毒みたいになっていました。

普段本を読まない人は、やはり推理小説やライトノベルみたいな感じの読みやすい本から入ったほうが良いとおもいます。さらに女性作家のモノの方がいいかもしれませんね。

とりあえず、宮部みゆきさんや栗本薫さんの本をかたっぱしから読んでみてはいかがでしょうか?図書館へ行けばたくさんあるはずです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!飽き性の私にとって活字中毒はとてもあこがれます。…そうですね、やはりまず気に入った作家に絞って片っ端から…の方がスムーズに入っていけるかもしれませんね!とりあえず、読んだことのない宮部みゆきさんの作品から始めようかと思います(^^;)

お礼日時:2005/09/13 01:07

本はジャンルを問わずと言っても、


やはり、好き嫌いがあると思うので、
ある程度は、ジャンルを絞って考えた方が良いと思うのですが・・・

敢えて言うなら、
どんな人でも、万人楽しめて、役に立つ本で、
「話を聞かない男 地図の読めない女」

これは、私が何のきっかけで買ったか忘れたのですが、
私から発祥し、母、母の友達数人、
彼氏・・と多くの人に読まれ、良かったと
言う意見が多かったものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「話を聞かない男 地図の読めない女」は読まず嫌いでした。…でも数多くの方に読まれているのならきっといい作品なんでしょうね。図書館で探してみます。

お礼日時:2005/09/13 01:11

山本文緒(女流作家)などいかがでしょう?


以前テレビドラマになった「恋愛中毒」(薬師丸ひろ子主演)の原作者です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そのドラマすら見てなかったです。でもよさそうですね!書店でさがしてみます^^。

お礼日時:2005/09/13 01:13

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