マイルスデイビス

Question

特にお勧めのアルバムを教えてください。
お勧めは全部と言われてしまいそうなので・・・
よろしくお願いいたします。
「マイルストーン」と「カインドオブブルー」は持ってます。

Shinnbone · Accepted Answer

マイルズは50年代から80年代までジャズの方向性を決めていたと言ってもいいほどのトレンド・セッターなので、年代によって音楽性が変わります。

Birth of Cool 以前はビーボップをチャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーとやってますね。

Birth of Cool はがんがん弾きまくるビーボップに対するアンチテーゼのように、文字通りクールです。

Kind of Blue 以降の何枚かは、モーダルと呼ばれ、コード進行を重視するそれまでのジャズとはまた一線を画しています。私はこの時期の Nefertiti が大好きです。

Bitches Brew はよくフージョン第一作だと言われます。この後の何枚かは後のフージョンに比べると、フリー・ジャズ的な要素が強いと思います。ジョン・マクラフリンが抜けたあたりからファンク色が強くなり、やや単調なビート、グルーヴ中心になります。Tribute to Jack Johnson や On the Corner はおすすめです。

80年代、復活後のマイルズは大衆受けを狙ったのか、マイケル・ジャクソンやシンディー・ローパーの曲をやったりしてかなりポップになり、バンド内でギターの占める役割もやや大きくなります。ジョン・スコフィールドやマイク・スターンなど、この時期に参加してますね。個人的に言えばこの時期のマイルズはちょっと物足りないと感じますが。

どの時代のマイルズの音が slow-hand さんの好みに合っているか、いろいろ違った年代のアルバムを何枚か聞いてみてはどうでしょう？

ちなみに日本では「マイルス」と書かれることが多いですが、Miles の S の発音はZ音で、マイルズの方が近いです。

altered · Answer

「doo-bop」
ヒップ・ホップを取り入れた
ゴキゲンな遺作です。
「in a silent way」
名前の通りクールでカッコイイアルバムです。
（マイルスは全部カッコイイですがｗ）
いわゆる「フュージョン」の走りじゃないですか？
「bitches brew」
聞き応え充分の大作
「フュージョン」の方向性を決定づけたんじゃないですか？
ジャケットのイラストもグッド。
「you 're under arrest」
ふざけたタイトルとジャケットですが
硬軟取り混ぜた良曲揃い。
「katia」のハードなマクラフリンも良いし
トリッキーでファンキーなタイトル・チューンの
ジョン・スコも良い。
しかし何と言ってもマイルスのミュートが冴え渡る
「human nature」と「time after time」が泣ける泣ける。
よりディープでファンキーなマイルスなら
「on the corner」
徹底的にリズミカルでカラフルです。
そうそう、ハードなマイルスなら
割合、中期の「four & more」
（トニー・ウイリアムスのシンバルだけで
聴く価値ありｗ）
電気マイルスなら「pangaea」
（帯の煽り文句「マイルスが長期沈黙の前に
見せた紅蓮の炎」が泣けるｗ）
後、忘れてならないのは
「round about midnight」
押しも押されもせぬ名盤っすよねぇ。
まだ、いわゆる「ing３部作」とかありますけど
切りが無いので、この辺で。

tonzura99 · Answer

「サムシンエルス」が一番有名ではないでしょうか？キャノンボールアダレイとの競演作です。一曲目の「枯葉」のイントロが流れると自分は鳥肌ぴちぴちです。

マイルスデイビス

マイルズは50年代から80年代までジャズの方向性を決めていたと言ってもいいほどのトレンド・セッターなので、年代によって音楽性が変わります。

「doo-bop」

「サムシンエルス」が一番有名ではないでしょうか？キャノンボールアダレイとの競演作です。

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