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本日、入院先の病院で黄疸がこのままの状態であれば1~2週間で生命が危険との通知を受けました。現在、ビリルビンの数値が27を越えています。9月9日にERCPを行いましたが失敗。9月12日にPTCDの処置も失敗に終わり、ドレナージが行えていません。インターネットで調べたところERCPが失敗したとの記述は見つけましたが、PTCDが失敗したとの記述は見つかりません。PTCDの処置は困難なものなのでしょうか。このまま今の病院で処置すべきなのでしょうか、それとも他の病院を探すべきでしょうか。

A 回答 (4件)

PTCDあるいはERCPと書かれているので、閉塞性黄疸との診断はなされているのでしょう。



 PTCDが不成功に終わった原因としては、

(1)患者側要因:胆道が閉塞すると胆管が拡張します。拡張すると、的が大きくなるので入りやすくなります。逆に言うと、あまり拡張していないと的が小さいので入りにくくなります。
 ただ、今回Bilが27ということですので、閉塞性黄疸であればかなり拡張した胆管を見れると思いますが...

(2)医師側要因:熟練度の不足。胆管の拡張の程度と、医師が入れることのできる熟練度との兼ね合いです、。下手であれば拡張していても入れられないし、うまければまったく拡張していなくても挿入できます。
 
 まず、なぜ前回失敗したのか確認しましょう。その上で、次回処置を行うときにその失敗した原因に対してどのような対策を行うのかを尋ねましょう。
 原因と対策に納得できるのであればその病院で引き続き治療を受ければよいと思います。その対策では不十分・信頼できないと感じるようであれば、病院側にその旨を申し出て病院を紹介してもらうといいと思います。医師の技術的な問題であれば、他の病院から違う医師に来てもらって行うという手もあります。
 
 他の病院に転院するにしろ、自分で勝手に探すよりは今の病院に紹介してもらうほうがスムーズです。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。レントゲンを見せてもらいながら原因の説明を受けました。肝臓右側(胆嚢側ではないところ)に拡張した胆管がありました。おなかの辺りから針を入れたとのことです。ただ、針の角度などの原因から失敗に終わったのことです。2度目以降は出血が原因により画像が胆管を捕らえにくくなることから困難なものになるとのことでした。追加で質問します。仮に胆管が十分拡張しているものであれば成功するのはさほど難しいものではないのですか。

補足日時:2005/09/13 02:28
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補足にお答えしますね。


胆管が十分に拡張していれば,有る程度(中堅以上の医師)であれば,さほど難しいものではありません。
ただ,新米ではまだまだ熟練度が足りないということもありえるかもしれません。
いずれにしても総胆管肝門部(正確には総肝管肝門部)に適切に針を入れられる人が1人もいないというのは考えにくいので,その旨をきちんと病院側に伝えてください。その要望がかなえられて,違う医師がされるのであればよいでしょうし,病院側が消極的であるならば病院を替わっても良いと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/09/13 17:31

PTCDもERCPも入らないときは入りません。

特にPTCDは心許ない超音波の絵をみて手探りで刺しますし、当たっても管を入れられない、抜けてしまうなど決して簡単なものではありません。それでも、ここ一両日に再度おこなうと思いますが。
いま転医は利益が少ないと思います。主治医の判断が今後を決める事態ですので、主治医が正しい診断のできるように、耐えてください。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。PTCDとERCPのいずれも途中まで管が挿入されるものの抜けてしまうとのことでした。9月9日のERCP失敗時には胆汁をしばらく放置してもしばらくは大丈夫なのでじっくり今後の処置を検討するとの説明でしたのに突然9月12日のPTCD失敗後1~2週間で生命の危険もあるとの説明に戸惑っています。

補足日時:2005/09/13 00:51
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他の病院を探すべきでしょう。


まず,黄疸の原因を考えます。黄疸の原因は血液のビリルビンという物質濃度が高くなることです。
脾臓にて,赤血球が分解されてビリルビンという物質ができます。これは,アルブミンという"運び屋"さんによって肝臓へ運ばれます。これを間接ビリルビンといいます。
肝臓でビリルビンはグルクロン酸抱合という"加工"を受け,直接ビリルビンというものになり,胆嚢,胆管を通って,膵臓のファーター乳頭と呼ばれる部位から消化管に排泄されます。つまり,黄疸には,
(1)赤血球が脾臓にてたくさん分解されることによる肝前性黄疸
 ⇒間接ビリルビンが多くなる
(2)肝硬変・肝癌などによる肝性黄疸
 ⇒直接ビリルビンが多くなることもあれば間接ビリルビンが多くなることもある
(3)胆石や膵頭部癌などによって出口がつまり,直接ビリルビンが血中へ逆流する肝後性黄疸
 ⇒直接ビリルビンが多くなる
があげられます。医師の行動から,この場合は肝後性黄疸と考えられます。
PTCDは皮膚から胆管へ針を刺し,直接ビリルビンの多く含まれる胆汁を抜き取る治療法です。失敗とは,おそらく針がさせないなどの技術的なものではなく,胆汁が何かしらの原因で抜けなかったのでしょう。
まずは,病院を替わりましょう。できるだけ大きな病院がよいと思います。緊急で血液検査をしてもらい,ビリルビンはビリルビンでも,直接ビリルビンが多いのか,間接ビリルビンが多いのか,肝臓に異常はないのか,膵臓に異常はないのか,などを丁寧に調べてもらいましょう。
"黄疸が出たからビリルビンを抜く"という発想よりも,"なぜ黄疸になったのか"を考えるほうが重要です。それをきちんとしていただける医師に見てもらうべきです。PTCDに失敗したということよりも,『なぜ黄疸が出るようになったのかをきちんと調べてほしい』ということを現場の医師にアピールしたほうが良いと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。総胆管肝門部の腫瘍による閉塞性黄疸の可能性が極めて高いというのが医師の所見です。

補足日時:2005/09/13 01:26
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