プロが教えるわが家の防犯対策術!

大学のレポートで「バイパスコンデンサ」について調べてくるようになっているのですが、専門書を読んでも全然わからないので「バイパスコンデンサ」とはどういうものなのかできるだけ詳しく教えて下さい。お願いします。

A 回答 (3件)

コンデンサは、周波数成分を持つ電流を通しますよね。

その性質を利用して、
電圧の変化を送りたくないところの手前に挿入します。

信号線とグランドの間を連絡する(バイパス)ように入れるので、その名があります。

参考URLの図は、雰囲気をつかむには、とっても分かりやすいです。

参考URL:http://www.ic.nec.co.jp/compo/cap/products/chipt …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。現在、大学でやってる内容と実用的な電気機器の構造とのつながりが全然掴めていなかったので、紹介していただいたURLはすごくためになりました。

お礼日時:2001/11/10 01:34

バイパスコンデンサーは,コンデンサーの使われ方からの呼び方です。


コンデンサーは、高い周波数ほどインピーダンスが低くなります。
この性質を利用して高い周波数成分をバイパスさせるために使用したとき、このように呼びます。
したがって、特別なコンデンサーがあるわけでなく、普通のコンデンサーを使用します。
大学のレポート問題であることからして、バイパスコンデンサーとは、何か?ではなく、バイパスコンデンサーは、どのようなところに使われているか?、その場合のコンデンサーの種類や理由などを調査してまとめる問題のような気がします。
としますと専門書一冊を読んで理解するのではなく、色々な回路の沢山の資料を調べることを要求していると思います。
この場合、バイパスコンデンサーまたはコンデンサーで検索すれば、十分にヒットすると思います。
もし見当違いのアドバイスでしたらお許しください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

いや全然見当違いではありませんよ~。とりあえず専門書に記載されているいろんな回路を見てみる事にします。アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2001/11/10 01:39

回路中でグランドレベルに対して抵抗等の素子が使われている場合、実際の抵抗は回路図中にあるような純粋な抵抗ではなく、たぶんにインダクタンス(コイルの性質)を含んでいるので周波数が高くなってくると、表記された抵抗値よりも高い抵抗値を示すようになります。

このような不具合を避けるためコンデンサ(理想のコンデンサでは周波数の増加に比例してインピーダンスが下がる)を並列に接続し抵抗値の上昇を抑える目的で使われます。また、バイパスコンデンサーとは、他の方々の仰っているように素子の名前ではなく使用目的の名前です。バイパスコンデンサという名前の素子があるわけではありません。

要するに高い周波数に対して別の通路(バイパス)を設けるために使用されるコンデンサということです。

本来の意味とは少々異なるかもしれませんが、ディジタルICの電源回路に高周波特性のよいセラミックなどのコンデンサがICの近くに取り付けられているのを、よく見ると思いますが、これなどもパスコン(バイパスコンデンサの略)と呼ばれます。これはディジタルICがそのスイッチング動作に伴い、電源回路などに非常に大きな高周波ノイズを発生するためで、放っておくとこのノイズが電源回路を通り他の回路に悪影響を与えるので、パスコンで高周波ノイズをショートさせてしまう(電源である直流には影響ない)ための、高周波成分だけを通すバイパス(この場合はフィルターと呼ぶほうが適当かも)ということでパスコンと呼ばれます。

最近あまり見ない回路ですが、片電源の増幅器で出力端に現れる直流成分をカットする用途に用いられるカップリングコンデンサ(次の回路に直流成分が印加されて不都合を生じるのを防ぐために用いる)を指してパスコンと呼ぶ場合もあるようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりやすい回答ありがとうございました。ある程度バイパスコンデンサの事を理解できるようになりました。しかし、今度は教授にそのセラミックコンデンサと電解コンデンサについて調べてくるように言われましたよ。(笑)そういえば、教授もパスコンって言ってたな~。

お礼日時:2001/11/10 01:51

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!