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「無限大にいどむ」荒牧正也先生著を読みますと、
ラムシフトは、 0.001159652375
異常磁気能率は、 0.001159652140
まで理論値を計算で求めて、実験値と8桁まで一致していると記載されています。
これを見て、「きっと自分で計算してそれに近い値を出せたら感動するに違いない」
と思いました。そこで、この計算を、手計算では無理なので、mathematicaを使って
やってみたいのですが、計算式とファインマン図は、どのようになるのでしょうか?
ご教示頂きましたら幸いです。

追伸
私は物理ファンですが、場の量子論の知識はほとんどありません。でも秀才だけが味わえる大学院の研究室でやっている計算の醍醐味を少しだけでも味わってみたいと贅沢なことを考えております。「何を馬鹿なこと言っているのか!もっと勉強してから質問しろ!」とおっしゃらずに、よろしくお願いいたします。多分、残念ながら私の頭脳では勉強しても理解不能だと思われますので、、、、(泣)

A 回答 (3件)

6次の異常磁気能率はともかく、2次の異常磁気能率はできるはずだと思います。

実際シュビンガーはこれを一人で数式処理を使わずにやったのです。2次の異常磁気能のファインマン図はワインバーグ「場の量子論2巻」p.256の図11.4(d)です。これにファインマンルールを適用すると頂点演算子として式(11.3.1)になります。前にも引用したhttp://library.wolfram.com/infocenter/MathSource …
の中のfp[] を使用すると内線光子の運動量についての積分を行ってファインマンパラメータについての積分が残ります。ここでワインバーグの本にあるようにγ行列の簡約を行って、pμ+p'μ に比例する形状因子G(q^2)を残し、ファインマンパラメータについての積分はMathematicaに元々ある積分の機能で計算すると
 -G(0) = e^2/(8π^2) = 0.001161
という結果が得られるはずです。
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この回答へのお礼

いつもお返事ありがとうございます。

1度試してみます。また分からない点がありましたら、質問させて頂きますのでよろしくお願い致します。

お礼日時:2005/09/25 00:19

ラムシフトについては、No.2さんの参照している、ワインバーグ「場の量子論2巻・・・量子場の理論形式」のp.382の14.3で「軽い原子でのラム・シフト」について詳しく説明されています。



この本は大変参考になる本だと思います。是非、読んでみて下さい。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

>この本は大変参考になる本だと思います。是非、読んでみて下さい。

しかし、簡単に読めるような本ではないですね。(泣)

お礼日時:2005/09/25 00:21

ラムシフトと電子の異常磁気能率とはちょっと違う概念です。

どこが違うか、調べて下さい。

異常磁気能率について述べれば、0.00115965の値を計算するだけで、少なくとも6次の摂動展開が必要とされるようです。計算すべきファインマン図だけで72個(それぞれのファインマン図は非常に複雑)で、非常に膨大な計算量になるそうです。これは、安易に、一人で計算できることではなく、プロジェクトを組んでする仕事のようです。

ということですので、私たち一般人は、場の量子論、くりこみ理論の原理を理解すればよいのではないかと思います。(あまり、背伸びをせずに・・・)

この回答への補足

お返事ありがとうございます。


>これは、安易に、一人で計算できることではなく、プロジェクトを組んでする仕事のようです。


ラムシフトの計算も同様でしょうか?

補足日時:2005/09/22 12:24
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