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26歳専業主婦です。
子育ての合間に勉強を始めようかと考えています。
3年前まで経理事務をしていて日商簿記2級をとったのは20歳の時ですので、今はだいぶボケていて簿記について自信はありません。
2級をとった時は独学でとおるテキスト(TAC出版)のを自分で購入し勉強しました。
その次1級を1度受けましたが、あまりの難しさに手も足も出ませんでした。(過去問題でも年々難しくなってるように思いました。)
最近の傾向とかどうなっているのか全く知りません。以前よりもっと難しくなってますか?

独学で合格された方、1日何時間勉強して、何回目の試験で合格できたか教えてください。
秘訣などもあれば教えてください。

A 回答 (4件)

NO.3です。

こんばんは。

 「昔に行けば行くほど…」という感想は、すごく適切な判断だと思います。
 某予備校の有名講師(法律系)が、勉強法を説いた著書の中で、下記のようなことを主張されています。

 「個々の問題を比較すれば、近年の問題の方が圧倒的に難しい。でも、本試験問題は前年までの問題の上に成り立っているので、前年までの過去問を十分に検討した受験生にとっては、特に難しい問題ではない。従って、その年の難易度という観点からは難易度は増していない。」

 多少、割愛しましたのでうまく伝わるかどうか不安なのですが、つまり、「本試験問題は、

 前回までの本試験問題 + α (α=範囲や複雑度など)

で構成されている、ということです。ですので、一足飛びに過去問をやれば「+α+α+α・・・」で初学者やブランクがある方にとって、難易度が急激に変化したと感じてしまうのは当然だと思います。

 従って、当然ながら近年の過去問が最も重要です。それから自分の勉強時間を考慮して何年分やるのかを決めて下さい。「何年分やれば良い」ということは一概には決められませんが、5年(10回)やれば相当の力が付くと思います。時間がなければ3年(6回)というように柔軟な姿勢で勉強した方が良い結果が出易いと思います。10年を2周するよりも5年を4周というように短いサイクルで繰返す方が記憶に定着し易いからです。

 過去問分析について誤解の無いよう補足しておきます。私のとった過去問分析とは、

  「試験で問われる能力を知り、それを身に付ける」

ということです。断じてヤマ当てなどの類ではありません。目標を達成する上で、重要なことは「要求されている能力を知り、今の自分の実力との差を知る」ことだと考えています。それを知るには、出題者側の唯一のメッセージである本試験問題を解くのが一番の近道ではないでしょうか。出題者が、合格者に最低限求める能力というものがあるのだと思います。

 また、過去問をやる効用として「モチベーションの維持」があります。テキストは重要だと思いますが、「正直、ツマラナイ」と思いませんか?。一度も問題を解かずに挫折してしまう人も多いと思います。問題演習型の勉強なら、「この問題を解くためには、この知識を覚えなくては」という感じで、ゴールに近付いている実感とともに基礎を勉強することが出来ます。

 最後に、教材選びの件ですが、No3に記載した要件が満たされたものを選ぶ必要があります。必ずしも最大手予備校のものが良いとは限りません。教材と勉強法は貴重な時間を割いてでも、慎重に選択して下さい。既にこの時点で合格率が大きく変わってしまいます。
 私が使った教材は、正直、お勧めできないです。当時、全くお金が無かったので、図書館にあった「税経セミナー」のバックナンバーと、中央経済社のワークブック(1冊600円ぐらい?)で勉強しました。もし今、勉強するなら予備校が出版した本を選ぶと思います。

 独学が不利だと思わないで下さい。受験者が多く、市販の教材が充実している試験において、独学は極めて合理的で最短の勉強方法だと思います。
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この回答へのお礼

再度親切な回答ありがとうございます。
前回4冊のテキストを終えるころには力尽きて過去問題にあまり取り組めずこの同じ方法ではとても受かる気がしなかったのです。
どんな能力が必要とされているかとか重要なことに気づかされました。
>独学が不利だと思わないで下さい。
そのような考えであれば受かりそうな気がしてきました。
とっても参考になり勇気づけられました。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2005/09/23 19:51

 25歳会社員です。

独学で平成12年11月の試験に合格しました。2級に合格後、2年間簿記と離れ、平成12年の8月から勉強を再開し、運よく1回で合格できました。
 最初は2級の問題すら満足に解けなかったのですが、過去問を徹底的に分析して、なんとか合格レベルに達することが出来ました。

 私も、NO2さんがおっしゃるように、1級の難易度が上がっているとは思いません。
 確かに、会計基準や法律の改正により、範囲は広くなっていますが、「試験問題として難しいか?」とは別だと思います。むしろ、新傾向問題は「知っていれば解ける」程度の問題であり、覚えることが少ない簿記検定試験ではたいした負担にはならないと思います。それより、簿記一巡というか基本的な構造が解っていないと、推論が多く複雑な問題はツライと思います。

 勉強時間はあまり気にしていませんでしたが(1~4時間/日)、とにかく期間がありませんでしたので、まず過去問から手を付け、解説を読んでも分からないものだけテキストを読みました。従って、過去問の研究だけは相当やりました。新傾向問題は、試験前に基礎的な仕訳や形式だけ確認した程度です。仮に出来なくても、合否には影響しないと考えていました。
 予備校の模試は受けたかったのですが、過去問が終わらなかったため、受けていませんので判断できません。出来れば受けたほうが良いと思います。

 1級合格には教材選びが重要です。大きい書店に行って、解説が丁寧で制度改正に対応した改訂版の過去問集・テキストを選んで下さい。過去問を旧制度のまま掲載しているものもありますので注意して下さい。

 会計士用の勉強は必要ありません。会計士受験生が不合格になると「よほど1級は難しいのか」と思われがちですが、会計士受験生で1級の過去問を研究している人は稀です。そもそも会計士受験生は合格者と異なり、簿記の能力は保証されていません。 

 piyomaneさんが、以前どのくらい1級の勉強をしていたかは分かりませんが、たとえ初学者だとしても11月の試験を受けたほうが良いと思います。 どんな試験においても、受験を先送りする人は合格自体が難しくなります。
 試験は、「合格率を高めるゲーム」のようなものだと思います。限られた期間の中で1%でも可能性を高める勉強方法を取ったほうが良いと思います。実際、重要論点の部分点だけで合格点は狙えます。

 子育ての中、大変だと思いますが、がんばってください。その意思に敬服いたします。
 
 
 

この回答への補足

回答ありがとうございます。
過去問を徹底的にされたとありますが、どこの教材を購入されたのか詳しく教えていただけたらうれしいです。
だいたい何年前までさかのぼればいいんでしょうか?
昔、過去問を勉強した時、昔に行けば行くほど簡単だったように思いましたので。
思い立ったらすぐ行動した方が(すぐ試験勉強に取り掛かる)良さそうですね。

補足日時:2005/09/21 21:21
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こんにちは。



たしかに2級と1級とでは難易度が大きく異なります。
ただ1級の難易度が上がっているとは思いません。

まず商業簿記・会計学については範囲が6年前よりも広くなっています。
一部で時価会計が採用されたことでルール(基準)が変更になったり
新たなルールが施行されたことによるものです。
次に工業簿記・原価計算については以前から大きな変更はありません。

僕は6年前に1級を独学で勉強して
1年くらい勉強してまぐれで1回目で合格しました。
働きながらでしたので
平日2時間程度、休みの日は一日中勉強していました。
範囲が広がったといってもみな同じ条件なので
それほど気にすることはないと思います。

僕は予備校(TACや大原簿記)の資料会員になって
多くの人がどのような論点を勉強しているのかを気にしながら勉強しました。
またできる限り予備校の答練などはきちんと受けるとよいと思います。
過去問は自分で分析する必要はないでしょう。
予備校等から取り寄せた資料等を繰り返しすることで大丈夫です。

合格の秘訣はよくわかりませんが
大切な論点を満遍なく理解して
簡単なところは絶対に落とさないということを意識しながら
勉強することが大切だと思います。

あと脅かすわけではないですが
1級の合格率はおよそ10%で
うち5%が公認会計士受験者がついでに受験していると思ってください。
また2%は1級を合格したにもかかわらず100点で合格したいために
何度も受験されている方がいるそうです。
したがって1級の勉強をして1級に受かるのは実質3%程度であることを
覚悟して勉強されるとあまり熱くならなくてすむのではないでしょうか。
でも熱くならないと受かりませんよ!

がんばってください!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
試験に出るところを重点的にするのもコツですよね。
熱くならないとダメですね。
いつか受かればいいかでは受かるものも受からなさそうです。

お礼日時:2005/09/21 21:39

2級は独学で合格され、経理の実務にも携わっていたということでしたら、基本的な簿記の構造や仕訳パターンはお分かりかと思います。


「ボケていて」という不安は、当時使われていた『とおるくん』をさらっと読み返せば十分でしょう。

ただ、1級は難易度が急に跳ね上がりますし、勉強の範囲も広がります。問題量や理解の深さはともかくとして、公認会計士試験の財務会計論・管理会計論程度の事柄を学習しないといけないという点は覚悟が必要です。
専門学校の講座に通うか、それ以上の難易度の試験を目指している人が力試しに受験するという人が多いと思います。

それでも、独学で目指そうとされているのであれば、(以下、かなり厳しい物言いになりますが)下記の事項について参考書を読んだだけで解答できるほど理解できるかどうか、書店等で調べられることをお勧めします。そのうえで、聞いたこともない事柄がいくつかあるのであれば、意には反しますが、専門学校の講座を受講されることをお勧めします。
あなたが2級をとったのが約6年前とのことですので、いずれもその後施行された制度であり、かつ当然の出題範囲です。また、一般企業の経理実務では上場企業かそれに近い会社でないと下記の事柄は実際には適用していないでしょうし、やっていたとしても部課長が自ら会計処理することが多いでしょう。
・ 実質支配力基準による連結範囲の決定
・ 有価証券の時価評価
・ 税効果会計(繰延税金資産の回収可能性)
・ 退職給付会計
・ デリバティブの会計処理(ヘッジ会計の適用)

私は、会計士2次試験の受験時に1級に合格しました。会計士試験の範囲が1級の範囲と被りますので、1級のための勉強はしていませんが、それで2回目(会計士試験の勉強に取り組む前を含めると通算では4回目)での合格です。
税理士なり会計士までは目指されない方が1級を取得しようとされるのであれば、その先の目的(例えば上場企業の経理担当者への求職・派遣等)が明確でないと、苦労のほうが多い試験と思います。

この回答への補足

いずれ社会復帰したいと考えていますので、今のうちに何かできることをしたいのです。
それとお尋ねしたいのですが、やはりとおるシリーズの教科書を使いたいのですが、購入し直した方がいいですか?
6年前とは内容はずいぶん変わってるのでしょうか?

補足日時:2005/09/22 04:26
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
上記の点も勉強していきたいと思います。

お礼日時:2005/09/21 21:40

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