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アセトンなど水と混ざってしまう有機溶媒を、水と混ぜたのち、放置ヤ脱気などで揮発させたり、アセトンは沸騰するが水は沸騰しない温度で温めたりすると、アセトンのみを除去できたりはするのでしょうか?

ご存知の方は教えてください。

A 回答 (2件)

当然の事ながら溶媒の種類によります。


たとえば、アセトンのように水と比較してかなり沸点の低い溶媒であれば加熱することによって除去できるでしょう。
しかし、現実問題として両者を完全に分離するのは困難だと思います。

よく水道水中の微量のトリハロメタン(現実にはクロロホルム)を除去するために煮沸することがありますが、同様のことを行えばアセトンは除去できると思います。

ただし、アセトンとともにある程度の量の水も揮発させる必要があるでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど。やはり有機溶媒の種類が問題になりますか。沸点の差から低いものを分離するというのはやはり混ざった後でも有効なんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/20 02:58

> アセトンは沸騰するが水は沸騰しない温度で温めたり



有機溶媒は一般に蒸留で分離します。
でも、中には共沸といって蒸留しても一定比率の混合物が出てきてしまうものもあります。身近なところでは水-エタノール系がそうです。
無水エタノールを取り出すには、脱水剤をいれで水を吸収させなければできません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
なるほど、蒸留で分離ですか。ただ私の目的としては水中から有機溶媒を除去したいので、蒸留や吸着剤などは難しそうです。

お礼日時:2005/09/20 03:00

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