プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。ウクレレを習っています。
普段、ハードケースに入れて閉まっていて、
弾くときだけ出しているのですが、
もう少しウクレレに触れる時間を増やしたいと思っていて、
「ケースにいちいちしまわずに、
 部屋にごろんと置いておくのはどうだろう?」
と思っているのですが・・・
木の楽器を、暖房のきいた部屋に
ケースに入れずに置きっぱなしにするのは
あまりよくないことなのでしょうか?
教えてください。

A 回答 (2件)

 一応弦楽器デザイナなんですが、ウクレレは5本しか作った事が無く(A^-^;)、経験豊富とゆぅワケではありませんが・・・・とりあえず回答です。



>木の楽器を、暖房のきいた部屋に
>ケースに入れずに置きっぱなしにするのは
>あまりよくないことなのでしょうか?

 本質的には、よくない事は確かです。木製のアコースティック楽器(=胴が空洞になっており、それが共鳴胴として働く楽器)では塗装されていない生地の面が広いので(胴の中は塗装しません)、乾燥にも多湿にも非常に弱いです。ウクレレは木自体もその塗膜も薄く特に繊細な作りなので、ほったらかしはお止めになっておいた方が無難です。

 とゆぅのは理論的な話。経験的には・・・・ワタシはクルマにウクレレを1本積みっぱなしにして3年経ちますが(渋滞にハマッた時、弾いて時間をツブすため。ケースもありません!)、今のところ特に問題は発生していません。さすがに夏場の炎天下ではマメにトランクに移すなどしていますが・・・・意外に丈夫なので驚いています(このウクレレは自分で作った特別製では無く、そこらのガッキ屋で¥1.5万ほどで買ってきた、普通のウクレレです)。
 よって家の中なら、直射日光があたる窓辺とかストーブの前などでなければ出しっぱなしでもどぅとゆぅ事は無い様な気もします。
 もっとも、極度の乾燥で割れやソリなどが生じたらリペアは結構ヤッカイなので、高価なモノであればやはりあまりお勧め出来る所業ではありませんね~。

 しかし簡便さもウクレレの魅力の一つなので、そこらに転がしておいてちょっと手に取って弾きたい、とゆぅ御気持ちもごもっともです(だからワタシはウクレレをクルマに積んでいるワケで・・・・今ではクルマの中でしかウクレレを弾きません・・・・)。
 かつてのウクレレブームのおかげで、現在は¥ン千円でもそれなりにマトモなウクレレが購入可能になりました。ここは一つ練習用として、最悪踏み抜いてしまっても(!)あまり後悔しない様なヤツを新たに購入されては如何でしょう?

 尚、ついでに御参考。

 ウクレレとゆぅ楽器は基本的には消耗品です(マーティンの¥30万もするウクレレでも消耗品です。ハーブ・オオタ氏が使えなくなったマーティンをゴミ箱にさしてゴミの日に家の前に出す話は結構有名です。ハワイまで拾いに行きたくなってしまいますが)。
 勿論アマチュアレベルで普通に演奏されている限りかなり長持ちしますが、例えばトップの板が最初から弦のテンションに耐える構造になっていないなど、少なくとも設計段階では半永久的に使う事を狙うギターとは本質的に違います。
 そぅ考えますと、ギター以上にラフな扱いには耐えられない、と言えます。
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この回答へのお礼

たいへん勉強になりました。
いろいろたくさん教えていただいてありがとうございます!

今使っているのはフェイマスのパイナップルで、
そんなに高いものではなく万一ダメにしたとしても惜しくはないのですが・・・
もう少し上手くなったら、オーダーかカマカのいいやつを買おう!と
思っていたのが、「基本的に消耗品」というお話を聞いて考えが変わりました。
あんまりイイのを買って、びくびくして弾くのもなんですよねぇ。
とっても参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/11/13 16:19

はじめまして!


ウクレレを弾かれるのですか? いいですね。私はウクレレは弾けませんが、ギターならある程度の自信があります。(なんて、自分で思ってるだけですが)
「木の楽器を、暖房のきいた部屋に
ケースに入れずに置きっぱなしにするのは
あまりよくないことなのでしょうか? 」と言う事ですが、確かに良くないと思います。私の場合、アコースティックギター(ギブソン・ダヴ)を使っていますが、冬場の暖房の効いた部屋と言うのはかなり乾燥します。木が乾燥するとどうなるかわかりますよね。反って来たり、割れて来たりします。ウクレレの構造はどうなってるか詳しくは知りませんが、乾燥が影響でネックが反って来る事が十分考えられます。(私も昔のギターのネックを反らせてしまった経験があります)
高湿度も良くありませんが、乾燥も良くないですね。木にはやはり適度な湿度と温度が重要なポイントだと思います。
ハードケースに保管するのは筐体の保護には向いていますが、ケースに入れた状態で暖房の効いた部屋に置くのも条件は同じですから、ご注意下さい。
それでは、参考になったかどうか分かりませんが、どうぞ末永く自分の愛器を可愛がってやって下さい。
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この回答へのお礼

木の楽器の扱いの基本的なところが分からなくて困っていました。
大変参考になりました。
デリケートなんですね・・・でも気を遣うあまり、弾く機会が減ったら
本末転倒ですね。
気を付けて大切にします。ありがとうございました。

お礼日時:2001/11/13 15:36

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