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最近、母校の話題があったのですが、そのとき私の母校は特殊?
って思ったので質問します。

私の母校(中学校)は生徒自治が活発でした。簡単に組織を説明すると、
学校の代表は生徒会執行部。で、学校行事に関する作業を取り決めるのは
執行部役員と専門委員会委員長で構成される実行委員会。これに対して
生徒議会というものも存在しています。生徒議長は生徒会長と同レベルに扱われます。
議員は学級委員ではなく各学級から選挙で選ばれた男女2名。委員会の予算の作成で説明すると
専門委員会で予算案を作成し生徒議会で審議します。生徒議会で可決
されると全校集会が招集され、多数決で議決します。最終的に会計が
予算案を人数で割ります。つまり委員会の予算は生徒負担になるわけです。
私も委員長をしていましたが、かなり激しく追求されます。

学年行事に関しては、各クラスの学級委員から成る学級委員会があり
学年に一人だけ学級委員長が存在します。各クラスでは班長会があり
学級委員がその議長を勤めます。行事は班会>学級会>班長会>学級委員会で
決定されます。教科にいたっても教科係というものが各教科ごとにあり、係長
まで存在。係会では教材の購入を教師に推薦できたりします。
委員長や議員、学級委員などはクラスで選ばれ、校長に承認を受けます。
ほとんどの活動で教師は事後承認の形になります。うちの学校ってヘン?

A 回答 (7件)

ありふれた制度ではないでしょうが、変と言う言葉を使うには、おこがましいほど、素晴らしいシステムですねー。



その形だけが素晴らしいというわけではなくて、生徒に自主性と責任を持たせて運営を行うという信頼関係、ある意味社会生活の縮図を体験することによって深められる理解。社会はその学生時代の経験だけで説明が出来る物ではありませんが、なにもしないよりもよほど素晴らしいと思います。

教材の購入を学生側から推薦できるなんて、初めて聞きました。生徒の意見をまとめるのも大変なことと思いますが、自分たちの選んだ教材であれば、押しつけの物より興味も湧くだろうし、有意義なのでは、と思います。失礼ですが私立の学校なのでしょうか。

そっくりそのまままねをしろとは言いませんが、そう言う生徒が自主性を持った学生生活を送れるチャンスをあたえるというのは、とても良いことだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
それが、私立ではなく公立なんですよ。
教材の購入といっても業者のカタログを見せてもらって
「なにがほしい?」って感じなんですよ。
もしかして先生の仕事の肩代わり?って思いますよ(笑)

お礼日時:2001/11/12 16:07

私の母校でも、noribou11さんの母校に近いことを目指していたんじゃなかったのかなーー、と、懐かしく思い出しています。

ちなみに私は母校を20年程前に卒業しています。

で、教職について、8年程前に、その『母校』に教師として帰ってきたとき、ほとんど当時の強烈な自治体制はなくなっておりました(笑)。

当時の私の母校とnoribou11さんの母校とを比べると、一つだけ違うところがありました。金銭面にまではタッチしていなかったことです。

当時を振り返ると、生徒による自治を経験することによって、社会人としての自覚を持たせようと、生徒も教師も一生懸命だったように思います。自分も、貴重な体験をしたとは思っています。

ただ、いかんせん、生徒自身が、システムや権限、役割のつながりや最終決定権など、せっかく作った自治体制を理解するのが大変で、わかった頃に卒業、という、冗談のような実態もあったのです(笑)。

現在は、簡略化できるところを模索しつつ、毎年生徒会システムを微調整しています。

教師が意見を言ってしまったほうがことが早く進むことが多いので、効率化をねらっていくと、だんだん生徒が教師を頼るようになっていきます。このとき、教師側が「肝心なこと」に気づかないまま進めていくことが多く、次第に生徒は「物言わぬ」存在になっていきます。この悪循環が、問題ですね。

自治を学ばせようとして、当時の先生方は、私たちの「果てしなく無駄な時間や議論」に、粘り強く付き合ってくれました。教職についた今、あの頃のようなシステムを作る気にはなりません。(下の方が指摘なさっている重要な問題点がありますので。)でも、なんかよかったんだよなーー。みんなが一生懸命だったんです。

やっぱり学生時代って、ある程度、大人から見ると無駄とも思えることでも、精一杯取り組むことに、無駄はないのかもしれませんね。私どもの仕事は、どういうところを見守り、どういうところに指導を入れるか、の見極めなのでしょうね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに先生の側から考えるとめんどくさいシステムですね。
んー当時の先生よごくろうさま。

お礼日時:2001/11/15 19:01

よーするに民主主義のシステムを学校内の意思決定に取り入れているわけですね。


それは素晴らしい考え方だとは思いますが、下手をすると先鋭的になってしまう危険をはらんでいるとは思いますよね。つまり行政組織(内閣・政府)と立法組織(国会)はあるけど、司法組織がないしね。まあ中学生でそこまで考える人はいないとは思いますが・・・。
内容を読んでいると、「多数=善」という仕組みに頼り過ぎているかなぁという印象を持ちました。中学生の段階で「数の論理」で物事を決めるということに徹底していいんでしょうか。多感な時期である中学生だからこそ、少数意見に耳を傾けながら、みんなが納得できる方向を見出すということを大事にして欲しいんですけどね。ちょっと共産主義的な組織のような気がして、気味が悪いなぁとも思いました。
また、これがエスカレートすると、所沢高校での騒動のように発展しかねません。

わたしは、学生運動が盛んな大学に通っていた為か、「自治」という言葉に、胡散臭さとか過激さというイメージを持ってしまっているのかもしれませんが、自治は権利だけを主張するものではないという事も学んで欲しいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
所沢高校の騒動は私も眉唾ものな感情があります。
生徒自治といっても学校の運営に対しては特になかったですね。
逆に田舎な学校なので普段はジャージなんですが、公式行事の場合は
敬意を払って制服を着るって感じでしてね。公式行事には
入学式、卒業式、終業式、始業式、認証式、離任式、修学旅行の他に
期末テストもありました。今考えると、あんなに嫌だった期末テストに
敬意を払っていたなんて(笑)。

少数意見についてはもう少し捕足します。
委員会で予算案を作成した後、校内テレビで表明します。
それを各クラスで議員が議長になってクラス会を開きます。
質問があればそのクラスの各専門委員が答えます。それで本人が納得できれば
それまでで、納得できない場合(委員か答えられない場合)は委員は委員会に
持ち帰り、議員はメモを取ります。各専門委員会は持ち寄られた問題点を検討し
修正案を作成します。その修正案が生徒議会にかけられ、議員は自分の意見の
他にクラス会で回答が得られなかった事案を質問します。このときの回答者は
各委員長なんですが中1の質問に窮する中3の委員長もいて面白いですよ。
で、ここでも修正されて、最後の生徒集会にかけられるんですが、
この時点では本人が納得できないという事案も少なく、答えが用意された
サクラな質問者がいるだけです。まるで、どっかの党大会ですね。

ちなみに私が文化図書委員長のときに最後までもめた事案は
委員会では「電動の鉛筆削りがほしい」という要求に対して、
「50円で売っている鉛筆削り3個くらいで十分だ」という中2の生徒の意見。
「それじゃ、盗まれるかもしれないじゃないか」という私の回答。
で決着は手動の鉛筆削りなら納得になりました。

予算案の他にも活動計画案というものあって生徒会の行事案の項目で
「ミニコンサートがあるんだったら、大コンサートもやるべきだ」
という発言があって、場内爆笑ながら妙に納得したもんでした。
生徒自治といってもこのレベルです(笑)

お礼日時:2001/11/12 17:42

別にヘンでも無いと思います。



ただ、
>生徒議長は生徒会長と同レベルに扱われます。
生徒会と云う組織が有るのか不明瞭な文章。

>議員は学級委員ではなく各学級から選挙で選ばれた男女2名。
と言っておいて、
>各クラスの学級委員から成る学級委員会があり
と 学級委員と云う者も居るらしく、2つの組織が有るらしい。

と 組織を説明してくれる割には 今一 明瞭な説明で無く、混乱してしまいます。

結局、意思のコモンセンスは それらの縦割組織と関係無く 動いているのでしょう? 

この回答への補足

あれ?生徒会という組織があるって書いてますよ。
正式名で生徒会執行部と書いてしまったので混乱されたのでしょうか。
学校行事の運営は生徒会と専門委員会が行い。生徒議会はそれを審議する組織です。
普通の学校では生徒会長が一番上のポストにあたるんですが、
うちの学校では生徒議長も生徒会長と同じくらいの地位で扱われるという意味です。

議員と学級委員はそれぞれ選挙で選ばれる別の人間で、二つの組織があるんです。
学級委員はクラスを仕切る存在で、議員は学校行事を審議する生徒議会の所属
です。学級委員会は学級委員から成る学年行事の方針を決める組織です。
つまり、各々クラスの代表者なんですが、学年と学校で役割分担されていると
いう意味です。

どちらも文章の中に書いてありますが、不明な点は他の部分でしょうか?

補足日時:2001/11/12 15:27
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かなり「特殊」だと思います。

しかし、良い方向に特殊であり、非常に素晴らしいシステムで、羨ましく思います。

現在、社会問題となっている中高年のリストラについて、1つの原因は、中高年自身に自分の考え・意志で自ら企画・計画し、実行するスキルがないことが挙げられます。(そのこと自体が悪いわけではありません。高度経済成長期には、与えられた業務を正確・迅速に遂行するスキルが求められていたので、逆に上記のスキルは不要でした。)
noribou11さんの学校は、これからの社会で必要になる、自分の意志で物事を分析・企画・実行するスキルを高めるのに役立つと思います。
加えて、ほとんどの日本人が苦手とする、「ディベート」(議論)のスキルを高めることにもつながるでしょう。

今の日本にこのような学校があることで、まだ日本も少しは期待できるかと思いました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに生徒が考え主張できる環境があったと思います。
給食委員とかまで立候補でしたからね。もっとも、
重なったときは選挙ではなくクジとかジャンケンでしたけど。
ただ、大人の悪い側面も反映してしまうこともあります。

あるネクラな女子がいたんですが、彼女は好きな人と同じ
委員会に入りたいということで立候補しました。その委員会には
他にも3人の女子が立候補していて、クラスの決め方は
その場でジャンケンで決めるというものでしたが、その女子は
「後ろでジャンケンさせて」と訴えました。それだけでもビックリ!
で、後ろでジャンケンしたかというと、自分がいかに相手のこと
を好きなのかを他の3人に訴えて、他の3人には諦めてもらったという。
さらにビックリ!!でも、悪くいってしまえば談合ってことになるんですよね。
とりあえず、公平にジャンケンで決めましょうっていうのがクラスのルールだったんだし。

他にも班長選に勝つために「俺に票をいれたら~と一緒の班にしてあげる」とか
そのくらいなら可愛いものですが、これは私達が中2のときの来年度の生徒会長選のときの
できごとなんですが、先鋭的な教師にそそのかされた中1の学級委員長と学級委員が
生徒会執行部の全ての役職に対立候補として立候補してきたことです。
(ちなみにそのときの学級委員長は私の幼馴染みだったんで事情を知ってます)
彼等の勝算は卒業する中3の生徒の面白半分で中1に投票するだろうというものです。
選挙戦がスタートした後は凄まじかったですよ。一応、選挙管理委員会があり
生活委員会と共同で監視はしているんですが、中2は組織選挙を中心に
部活の後輩に対して締付けを行うとかありました。そこには正論よりも
「なんで俺達が後輩の下につかなきゃならないんだ」というエゴそのものですね。
なんか、こないだの選挙の郵政族議員を思い出しますね。

私自身、中2側の圧勝には喜んだ記憶があります。んー選挙民って利権が絡むと
恐いなって思います。ただ、一番、わりに合わなかったのは選挙線中、バッシングを
受けていた中1側の候補者たちですね。まあ、生徒会長に立候補した私の後輩は
彼等の代になって再度立候補し、中3だった我々も信任したんで、大人よりは
根に持っていなかったんでしょうけどね。

お礼日時:2001/11/12 19:55

こんにちは。


いやいやいや~、たいした生徒会ですね~。

執行部と専門委員会がいわゆる内閣、生徒議会は国会、各クラスが選挙区ということですかね。こういう制度を学生のうちに行っていると、社会にでてからもかなり役に立つんじゃないかな。人間としてのレベルも上がると思うし。でももし、この生徒会に先生がまったく口を出せないとしたら少し問題だと思う。生徒会執行部の顧問として先生が入っていれば、もっとすばらしい制度だと思いますよ。

生徒一人一人がなんらかの責任ある立場に付くという経験を中学生時代にしておくということ、これは大事なことだと思います。全然変な学校じゃないですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
専門委員会と省庁ってもっと似てますよ。
私達が入学する前に専門委員会の再編成があったんですが
美化委員会と環境委員会が統合して環境整美委員会とか文化委員会と
図書委員会が統合して文化図書委員会とか、まるで文部科学省みたい
ですよね(笑)

一応、顧問は存在するんですが事後承認のため問題もあります。
これは私達が在学中におきた事件?なんですが、放送委員会では毎年
食事中の音楽放送のためにCD購入の予算があり、すんなり可決されるんですが
当時の委員長がその予算で自分の欲しかったCDを購入し、ちゃっかり
自分と友達の分をダビングしていたんです。でも、「お前にはあげない」
と言われた生徒が先生へチクって発覚。委員長は全校集会で反省文を
披露する憂き目にあってしまいました。私達の感想は「別にテープは
自分のヤツだし、CDだって流行ってる曲だからいいやんか」でしたけど。

利権て大きい小さいに限らず、あるもんなんですよね。
ちなみに、放送委員会、購買委員会、文化図書委員会が利権組織なんですよ。
私も文化図書委員長のときに「銀河英雄伝説」を全巻購入してもらいましたし
批判する立場にはないんです。一応、図書の購入は校費なんですが、まあ、
同じですね。ただ、この本に関しては人気があったし、他にもこの手の小説を
増やしたことで図書館の利用率は向上したということで逆に評価されて
ましたね。やり方によって批判もされるし、評価もされる。そんな恐い
発想を中学生にもかかわらず感じてしまったものです。

お礼日時:2001/11/12 18:46

 確かに、中学の生徒会としては複雑ですね。

けれども、より多くの生徒に責任を与え、自主的決定を促すという点では、有効でしょうし、様々なコースで意見が上がってゆくので、意見が埋もれてしまうのを防げるということでは、民主的な組織かもしれませんね。

 で、noribou11さんは、そこに何か問題点を感じたのですか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
問題はですね。友達に「そんなマンガみたいな学校はない!」と言われてしまうんです。
それは冗談として、例えばスポーツ大会のような行事に使用するビデオって
普通は学校の備品じゃないですか。うちの学校では放送委員会の備品になるんです。
私達の在校中に新しいビデオカメラを2台購入するにあたり確か20万くらいの
予算案があったんですよ。そりゃ600人で割れば一人あたりは400円くらい
なんですけど、それは校費でまかなうものですよね。
ということは学校の運営費が浮いているはず。そのお金はどこへ?

ちなみにカメラ案は生徒議会で潰されて1台だけになったんですけどね。

お礼日時:2001/11/12 16:20

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