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日米修好通商条約について

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  • 質問者:ando57
  • 投稿日時:2005/10/06 19:57
  • 困り度:すぐに回答が欲しいです

 学校では、不平等条約と習いますが疑問があります。

【領事裁判権】を認めたことについて、
 朝鮮と結んだ日朝修好条規では、双務規定として、お互いに自国民の犯罪者を裁くこととなっており、朝鮮側、日本側とも不満は無いようです。
 ならば、アメリカとも双務規定なら、不平等とは言えないと思います。しかし、日本が鎖国政策(日本国民の海外渡航・帰国禁止)をしていたので、日本側の一方的な落ち度ではないでしょうか?

【関税自主権】が無いことについて、
 条約では「日米が協定しないと関税は決められない」とありますが、「協定によって決める」というのが、不平等なのですか?日本側の意見が全く通らないというわけではなさそうですが、これでも不平等なのでしょうか?

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  • 回答者:junt
  • 回答日時:2005/10/07 02:56

 日朝修好条約(俗に言うところの江華島条約)は、不平等条約の見本みたいな条約でした。治外法権、関税免除など。その上、日本貨幣の使用公認まで付いていました。

 朝鮮の開国は、帝国主義列強の懸案でした。アメリカ、イギリス、フランスなど朝鮮に開国を迫りましたが、みな失敗しました。このような大国が、みな失敗したのに、帝国主義として進水後わずか9年後の日本だけが成功したのです。

 日朝修好条約(江華島条約)の内容は、日英修好条約にそっくりでありながら、その上を行くものでした。独立国同士でありながら、日本のお金を朝鮮国内で使わせろなんて、図々しさでは人後に落ちたことの無いイギリスも兜を脱ぐほどです(たった一遍で自分達の手口を覚えてしまうなんてと、特に感服したのが、アメリカとイギリス)。
 
 江華島条約によって国を開いた朝鮮へ、どっとばかりに日本の勢力が侵入してきました。日本の商社は、穀物その他の農産物を買い占める。そのため、米価が2倍以上にハネ在り上がりました。庶民は、塗炭の苦しみ。他方繊維製品などの工業製品を、どっさりと売り込む。なにしろ、関税が無いのです。前近代的な朝鮮の手工業者が、すでに産業革命の緒(いとぐち)についている日本の工業と競争できるわけがありません。朝鮮の手工業者は、一つ、また一つとみるみる潰れていきました。

 いくら同じ条件でも、小学生と中学生が徒競走をすれば中学生が勝つことが分かっているわけで、負けた方にしてみれば、同じスタート・ライン(条件)でスタートすることこそが不平等だと、なるんじゃないでしょうか。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

【日朝修好条規】関税については、かなり不平等な条約であることがわかりました。

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No.4ベストアンサー10pt

  • 回答者:Bird1979
  • 回答日時:2005/10/06 23:31

まず、独立国家にはそれぞれ「主権」というものがあります。法権や関税を設定する権利も、この国家主権に属するものです。「国家主権」は、独立国に固有のものであり、他国の関与するところではありません。
そこで
1)領事裁判権については、独立国の領域内で犯された犯罪については、その領域の国の法律が適用され裁かれるのが国際社会の原則です(属地主義というかと思います)。それゆえ
 ア)領事裁判権を認めたことは、独立国日本としての国家主権を放棄した(侵害された)ことになります。
 イ)領事は外交官であって、裁判官(司法専門家)ではありません。したがって、判決がどのようになるかは、質問者さんも想像つくのではないでしょうか。

2)関税を課す権利も独立国固有の権利であり、言い換えれば「自由に」「他国から干渉されること無く自主的に」課すことができます。(ただし、非常識、無茶なことは外交関係を悪化させるので、あくまで外交・通商上妥当な範囲で行うことはもちろんです。)
したがって、「協定」を結ぶ必要もありませんし、「他国と相談して」決める必要も、義務もありません。

これらの理由により、いわゆる「安政の五カ国条約」は「不平等条約」にあたります。これは、当時の日本が、国力において諸外国に圧倒的に遅れていたこと、また外交、法知識がなかったことによります。諸外国から見れば、当時の日本を相手にすることは「赤子の手をひねる」ようなものだったでしょう。

日朝修好条規について、質問者さんは「両国とも不満はなかった」とおっしゃってますが、「不満がなかった」=不平等ではなかった、ということにはなりません。条約上の平等・不平等は「国家主権が尊重されているか否か」であり、不満の有無とは関係ありません。
日朝修好条規については、「領事裁判権」を認めさせるとともに、「無関税制」については後に「協定関税制」を朝鮮に対し認めさせています。したがって、あきらかに不平等条約といえます。
これについては、当時の朝鮮政府が(かつての日本と同じく)外交・法知識に疎かったことが原因です。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。

日米修好通商条約が不平等な条約であるということがわかりました。

また、日朝修好条規の関税について、後に「協定関税制」を取り入れていることをしりました。
ありがとうございました。

ただ、日朝修好条規の領事裁判権については、不平等なのでしょうか?清国と日本が結んだ【日清修好条規】は平等な条約であると習いました。日清修好条規の領事裁判権は、江戸時代からの慣例で双務規定を採用しました。
 ですから、日朝修好条規の領事裁判権についての規定が不平等なら、【日清修好条規】も不平等な条約と言えるのではないでしょうか?

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No.3ベストアンサー20pt

  • 回答者:GX9901DX
  • 回答日時:2005/10/06 23:05

#1の補足です。

少なくとも、日本政府はノルマントン号事件までは領事裁判権の重要性を全くわかっていなかった様です。
実際、それ以前の条約改正交渉の時は、関税自主権の回復を重視していました。

>「日本が輸出する際の関税率5%」というのは、アメリカが輸入する時の関税率と考えてよいのですか?
この場合、輸出貨物に貸される関税で、現在の日本には無いものです。
簡単に言うと、物を輸出する際に国内市場価格にこの税率分加算して、外国に売ると言うものです。
例えば、輸出関税5%の時に1万円の物を輸出しようとしたとき、10500円で輸出されます。

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この回答へのお礼

丁寧なお答えありがとうございます。

よくわかりました。
確かに、当時の輸出関税を高く設定できたら、生糸の流出による国内の品不足や物価の上昇を防げたかもしれませんね。

すっきりしました。

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  • 回答者:mama_mama
  • 回答日時:2005/10/06 21:14

あなたは何年生なの?
ちょっといいかげんな知識になるけど、雰囲気分かって欲しいです。

1)アメリカ人が日本で悪さをする>日本人がアメリカへ行って悪さをする
どっちが多いと思っているの?

今でも、沖縄の米軍基地は日本の警察の入れない場所なんですよ。
兵士が女性を乱暴しても、窃盗しても、物壊しても、基地に逃げ込んじゃえば、米軍の立会いなしに事情聴取もできないし、米軍は本人を帰国させて、裁判もできないので、問題になっているでしょ。
基地問題で調べてみましょう。
アメリカ人が日本国内でどんだけ悪いことしても、おとがめなかった。ってこと。

2)今、関税自主権があるのは知ってるかな。
安いしいたけやフルーツ、豚肉が外国から入ってきて、国内産業を圧迫するので、
「これ以上持ってくると、関税あげるぞー」「上げんといてー」と国際問題になっているよ。
反対に車。アメリカが日本で製造した車を輸入する時、ものすごい関税をかけている。
で、日本から部品運んで、アメリカに現地工場を建てて、現地生産しているわな。
 昔、日本では生糸が安かったので、どんどん買い叩かれて輸出されちゃったの。輸出するとき関税をかけられれば、国内が混乱することもなかったし、日本は儲けそこなったんだよ。

 関税は自分の国の産業を守るためにかける税金。
相手と相談してどうするの。
相談して日本の意見が通ると思ってるの?



領事裁判権を認めないこと、関税自主権があることは、独立国として一人前と扱ってもらえてる、こと。
半人前扱いしかされていなかった、ってこと。

昔も今も、日本は外交がへたくそです。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。なるほどです。
失礼ですが、もう少し質問させてください。

1)確かにその通りなんですが、当時、朝鮮とは不満無く双務規定でやっているということです。双務規定であれば、お互いに変な裁判は出来ないということで、抑止しあっていたんでしょうか?

2)輸出品にも関税をかけられることを、初めて知りました。(恥ずかしい)

※質問が変わるのですが、日朝修好条規では関税について、お互い無関税としましたが、これは不平等な取り決めなのでしょうか?

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  • 回答者:GX9901DX
  • 回答日時:2005/10/06 20:51

領事裁判権ですが、これは双務規定ではなく、日本がわのみが認めていたので、例えば、渡米した日本人がアメリカで罪を犯しても、アメリカの法で裁かれます。


関税自主権が無いことについては、協定によって決めると言っても、日本側に不利になる関税率に設定されるのですから、不平等なのです。
実際、日本が輸出する際の関税率は5%、輸入する際の関税率は20%と、とても不平等なものでした。
そして、たとえ関税率を変えたくても、協定関税制である限りは相手国の許可がいるので、まず不可能だったと思われます。

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この回答へのお礼

ありがとうございました。とても分かりやすいです。

もう少し、質問させてください。
【領事裁判権】についてですが、朝鮮との双務規定で日本は不満が無かったようですので、国内の外国人犯罪者を外国の法で裁くことに、抵抗は無かったのではないでしょうか?(後にノルマントン号事件などでは批判が高まりましたが)

【関税自主権】について
「日本が輸出する際の関税率5%」というのは、アメリカが輸入する時の関税率と考えてよいのですか?

  
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