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皇室典範の改正論議が進んでいます。

個人的には、女性天皇を認めるか?とかいう以前に、「男系」「女系」の意義が、非常に重要だと感じています。

そこで、質問ですが、
■1点目 天皇制は、支持するが、女系天皇でも良いという方。理由を教えてください。※天皇制自体、否定する方のご回答は質問の趣旨とずれてしまいますので、すみませんがご遠慮ください。

■2点目 今後も、男系天皇維持を希望の方。理由を教えてください。また、国民の世論が、女系天皇の流れにいく中、それを食い止める手段・方法の、良いアイデアをお持ちでしたら、併せてご教授ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

■1点目 天皇制は、支持するが、女系天皇は絶対に認めたくありません。


男系でも、愛子さまの即位には反対です。

■2点目 今後も、男系天皇維持を希望の方。理由→

神代の時代は別として、少なくとも継体天皇からは万世一系が保たれています。千数百年続いている伝統を、安易に崩してはなりません。
この間にあった8代10人の女帝は、いずれも「男系女子」であり、その後は確実に男系男子に戻っています。
現代の安定した政情が今後何百年も続くという保証はなく、女系を認めるとなると、藤原氏や平清盛のように、天皇の外戚の地位を利用しようと考えるものが現れます。

それを食い止める手段・方法→

問題点はまず、戦後 GHQの指示により皇族の範囲がきわめて縮小されたこと、次に、現天皇家の方々が、万民と同じく晩婚少子化に甘んじていることです。さらにもう一つ、庶系を認めなくなったことも挙げられましょう。
くい止める手段としては、この三点をすべて明治以前に戻すことです。

この中で憲法、皇室典範を改正せずにできることは、女性皇族にもっと子を産んでもらうことです。今ならまだかろうじて期待が持てると思われます。
あと10年経って、それが無理となれば、庶系を認めることも必要になるでしょう。俗な言い方ですが、2号さんの子を産ませることは、現今の法令に触れることではありません。唯一、庶系を認める法改正は必要です。

皇族方には選挙権がないなど、一般国民とは典拠すべき法体系がもともと違います。庶民の風潮である晩婚少子化などならう必然性がなく、側室を置くことも認めるべきでしょう。

愛子さまの即位の前に、打つべき手段はあるはずです。
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この回答へのお礼

>男系維持には、明治以前に戻す~

とてもわかりやすく、歴史を踏まえご回答頂き、
有難うございました。
こういった手段が、「深く」論じられず、世論が形成されるのが、個人的には、不可解でした。
※議論の上、却下されるのなら、致しかたないとは思ってます。

法改正も含め、私も回答頂いた内容を参考にし、何らかの行動を起こそうと思います。本当に、有難うございました。

お礼日時:2005/10/08 12:11

 私は、女系天皇になってもかまわないと思います。


 まず、男系で今まで125代続いてきた伝統は守らなければならないという意見がありますが、それは、既成事実の積み重ねでそうなっただけであって、男系で無ければならないという成文のルールがあったわけでも、男系であることが天皇としての資質に優れているという論理的根拠があるわけでもありません。伝統を守ることは大切ですが、変えるべき(変えてもいい)ことは変えていくことも必要だと思います。いわゆる、不易流行というやつです。
 また、一番の理由は、男系維持を目指すと必然的に旧宮家の皇族復帰が必要となりますが、これは国民の理解が得られないと思うからです。私は大学生ですが、天皇制度は支持しています。しかし、今までの経験からいって、私の同年代の人達の天皇や皇室に対する関心はかなり低いものです。税金の無駄だから天皇制度は廃止したほうが良いなどという意見も聞きます。こういう状態で、何十年も一般人であった旧宮家の人が天皇として即位するなどということになれば、そこまでして天皇制度を維持する必要があるのか、という意見が絶対に出てくると思います。その点、敬宮様ならまだ女性天皇ということもあり、国民に親しまれる可能性も高いと思います。
 この問題は、つまらない旧習に固執するよりも、天皇制度を安定的に維持するにはどうすればよいのかを大局的に考えて、結論を出すべきだと思います。
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この回答へのお礼

>男系維持を目指すと必然的に旧宮家の皇族復帰が必要となりますが、これは国民の理解が得られないと思う

国民の世論と天皇制度の維持安定の、理由・方策がとてもわかりやすく、理解できました。

ご回答参考にさせていただき、次のアクションを起こしたいと思います。
ご回答いただき、心より感謝申し上げます。
どうも、有難うございました。

お礼日時:2005/10/08 12:06

女性天皇の一番の問題点は、遺伝子が男性によって引き継がれるため、初代の神武天皇以来受け継がれてきた血が、愛子様(愛子様が即位すると仮定して)をもって断絶し、愛子様の子供は天皇家とは違う遺伝子になってしまうことです。



>周知のように人間の場合、男女の性別を決定するのはXとYの2種類の性染色体であり、男性は46本の染色体のうちにXとYを1本ずつ、女性はXを2本持っている。そして性の本質とは男女間の遺伝子の混合なのであるが、染色体はそれ自身が性行為のような染色体交差により遺伝子が組み換えられ刻々と変化して行ってしまう。もちろん女性が持つ2本のX染色体も同様であり、女系相続の場合は始祖から変化せずにそのまま伝わる染色体は1本も存在しない。ところが男系相続の場合はX染色体とY染色体間には交差は全く起こらないため、理論的には天皇家の男性には神武天皇以来のY染色体がそのまま保存されている筈である。つまる所、男系相続とはY染色体の継承に他ならないのである。

ただこれも歴史をよく知る者の間では、「万世一系(先祖代々直系が受け継いだ)」というのはロマンであり、何度か他系統が入ってるのではないかと言う者もいます。

私自身の考えとしては、男性優先としてやむ得ない時は女帝を認めてもよいと考えます。
但し遺伝子の問題がありますから、周囲のご学友に旧皇族の然るべき男性を配し、出来れば自然の成り行きで愛子様が旧皇族男子を配偶者とされるような環境を作ればよいと提案します。
「万世一系」というロマンは、大相撲に女性が参加できないのと同様に、不条理なまま日本の伝統として残してよいのではないかな。
欧米諸国ではこうした不条理を合理的に割り切った結果、逆にファンタスティックな憧れもあるようですから。
ロマンは壊してしまえば無くなりますから、残してよいと考えます。
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この回答へのお礼

>「万世一系」というロマンは、大相撲に女性が参加できないのと同様に、不条理なまま日本の伝統として残してよいのではないかな。

現在の私は、貴殿と同じような考えです。
染色体のお話、勉強になりました。
万世一系はロマンだが、あえてそれを、継続する、
非常に、明快なご回答で、勉強になりました。
どうも有難うございました。

お礼日時:2005/10/08 12:26

女性天皇や女系天皇の場合、なぜそれを忌避するのかが理解できません。



男系男子である必要性は、全くありません。

男子でなければならない事は、過去の女性天皇の存在が、男子のみであるという理論を否定しています。

また、男系でなければ、遺伝子的に万世一系でなくなるとの理論は、なぜ万世一系でなければならないかの、理論が全く理解できません。

ヨーロッパ諸国において、ほとんどの国で、男系だとか女系だとかの議論は、ありません。
また天皇家自体が、万世一系であったとはいえません。
また天皇が神の子であったとする考え方も、科学的合理性を欠く議論です。

ゆえに、女性天皇、女系天皇を否定する根拠が全くみあたりません。
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この回答へのお礼

>男系でなければ、遺伝子的に万世一系でなくなるとの理論は、なぜ万世一系でなければならないかの、理論が全く理解できません。

初めて、こういった意見を聞いて、衝撃でした。
議論の前提に、万世一系である必要があるのか?ということでしょうか。

私は、今まで、偏った考えの意見しか、耳に入らず、ご回答により、天皇家に対する別の見方ができました。

科学的合理性を欠く議論。
ご指摘頂き、誠に有難うございました。
新しい物の見方ができ、心より感謝致します。

お礼日時:2005/10/08 12:20

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