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司法書士という資格に興味をもっています。
資格取得後の話ですが、40台での就職(それも地方!)状況はどうなのでしょうか?
独立開業は考えておらず、法律関係の事務所勤務希望です。
今までのQ&Aには目を通したつもりです。
とりあえず、合格して地元の司法書士会に履歴書を送れば、法律事務所から連絡がきて何とかなる!という意見があったのですが、それにしても年齢や性別(女)で、難しかったりするものなのでしょうか?
自分の強みとしては、英語がそこそこできる(TOEIC800点)くらいなのですが、これも地方だと余り関係ないものなのでしょうか?
まずは合格するのが先なのですが、資格だけとっても・・・となることは避けたく、情報を求めています。
予備校の説明は、ちょっとバラ色すぎるようで。
実務関係者の正直ベースでのご回答、どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

>>少なし・・・で、それでも仕事を選ばなければ、なんとか食べてはいける・・・ということなのかな?と。


>>地裁の書記官をやっている友人も、試験の大変さのワリには仕事内容や報酬が報われないという意味
>>で、余りオススメではないと言ってました。

そうですね。
新人は、司法書士の中の資格内資格である簡易裁判所代理権の資格を取って、訴訟やそういう面倒な
債務処理をやる事で活路を見出しています。
ベテランの司法書士は、登記をやった方が効率がいいから、あまりやりたがらない。
低額ねぇ。地域にもよるでしょうが、自己破産で1件20万円前後じゃないですかね。
弁護士が40万円前後でしょうから、まあ半分くらいでしょう。
非効率といっても、近頃はそれ専用のいいソフトもあるし、慣れればどういう事はないみたいですよ。
これからも多重債務や破産は増えるでしょうから、そういう面を開拓していけば、食いっぱぐれはないでしょう。
新人でも1年目から事務員を雇って、羽振りのいいのはいる(^^;)


>>Uターン就職の選択肢として考えているのが甘いんだろうなとは思ってます。

地方というのがどの位の人口の都市かわかりませんが、合格したら開業するのが前提として考えた方がいいでしょう。
質問者さんは女性という事なので、地方では女性司法書士は少ないから、開業してもその点は有利でしょう。
大都市でないのなら、土地家屋調査士・行政書士の資格は取っておいた方がいい。
その資格があれば、登記関係は全部引き受けられますからねぇ。
土地家屋調査士の仕事が来れば、司法書士の1件の単価とは1桁違いますからスポットで来ればボーナス気分になります。


>>司法書士という仕事の喜びややりがいなど、教えていただけたら幸いです。

登記は、誰がやっても結果は同じ。金額が高いか安いかだけ。
依頼者が金を払って、司法書士が当然の報酬をもらうビジネスライクの関係です。

やはり、困っている人を助ける事が喜びになるでしょう。
例えば、法律に無知な人で、悪徳商法にかかってる人を救うとか。
クーリングオフの文章は行政書士でも書けますが、折衝や訴訟は司法書士の分野になります。
簡易裁判所の範囲(140万円迄)の事案は、報酬の関係で弁護士はなかなか引き受けないのでねぇ。
多重債務者も、ワラにもすがりたい気持ちですから、救ってくれた人間には感謝をしますよ。
そういう面では、司法書士の仕事はやりがいがあるでしょう。

後、本当に司法書士に合格しようと思ったら、司法書士の受験指導校は慎重に選ばなければいけません。
勉強をした1年間の時間を損をします。(私の過去ログも参照)
難しくなってますし、合格者の年齢層も若くなってますからね。

いずれにしても、よく考えて結論を出して下さい。
頑張って下さい。
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この回答へのお礼

重ね重ねの丁寧なご回答ありがとうございます。
ひょっとして弁護士さん?

お礼が遅くなりすみません。

クレサラなどに関係するのは、仕事とはいえ怖い気もしますが、大丈夫なのでしょうか?

仕事に窮すると悪徳業者の手先になる可能性もあるような・・・?

自分次第なのかもしれませんね。
そのあたり、ご存知でしたら、教えてください。

いずれにしてもよ~く考えて決めることにいたします。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/13 18:54

私も脱サラだけど、もうサラリーマン時代より倍以上、司法書士をやってますねぇ。

思えば歳を取ったものだ。(^^;)


>>クレサラなどに関係するのは、仕事とはいえ怖い気もしますが、大丈夫なのでしょうか?

クレサラ業者は、金融庁から通達が出ている為、司法書士が受任すると本人に対する請求は止めます。
債務者は一応督促が止むから、ほっとして感謝しますわね。(^^)
まあ、止まってからが本当の仕事になります。
過払い請求があれば過払い金を返還してもらうようにして整理しますし、任意整理・自己破産・個人再生等の一番いい方法を取る訳です。
クレサラ問題は、司法書士が昔から率先してやっていますし、女性司法書士も多く活躍しています。


>>仕事に窮すると悪徳業者の手先になる可能性もあるような・・・?
>>自分次第なのかもしれませんね。

それは、どこの世界のどういう資格者にもあります。
弁護士の懲戒や司法書士の懲戒処分も、年間に数多くありますからね。
職業倫理がありますから、それを守るのは当然でしょう。
「士(さむらい)」業は、言葉どおり、武士は食わねど高楊枝といった面があります。

40歳を過ぎて、司法書士の資格を取ろうとするのだと、もう時間がないですよ。
一般的に言えば、老化によって物覚えが悪くなるし、急いで勉強した方がいいです。
「司法書士 勉強」とかで検索すれば、色々な司法書士受験関連のHPが出ますから、そういう掲示板を見てみるのも参考になるでしょう。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりすみません。
具体的かつ親身なご回答ありがとうございます。
法律には元々興味はあったのですが、試験の難しさ+仕事内容にもやっていけるものかどうかという点で、迷っています。
迷ってる時間もないのですが。

まずは現状の仕事を頑張りながら、もうすこし情報収集したいと思います。

ありがとうございました!

お礼日時:2005/10/20 09:45

>>とりあえず、合格して地元の司法書士会に履歴書を送れば、法律事務所から連絡がきて何とかなる!という意見があったのですが・・・



私は、そのアドバイスは知りませんが、人を惑わすような意見は困りますねぇ。
常識から考えても、資格を取って待っていたら向こうから連絡が来る・・・なんてはずがないじゃないですか。(^^;)

確かに司法書士会に履歴書を送れば、名簿には載せてくれます。
補助者を募集している事務所は、司法書士会に問合せたりします。
そういう事では何とかなるのかも知れませんが「合格してから」というのは、逆効果になると思いますよ。
つまり、合格している人は、独立開業の準備として仕事を覚える為に自分の事務所に勤めたいのだな?と司法書士は疑います。
仕事を覚えられてその地域で独立されれば、客も少なからず持って逃げられるでしょう。
経営者としては、そういう人を雇いたいと思いますか?
大都市の大きな事務所ならともかく、地方都市ではそういう考え方の事務所が多いはずです。


>>それにしても年齢や性別(女)で、難しかったりするものなのでしょうか?

年齢的には若い方がいいし、性別は女性の方がいい。
なぜなら、給料の面があるから。
当然ながら経営者としては、給料は安くすむ方がいいでしょう。
男性で妻子がいると、生活がかかってるから給料も高くする必要がありますからねぇ。

司法書士(=経営者)の身勝手な論理(=正直な話)では、頭が良くて、若くて給料をあまり払わなくてすみ、司法書士試験を受けても合格しない人がいい訳です。
合格して開業されると、弟子の方が流行って先生の事務所が没落するというのはよくある事です。


>>自分の強みとしては、英語がそこそこできる(TOEIC800点)くらいなのですが、これも地方だと余り関係ないものなのでしょうか?

地方でというより、司法書士業務には英語は関係ありません。
まあ、アメリカの公証人の文書を訳す位だけど、そういうのも辞書を引けばわかるし、面倒なやつは翻訳会社に出せば事足ります。
英語を活用するのなら、司法書士事務所でなくて、国際関係の仕事を扱っている弁護士事務所又は弁理士事務所に勤めた方がいいでしょう。
もっともそういう所は縁故が多いでしょうが。。。


>>予備校の説明は、ちょっとバラ色すぎるようで。

予備校の説明が一概に嘘とは言えないでしょうが、うまい話には気をつけましょう。(^^)
開業する気がないのなら、多額の授業料を払って苦労してまで取得する資格ではありませんね。
基本的に、司法書士は独立開業の資格です。
又、個人差はありますが、開業しても軌道に乗せるまでに4~5年は苦労しますよ。

他に聞きたい事があれば補足に書いて下さい。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
合格すれば云々というのは、就職の斡旋みたいなこともやってくれる予備校もある・・・という話だったかも・・・
あいまいですみません。

不安なのは、試験の難しさもさることながら、開業後の苦労です。
自分の性格的な面もありますが、仕事内容も一言で言えば、多重債務処理や低額訴訟など、弁護士が避けがちな?労多くして実り少なし・・・で、それでも仕事を選ばなければ、なんとか食べてはいける・・・ということなのかな?と。

英語云々については、開業にあたって、得意分野を持って地道に活動という中で、たとえば、外国人がらみの手続き等などで、活路を見出すこともできるのでは?というアドバイスがあったからです。
しかし首都圏ならともかく、地方ではどうなのかな?と。

地裁の書記官をやっている友人も、試験の大変さのワリには仕事内容や報酬が報われないという意味で、余りオススメではないと言ってました。

本当になりたければ、人がなんと言おうがやるハズなのですが、そこまでのモチベーションが自分にまだないにもかかわらず、Uターン就職の選択肢として考えているのが
甘いんだろうなとは思ってます。

すみません。実際に司法書士の方が読まれたら不快かもしれませんね。
司法書士という仕事の喜びややりがいなど、教えていただけたら幸いです。

補足日時:2005/10/09 23:44
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