プロが教えるわが家の防犯対策術!

今朝、知人の娘(中学生)が交通事故でまぶたの上と、額をメガネで切ってしまいました。
救急車で診療所に搬送され、まぶたの傷(2センチ×2センチ、カギ状)の中の割れたレンズを取り除き、その場で8針縫いました。
明日、治療した場所を見せに行くことになってますが、そのまま通院すれば形成外科への紹介はないのでしょうか?
また、形成に行くとしたらどのタイミングで行けばよいのでしょうか?
女の子なので傷の残り方が気になります。
診療所の医師は一応外科が専門です。

A 回答 (1件)

実際の運用と本来の健康保険の規約とは少し差があるのは事実ですが、健康保険上の『実生活に問題が無い』という解釈と我々が感じる『美容的にキズが目立たない』という解釈には本来数段の違いがあります。


幸いにして、初期の治療で目立たないキレイなキズになれば問題がないのですが、そうでない場合、明らかなケロイド(顔面であればほぼ保険が適応されます。色々な理由をつけて)とかでない限り、健康保険範囲内で再治療というのは難しい場合が多いのです。万人が見て醜悪だというもの以外は…健康保険範囲内で治療が完結しても、キズについて満足できない場合は、美容目的での治療となります。

交通事故の場合は、元々健康保険を使うわけではないのですが、治療のレベルは健康保険のレベルに準じて行うのが実情です。ですから、事故後の治療によって女性の顔面としては満足できないキズ痕となる場合もありえるのです。

そういう場合は、一旦ケガとしての治療は終了した扱いとなり、その後で美容目的での治療となってしまいます。この部分の治療費も含めて、慰謝料などの計算が行われる場合もありますから、治療経過中にも保険会社と十分に相談なさらないといけません(実際はこの部分を巡っての訴訟とかもあります)。

形成外科的な治療のタイミングですが、基本的には前の治療による抜糸などが全て完了し、局所の肉芽形成が止まり、キズが落ち着いてから検討する場合が大半です。これに数ヶ月以上かける場合が多いです。実際間を空けることに関しては問題はありません。十分に検討する時間はあります。なぜ間を空けるかというと、修復途上の皮膚で癒着が強いと、それだけで治療にかかる手間が増えると共に、組織へのダメージが大きく、結果として周囲組織に瘢痕を残したりして、美醜に影響を及ぼすからです。形成外科的な治療、美容外科的な治療は、事故直後の状況か、こうやって逆に間をあけるかのどちらかというのが一般的です。

以上、美容外科の観点から。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。補償の件は全く考えていませんでしたので、大変助かりました。
顔の件ですが、最初から形成での治療にはならないのですね。本人の動揺がおさまってから上手く伝えたいと思います。

お礼日時:2001/11/19 08:20

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